いつも外の天気の様子はちょくちょくお伝えしていますが、実は校舎の中も日々違っています。スポットの位置は変わらないのですが、その日の光の入り方で教室内の彫刻の表情は違います。やわらかく差す光もあれば直接はいる強い光、あるいは曇りの日、毎日同じということがありません。そして刻とともに影が移動し彫刻にそっと影を落とします。西日が強い夕刻は、日の沈みかけのだいだい色が校舎内の廊下に差し込み、ブロンズ彫刻に映えそれは美しい光景になります。この校舎内だけで1日と同じ日はない・・・これがアルテピアッツァの魅力なのです。
清少納言も「春はあけぼの、秋は夕暮れ」と書いていますが、アルテも日の出、日の入り時間が一番趣きある時間です。以前は夏も校舎内の夕方の光が見れましたが、今は幻。では、校舎に差し込む光は太陽の角度が低くなって深く中に差し込む冬が一番美しいのです。
Comment by 都会に出た熊 — 2009年2月13日 @ 4:48 PM