21日(日)は冬至。1年のうちで最も夜が長いその日に、アルテピアッツァでは3回目の森語りが開かれました。今回は「読むこと、話すこと」の講師をつとめたり、各地で朗読会も開催している元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さんをゲストにお迎えして、磯田さんと安藤さん、それぞれひとつのお話しを朗読してくださいました。 安藤さんは野坂昭如作「凧になったお母さん」。磯田さんは山本周五郎作「嘘ァつかねえ」です。今回も満員のお客さまが、耳を澄ましてじっと聴き入っていました。
朗読の後は「持ち寄り交流会」。私たち主催者は冬至にちなんで、 「冬至かぼちゃ」を用意しました。せっかくだからお餅もついちゃおう!ということになり、杵臼でぺったんぺったん…。と思っていたのですが、「こころを彫る授業」を終えた安田侃さんの餅つきは、
「どすっ、どすっ」という力強い音が響いていたのが印象的です。 小豆かぼちゃの他にも、大根おろしやきなこ、納豆、クルミあんにお雑煮…。とにかくお餅三昧で楽しんでいただきました。みんさんも次々に餅つきに挑戦してくださったり、お手伝いをしてくださったり、とにかく、みんなの笑顔が輝く素敵な夜でした。