「炭山の碑」の前で

投稿日 2006-07-16

 今日、北海道を旅行中の約10名の韓国人のみなさんが、安田侃制作の慰霊碑「炭山(やま)の碑」を前に強制労働や炭鉱事故によって亡くなった同胞の魂に花を手向けることになりました。                                                                                                                                      炭都・美唄の哀しい歴史とその魂を解き放とうとした安田さんの想いにも触れ、みなさんに献花用の花が渡されました。この花も、かつて炭鉱住宅が建ち並んでいた空き地などから少しずつ集めたもの、事情を知った界隈の方々がご自宅の花畑の花々を提供してくださって集まったものですし、その花々を使って花束をつくることにも多くの方の助けがありました。                                                                                      献花台などの準備や下草刈りに汗を流してくださった方もいます。                                                                   彫刻を介し、大勢の方の気持ちが詰まった清浄な時間が流れました。                                                                                                             

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  1. 韓国人の方々の気持ちがきっと亡くなられた方に通じたのではないかなぁと思います。これからもちょつとサビシイ場所なのでもっと沢山のひとでにぎわえばいいですね!

    Comment by 松ヶ瀬恵子 — 2006年7月31日 @ 5:51 AM

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