2014年7月のアーカイブ

「たんこうスケッチツアー」開催しました

投稿日 2014-07-31

 7月27日(土)は、「思い出の炭鉱写真展」関連企画、「たんこうスケッチツアー」を行いました。美唄にある炭鉱遺産を描くことで、美唄の歴史や炭鉱について理解を深めてもらおうという企画です。アルテピアッツァ美唄から車で5分ほどの我路ファミリー公園にある安田侃さんの彫刻「炭山之碑(やまのひ)」や、炭鉱メモリアル森林公園の「立坑やぐら」、炭鉱旺盛期に“花街”として栄えた我路地区にある「我路郵便局」、元炭鉱町の小学校で、現在アルテピアッツァ美唄の一部である「栄小学校校舎」などを描きました。

 小学生の部では、炭鉱があった頃に“山神祭”というお祭りで実際に使用されていた法被や鉢巻が、地元の有志の方から参加者の子どもたちにプレゼントされました。このサプライズには子どもたちも大喜び!その後のスケッチも、ツアーが終わったあとにも法被を着たままだった子もいたほどです。かつて、地底深くでたくさんの人が命懸けで石炭を掘っていたことや、炭山(ヤマ)には多くの人の日々の営みがあったことを知り、描くことで、参加者にとって炭鉱の記憶に向き合う時間になりました。

 さて、明日8月1日(金)からは、アルテピアッツァ美唄2階ギャラリーで「思い出の炭鉱写真展」を開催します(詳しくはこちら)。炭鉱があった頃の大きな地図を会場内にご用意します。皆様の思い出を共有し、地図上で交流が深まることが目的です。
 展示の詳細は、後日ブログでお知らせします。皆様のお越しをお待ちしております!
 

ハスカップ摘み

投稿日 2014-07-30

 カフェアルテですっかり定番となった、「ベリージャムソフトクリーム」。ソフトクリームの上に、美唄産の季節のベリーを使った手作りジャムをかけた、夏期限定のデザートです。
 先日、スタッフがジャムに使う美唄特産の「ハスカップ」を摘みに、いつもお世話になっている農家さんの畑にお邪魔しました。「毎日とってあげないと、熟してどんどん落ちちゃうから・・・」と農家さんはてきぱきと実を収穫。私たちスタッフも実をつぶさないように慎重に収穫作業を行いました。丸かったり細長かったり、甘みが強いものや、渋味を感じるもの・・・、ハスカップも種類で色々な味や形があり、「実際に収穫してみることで新たな発見があるんじゃないかしら」という農家さんの言葉に、うなずくばかりでした。
 農家さんの愛情がこもったハスカップを使ったベリージャムソフトクリーム。是非一度ご賞味ください。

今週末は札幌のイベントに参加します!

投稿日 2014-07-28

7月28日 先週末は雨でしたが、今日は朝から晴れ間が見え、彫刻に光が差し、緑もいっそう映えています。

 さて、8月2日(土)、毎年この時期にお誘いいただいている、札幌で開催される夏のイベント「sapporo55夏祭り」に、アルテピアッツァ美唄も参加させていただきます。
 アルテピアッツァ美唄の雰囲気が少しでもお伝えできればと、アルテのブースでは、写真を展示したり、今年の5月にリニューアルした「アルテ通信」を来場のみなさんにお渡しするほか、アルテの新グッズ「トートバッグ」も札幌で初めて販売いたします。「アルテの魅力を少しでも知人に伝えたい」という方や、「なかなかアルテに行けなくて」という札幌近郊のみなさん、会場でお待ちしております。

 その他にも、美唄の郷土料理「とりめし」の販売や、射的などのゲームコーナー、コンサートなども開催されますので、どうぞご家族で遊びにきてください!

「sapporo55夏祭り2014」
 ■場所:札幌市中央区北5西5 sapporo55 1階 インナーガーデン
      (紀伊國屋書店札幌本店入口前)
 ■日時:8月2日(土) 10:00~17:30(ブースの出店は16:00まで)
 ■主催:sapporo55夏祭り2014実行委員会 

