今日から、アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリーでは、「ミハイロビッチ・スメルニコフ展」を開催しています。この展示では、ドイツ出身の画家であるミハイロビッチ・スメルニコフ氏(1929年-2002年)のスケッチや手紙、日記などが展示されています…が、実は、このミハイロビッチさん、造形作家・のぞえきょうこさんが創り出した架空の作家なのです。
そのミハイロビッチさんがどんなモノを見て、感じて、日常を生きて、作品を創り出していったのか…?今回の展示は、それらを想像させる“ヒント”となる、彼の大量のスケッチや思いついた言葉を書き留めたメモなどが並んでいます。 彼の机の上に転がっていたであろうボールペンで、メモ帳サイズの紙にサラサラっと、モノによっては何かを試すように描いたスケッチの数々。ところどころに、短い文章が添えられています。ずらっと並ぶ作品を見終わる頃には、本当に実在する作家にも思えてきて、「ミハイロビッチ・スメルニコフという作家、知ってる?」と誰かに話したくなるような展示です。5月6日(水)正午まで。※4月28日(火)は休館日です。