ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、糸原ムギさんによる個展「-cocoon- 糸原ムギ Exhibition」を開催中です。羽根や羊毛、植物の種、花びらなど繊細な素材を使った立体作品が展示されています。
最初の展示室にはいって、すぐに出合うのが大きな白い「かたまり」。その存在感の強さにひかれて、近くによって見てみると、たくさんの小さな紙がついていて、すべて同じ“ある言葉”が書かれています。
もうひとつの展示室には、「羽根」をまとった作品たち。視線を上げると、壁には羽根が舞っているような絵画があります。そのほかに、木や石や糸を用いて創られた作品もあります。
それぞれの作品に一切説明はありません。イメージをつなぎながら、展示室をゆっくりと静かに歩きながら見たい作品展です。アルテのギャラリーの窓から吹き込む風が良い、とおっしゃる糸原さん。ぜひ、風を感じながら作品をご覧ください。9月1日(日)までの展示です。