美術の授業をアルテで

投稿日 2013-10-03

 昨日、今日とアルテピアッツァ美唄には美唄市内の中学生が訪れてくれました。午前中いっぱい使って行う美術の授業で、毎年恒例となりつつあります。まずは、アルテのスタッフがどこにどんな彫刻があるか、案内しました。途中から「あっちにも彫刻がある!」「向こうにも行ってみたい~」と生徒たちは彫刻に導かれるように散策していました。

 ひととおり、アルテの中を歩いて、彫刻を見たあとは、ひとつ自分の好きな彫刻を選んで、スケッチし、それを見ながらねんどで作ってみます。「まん丸に思えても、実はぜんぜん違うからよく見てください」と美術の先生。そのとおり、単純なかたちだと思っても、実は見る角度によってかたちが違う安田侃さんの彫刻です。何度もスケッチと比べながら、微調整をして、一生懸命その「かたち」を再現していました。

 自分の選んだ彫刻に向き合って、1人1人ぐっと集中して挑んでいた姿が印象的でした。他にはなかなか無いこんな美術の授業、この体験が生徒たちの中にどんなふうに残っていくでしょうね。

トラックバックURLhttp://old.artepiazza.jp/blog/wp-trackback.php?p=14227

コメントの投稿

No comments yet.

RSS

PAGE TOP