さわやかな秋の陽射しが心地よい今日、上杉春雄さんのピアノリサイタルが300人を超す満員のアートスペース(旧体育館)で開催されました。 開演当日の朝にも問い合わせの電話が何本 もかかってくるような人気で、
前売り券は完売。開演間際の会場の状況によっては入場出来るという整理券を手に、多くの方が並んでくださり、上杉人気に嬉しい悲鳴をあげました。 上杉さん自身が「この我侭な(贅沢な)場所でピアノを弾けたら・・と思っていました」と言ってくださった、その想いが溢れる2時間で、観客のみなさんも大満足のひとときだったみたいです。 終演後には安田侃さんとのトークセッションもあり、“アルテピアッツァならでは”のリサイタルでした。 釧路や紋別、道外からのお客さもいらしてくださり、主催者としても大きな喜びをいただいた一日でした。みなさん、どうもありがとうございます。
ほんとうにとてもたくさんのお客様に来ていただいて、コンサートのお世話をさせていただけた者の一人としてもとてもうれしいことです。
クラシック系のコンサートでは、空前のお客様。
これが絶後とならないように、私たちは頑張ってゆきたいと思います。
今朝の「道新」空知版に写真入で記事が載りましたね。
でも、ショパンはプログラムに入っていませんでしたよ(笑)。
上杉さんが前半でおっしゃっていたように、モーツァルトも、ベートーヴェンも、当時は新しい音楽だったのです。
後半に私たちの同時代の作品、日本の作曲家の作品も含めて、演奏していただけたことも
私はとてもよかったと思っています。
いまの時代を伝える音楽が、後の世代にどれだけ伝わってゆくか、それは作品の力によるのだとは思いますが、
いま、その作品を大切に演奏し、聴いてゆくこともまた現代に生きる私たちの役割のように思います。
アルテピアッツァという空間にふさわしいコンサートをありがとうございました。
上杉さんと、きてくださった多くの方々と、そして準備に携わってくださったNPOのスタッフの方々に心から感謝します。
Comment by びばいのゴーシュ — 2006年10月4日 @ 8:57 AM