2月13日の夕方、美唄市役所内で「彫刻の保存修復、最前線!?」と題した報告会がありました。
文化財修復士の資格を持つNPO法人アルテピアッツァびばいのスタッフが、昨年秋にイタリアの学会にて、アルテピアッツァ美唄での彫刻の保全例を紹介させていただきました。今回の報告会は、そこで報告した内容やその学会で得たものを美唄市民をはじめとする多くの皆さまと共有しようと、企画されたものです。
当日は美唄市内外から44名の方が参加されました。イタリアでの彫刻修復の考え方と現状について、そして、アルテピアッツァ美唄での日々の彫刻管理についてもお話ししました。
最後に「日々の地道な清掃こそが、実は彫刻を守るために最も大切なこと」とお話しましたように、これからも私たちNPO法人アルテピアッツァびばいは、毎日コツコツと彫刻を清掃しながら、小さな変化にいち早く気付き、対応できるように目を配っていきたいと思います。