5月22日(日)「てくてく美唄炭鉱-東美唄フットパス編-」を開催いたしました。
晴天の広がる中、22名の方が参加してくださいました。かつて石炭を運ぶために敷かれた美唄鉄道線の旧東明駅から出発し、我路ファミリー公園までの往復およそ10kmを歩きました。
コースは美唄鉄道線の、線路だった場所を整備した美唄市サイクリングロード。当時の駅のホーム跡や、選炭場の一部を見ることができました。昔、この地域に住んでいたアルテのスタッフと一緒に歩き、「ここにはみんなが入りに来ていた温泉があった」ことや「炭鉱住宅の長屋が何軒もあった」ことなど、人で溢れ賑わっていた当時の話を聞くことができました。参加者の中には昔東明地区に住んでいた方もいて、話を聞きながら終始懐かしんでいる様子でした。
道中では遅咲きの八重桜が咲いていたり、キツネが姿を見せたりと、炭鉱遺産と自然を満喫できた散策となりました。 最後に旧東明駅に戻ってくると、東明駅保存会の方々が特別に駅舎内を見せてくださいました。構内には、実際に走っていた鉄道の資料や、当時の時刻表が残っていたりと、貴重な物に皆さん見入っていました。
次回8月21日(日)には「てくてく美唄炭鉱-三井美唄編-」として、南美唄地区の炭鉱跡を辿るイベントもあります。近くなりましたらHPやブログなどでも告知しますのでぜひご参加ください!