氷の華

投稿日 2006-01-08

 昨年末からずぅ~っと厳しいシバレが続いています。室内でも吐く息が白いのですから相当なものです。シバレがきついことが原因で起こる小さな弊害もありますが、窓ガラスに氷の華(?)が咲くのは、こういう朝に限ります。毎朝思うことですが、自然が作るものの不思議さと美しさには本当に驚かされます。                                            当たり前のことと云ってしまえばそれまでですが、ふたつと同じ形はありませんし、窓に陽の光が当たれば儚く消えてしまうのです。それでも、また明日の朝までにどんどん冷え込めば、昨日のそれとはまったく違った見事な形を作っているのです。                                                           そんな自然の造形を発見するのも、早朝のアルテピアッツァの密やかな楽しみのひとつです。

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  1. 寒い冬に起こるちょっとしたステキな現象ですね。冬の寒さにめげる時もありますが冬ならではのステキな事がありますね。

    Comment by hara — 2006年1月8日 @ 11:38 PM

  2.  この現象は英語ではフロスト・フラワーというようです。氷点下20度近くならないと発生しないようで、最近ではこれを撮影にわざわざ高山まで撮影に行くツアーもあるとか。
     美しいものははかなく。しかし、また甦る。冬のアルテには自然の生命を感じる営みがこんな形で現れます。

    Comment by 都会で出た熊 — 2006年1月11日 @ 11:33 AM

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