口笛のような

投稿日 2015-03-08
3月8日 例年ですと、この時期はまだまだ雪深いのですが、今年はすでに芝生が出てきた地面もあります。とても穏やかな日々なので、近頃アルテピアッツァ美唄の中では、この陽気に反応した動物や植物が動き出している“気配”を感じます。
 午前中、林の中を歩くと、「ピーツピーツ」「チュンチュン」「チチチチ…」…などなど、陽射しに応えるように何種類もの小鳥たちの賑やかな声が聞こえます。中でも、「ヒッ、フー」と、ひときわ澄んでいて、口笛のようにも聞こえる声は、「ウソ」という鳥のさえずり。スズメよりひと回り大きく、頭のてっぺんは黒くて、首の周りが鮮やかな朱色の小鳥です。アルテに来た際には耳を澄ませてみてください。とてもきれいな声ですよ。
 ブロンズの彫刻も、表面についた雪が解けてキラキラと輝いて、なんだかイキイキしているようにも見えました。今年の雪解けはだいぶ早いかもしれません。

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  1. エゾ松林の中の「相響」、球面に温もりが
    感じられます。雪も少し青っぽい。
     エゾ松は水を吸い上げ、呼吸していますね。
    根本がほっこり。

    Comment by いはらしげあき — 2015年3月9日 @ 2:56 PM

  2. いはらしげあきさん
    コメントありがとうございます。
    この陽射しを受けて、植物も動物も少しずつ
    眠りから覚めてきたように感じます。
    はい、雪は木の根元から融けています。

    Comment by NPOスタッフ — 2015年3月9日 @ 4:14 PM

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