
9月23日
昨日、9月23日は久しぶりにお天気の良い祝日で、アルテピアッツァ美唄にもたくさんのお客様がいらっしゃいました。ずいぶん空気はひんやりとしてきましたが、水の広場の流路や池で遊んでいる子どもたちをまだまだ見かけます。たくましいです。
この日は夕方からアートスペース(旧体育館)で、ライア作りの職人さんで演奏者のひでまるさんを中心とした演奏グループ「森のゆりぶね」の皆さんによる「秋のライアコンサート」が行われました。
「ライア」とは古代ギリシアに起源をもつ、片手に収まるくらいの小さなハープのような弦楽器のことです。森のゆりぶねの皆さんが奏でるライアは、美唄市内の英円楽器という工房で手作りされているもの。その音色はハープともギターとも違う優しい音色で、ちょっとした物音にもすぐかき消されてしまいそうなほど繊細です。アルテでのコンサートではめずらしく“託児”が行われたことにも頷けました。
オリジナルアレンジを加えた「野ばら」「赤とんぼ」「エーデルワイス」などが演奏され、しーんと静まったアートスペースに美しいライアの音色が響きました。最後に、ボーカルを加えて「星に願いを」が演奏されると、じっと目を閉じてその世界に浸っていらっしゃる方も多かったです。「アルテの風景も楽しんで」ということで、窓側にステージを組んで行われた今回のコンサート、だんだんと夕暮れ色に染まるアルテにぴったりのコンサートでした。
アルテピアッツァは大好きな場所のひとつです。秋のライアコンサート、聴かせていただきました。今までここで聴いた、いや、最近のコンサートの中でも最もステキでした。いつもの配置とは違い、窓ごしに見える景色もライアの音色に自然ととけ込んでいました。アンサンブルもうっとりしましたが、ひでまるさんのソロと歌とが本当にぴったりで夢の中にいるようでした。森のゆりぶねさん、ぜひまたここでコンサート、やってくださいね。
Comment by chen — 2011年9月26日 @ 3:58 PM
アートスペースは託児ができるところがあるのですか?
Comment by こすもす — 2011年9月26日 @ 4:12 PM
chen さん
素敵なコメントありがとうございます。
先日のアルテピアッツァでの森のゆりぶね「秋のライアコンサート」を堪能されたのですね。
窓から彫刻と自然を眺めながら、ライアの美しい音色が聞けるコンサート、
ちょっと普通の会場では味わえない空間でしたね。
アルテピアッツァで行われるコンサート、イベントはホームページでもご覧になれます。
また森のゆりぶねさんのコンサートが決まりましたらこちらでもお知らせしますので、
楽しみにお待ち下さい!
http://www.artepiazza.jp/
Comment by NPOアルテ — 2011年9月26日 @ 4:48 PM
こすもす さん
コメント有難うございます。
アートスペースの託児についてですが
今回の森のゆりぶね「秋のライアコンサート」
の主催者の方の配慮で特別にコンサート中のみ託児所を設けていました。
申し訳ございませんが通常開館時には託児所はありませんでご了承下さい。
Comment by NPOアルテ — 2011年9月26日 @ 5:04 PM