2月17日の砂澤ビッキ展オープニングイベントとして、「樹華」という作品を参加者で作りましょう!と呼びかけていました。おかげさまで最終的には50人ほどの方が参加してくださいまして、イベントとして大変盛り上がったので、そのご報告です。 村所有のこの作品は、普段はおさしまエコミュージアムおさしまセンターBIKKIYアトリエ3モアで公開しているのですが、これまでに2度、筬島以外の場所で参加者と共に制作をしているそうで、今回が3度目だったそうです。 イタヤの台座にやなぎを枝を差し込みながら作る「樹華」。
最終的な形に大きな影響を及ぼす大切な最初の数本は河上館長が作ってくださり、簡単な説明のあと一斉に作り始めたのですが、参加者のみなさんがあまりに夢中になって作るので本当にあっという間に完成したのです。
みるみるうちに約300本の枝が見事な樹の華となって咲きました。 当時ビッキが何を思いながらこの花を咲かせたのかを知ることは難しいですが、私たちは純粋に木に触れること、そしてどんどん「かたち」が出来てゆくことを楽しんだひとときでした。 当然のことながら、皆で作った「樹華」も会期中展示空間で堂々と立っていますので、こちらもお楽しみ下さい。