PMF2014美唄公演アンサンブル演奏会

投稿日 2014-07-25

7月21日 7月三連休の最終日、21日(月・祝)の午後、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)2014美唄公演アンサンブル演奏会」(PMF組織委員会主催)が開催されました。
 一昨年、去年と開催したアルテピアッツァ美唄での公演は「彫刻と自然とクラシック音楽が融合するコンサート」として、ご好評いただき、3回目となる今回は当日券も売り切れるほどの大盛況!
 世界から集まった若手音楽家から成る「PMFオーケストラ・メンバー」のみなさんは、デンマークの作曲家・ニールセンの「木管五重奏曲」、アメリカ現代音楽のパイオニアとして知られるアイヴズの「弦楽四重奏曲」、18世紀を代表する音楽家・モーツァルトの「弦楽五重奏曲」など、心地よい緊張の中で、素晴らしい演奏を聞かせてくださいました。
 その音色に引き寄せられ、会場であったアートスペースの近くに座ったり、寝転んだりしながら、窓からもれてくる音楽に耳を澄ませている方もたくさんいらっしゃいました。
   PMFオーケストラ・メンバーのみなさん、今年も素敵なコンサートをありがとうございました。

「安田侃の『こころを彫る授業』」、開催しました。

投稿日 2014-07-23

安田侃の「こころを彫る授業」 7月19~21日の3日間、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)で、「安田侃の『こころを彫る授業』」を開催しました。美唄市、札幌市、小樽市…と北海道内各地から、そして、東京、神奈川、静岡と北海道外からの参加者もいらっしゃいました。

 「自分の『こころ』を見たことがある人はいる?触れたことのある人は?」と、彫刻家・安田侃さんから参加者のみなさんへの問いで、授業はスタート。「こころを彫る」ことについて、彫刻の材料となるイタリアの白大理石のこと、道具の使い方などのお話を聞いたあと、それぞれ自分の「石」と向き合います。天気が良かったので、彫刻のための作業台をストゥディオから外へ持ち出し、自分の場所を見つけて、彫っている方も多くいらっしゃいました。
 時々、手を休めて、アルテの中を散策したり、カフェで休憩したりしながら、みなさんそれぞれのペースで自分の“こころ”をかたちにしていました。今回、参加者の中には中学生や小学生の姿も。安田さんに話しかけられると、やや緊張しながらも、真剣に耳を傾けていましたよ。

安田侃の「こころを彫る授業」 「これだけ、職業も年齢も好みもバラバラの人たちが集まって、同じことをする(石を彫る)教室なんて、なかなか無いよ。石を前にすれば、誰でも同じ、ひとりの“人”なんです。」と安田さん。それぞれ自分の石を集中して彫っていても、不思議と仲良くなるようで、授業のあと、参加者同士が集って、カフェでテーブルを囲む楽しそうな姿も見られました。

 ご参加いただきましたみなさん、授業のお手伝いをしてくださったみなさん、ありがとうございました。安田侃さんによる「こころを彫る授業」は不定期に開催していますので、次回開催が決まりましたら、ホームページやブログでお知らせします。また、来月、8月2日(土)、3日(日)はアルテスタッフが担当する「こころを彫る授業」を開催します。こちらもぜひご参加ください。

アルテの四季コンサート 2014 夏

投稿日 2014-07-21

7月19日 7月19日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「アルテの四季コンサート 2014 夏」が開催されました。「アルテピアッツァ美唄で、四季を感じながら音楽を楽しんでもらえたら」と、美唄出身・在住のギタリストである岸孝志さんが企画したこのコンサート、今回の出演者は岸さんを含め皆、北海道出身のアーティストが揃いました。
 美唄出身で、現在東京で活動されている歌手・金子喜美(きみ)さんは「ずっとアルテで歌いたいと思っていた。今日はとても嬉しい!」と、感情を爆発させるように、誰もが知るカバー曲からオリジナル曲まで、パワフルな歌声を聞かせてくださいました。
 続いて出演されたのは、札幌出身で、現在世界各地でコンサートをされているギタリスト・谷本光さん。

7月19日

谷本さんのギター奏法はバラエティに富み、三味線の音やアフリカの打楽器の音、スティールパンの音…などなど、同じギターから繰り出されるとは思えないほどの様々な音の響きに、会場のみなさんから驚きと感嘆の声が漏れていました。途中、ステージを離れ、間近でそのギターの弾き方を見られるようにと、客席を回りながら演奏するパフォーマンスも披露してくださいました。

 最後、歌とギター、3人揃ってのステージには客席から大きな拍手が起こっていました。北海道が生んだアーティストたちの爽やかなエネルギーに満ちた、夏の夕暮れにぴったりのコンサートでした。岸さん、金子さん、谷本さん、ありがとうございました!

