12月6日の夕刻に美唄市内の教会でマンフレード神父さまのお話があることは先日お知らせしました。当日は、朝からずぅ~っと雪が降る静かな夜で、私たちアルテピアッツァのスタッフは楽しみに伺いました。他にもお話しを聞きにいらした方がいらっしゃいましたが、「神父さまのお話是非聞きたかったけど、どうしても外せない用事があって」とか、東京にお住まいで無理だったとか、「でも聞いてみたかった」という言葉をずいぶん聞きましたので、どんなお話しだったかを、安田侃さんのHP上の「アルテピアッツァ便り」で紹介させていただきました。興味のある方は是非一読ください。 神父さま自身がその散歩のことを「祈りの旅」とおっしゃっていましたが、その一端でも伝われば…と思います。美唄市民が語るアルテピアッツァ。しかも「アルテピアッツァ、素晴らしいっ!」て。なかなか素敵な夜でしたよ。
「時間をも越えて創っている人と見る人をつなぐものでもあります」というマンフレード神父さまの言葉は芸術作品の本質を突く言葉です。このように感じさせる作品を名作というのです。
人の心は波乱と矛盾に満ちています。だから、立ち止まって考えることが時に必要なのです。その手助けとなるのが、神の教えであり、その教えを表現した芸術作品なのです。人はなぜ悩むのでしょうか。そして苦しむのでしょうか。でも、一緒にそれを悩み、励ましてくれる存在があると、気づけば本来の自分に戻れるのではないでしょうか。
つながることができるという強さ。そのことを感じ取ることです。「天にむすび地につなぐ」。その中に人と作品はあるのです。
Comment by 都会に出た熊 — 2007年12月11日 @ 5:02 PM