BIBAIでアート

投稿日 2014-07-19

7月19日 「今日から三連休」という方も多いのではないでしょうか。みなさま、いかがお過ごしですか?アルテピアッツァ美唄ではこの三連休、ストゥディオアルテ(体験工房)では安田侃さんが講師を務める「こころを彫る授業」が開催され、アートスペース(旧体育館)ではコンサート、ギャラリーでは展覧会も始まり、たくさんの方が訪れています。
 今日から木造校舎2階ギャラリーで始まりました「BIBAIでアート」は、京都造形大学陶&染織コース卒業生のみなさまと美唄陶芸グループのみなさまによるグループ展です。陶芸、染織物の18名の作家さんの作品がずらりと(陶芸だけでも40点以上!)並んでいます。それぞれに個性があり、自分の”お気に入り”のひとつを見つけるのも楽しいです。
 会期中は作家さんが日替わりで会場にいらっしゃいますので、作品のお話をいろいろ聞くこともできそうですよ。みなさま、お誘い合わせのうえ、ぜひご覧ください。27日(日)までの展示。※22日(火)は休館日です。

8月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-07-16

7月16日 美唄は天気の良い日が続いています。午前中の早い時間、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーには光が射し、白大理石の彫刻を柔らかく照らしています。
 さて、ここで、8月の「こころを彫る授業」のご案内です。8月は2日(土)、3日(日)の2日間で行います。

◆日にち:8月2日(土)、8月3日(日)※1日のみの参加も可能。
◆時間:10:00~16:00
◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)
◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。
 昼食は持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。

 授業のお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー※(0126-63-3137)までお願いします。※火曜日(休館日)を除く、9:00~17:00。

 そして、いよいよ今週末19日(土)から3日間「安田侃の『こころを彫る授業』」が開催されます。参加お申込みされている方は楽しみにいらしてくださいね!

言葉では

投稿日 2014-07-13

7月13日 「近くまで来たから、よく知らないままなんとなくここ(アルテピアッツァ美唄)に立ち寄ったら、別世界に迷い込んだようで、頭の整理がつかないけれど、鳥肌が立って…これって感動してるってことかな?」というのは、先日1人でアルテを訪れた男性の言葉。
 「幼稚園があって、古い校舎があって、その中にも彫刻があって…言葉にすると、それだけなんだけど、違うんだよな~」と少し興奮気味に話してくださいました。

 たしかに、時々「アルテのこと、言葉では伝えきれないから、連れてきちゃった!」と、お友達やお知り合いと一緒にアルテを再訪してくださる方がいらっしゃいます。この空間には、言葉にできなくても、訪れると感じる“何か”があります。「“何か”ってなぁに?」という方、ぜひ一度アルテピアッツァ美唄にいらしてください。アルテの空間はいつでもゆったりとみなさまをお待ちしています。

「たんこうスケッチツアー」のお知らせ

投稿日 2014-07-10

  7月も中盤に入り夏休みも目前に迫ってきました。なにをしようか、どこに行こうか、子どもたちはわくわくしているころでしょうか?今回は8月に開催する「思い出の炭鉱写真展」の関連企画、「たんこうスケッチツアー」のおしらせです。
 ツアーでは、アルテ周辺の美唄の炭鉱遺産をめぐりながら、スケッチを行います。スケッチは絵画の先生が丁寧にポイントを教えてくれるので、どう描いていいかわからないよ、という子も安心です。ツアーの合間には美唄の炭鉱のことがわかる解説もあります。美唄のまちを支えた「炭鉱」のことを知る機会です。夏休みの自由研究にもおすすめですよ!
 午前中は小学生限定ですが、午後からは全年齢対象です。午後の部は、スケッチブックではなく、炭鉱遺産を絵手紙にしたためます。お父さん・お母さんも一緒に参加可能なので、ご家族みなさんで、夏の思い出作りはいかがでしょうか?
 みなさまの参加をお待ちしております!ご予約・お問合せはアルテピアッツァ美唄ギャラリーまで。
■日 時     2014年7月27日(日) ①9:30~ ②14:00~     
■集合場所    アートスペース(体育館)横
■対 象     ①小学生 ②全年齢 
■参加費     ①700円 ②1500円
■定 員     ①25名  ③30名
■持ち物     ①飲み物、動きやすい服装、クーピー、クレヨンなど ②飲み物、動きやすい服装
         ※スケッチブック、画仙紙などはこちらで用意します。
■申込締切    ①②7月24日(木)
■主催・お問合せ 認定NPO法人 アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

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