
10月2日
10月2日、安田侃さんが「北海道じん肺基金」より依頼を受けて制作し、アルテピアッツァ美唄内に設置された「じん肺根絶の碑」の除幕式が行われました。じん肺訴訟の原告団は炭鉱や金属鉱山で働いていた方々で、美唄市も炭鉱で栄えた歴史があります。今回はご縁があって、このアルテピアッツァ美唄に設置されました。
北海道じん肺基金が主催した除幕式にはじん肺患者やその家族、遺族など関係者の方々約180名が参加されました。この碑について安田さんは「大きく息を吸い込んで呼吸をしている肺をイメージした」とのこと。式の最初、弁護団代表の方の挨拶で「胸いっぱいの呼吸(いき)を・・・・」という言葉を発した瞬間に彫刻にかけられていた幕が風をはらんで膨らみ、その瞬間はまさに彫刻が息を吸ったかのようでした。彫刻から幕が外されると、皆さん彫刻に触れたり、コンコンと軽く叩いたりして、その存在を確かめていらっしゃいました。
ゆったりとしたアルテピアッツァ美唄の空間で大きく息をしているようにも見えるこの彫刻に触れて、訪れる方々にその思いを感じていただければと思います。
昨年秋の除幕式、参加できずかえすがえすも残念です。
記念碑が敷地内にできると聞いて、わざわざアルテ市民になったのに。
せめて、毎年の7月第1土曜日に記念碑の前で開かれるという集いには参加したいと思っています。
Comment by ohgachan — 2012年5月2日 @ 9:31 PM
ohgachanさん
コメントありがとうございます。
昨年のじん肺根絶の碑の建立を機に、アルテ市民ポポロとして、
アルテピアッツァ美唄を応援していただき、ありがとうございます。
是非、7月の集いに参加された際には、碑に触れてみてください。
お待ちしております。
Comment by NPOアルテ — 2012年5月3日 @ 6:23 PM
ありがとうございます。
第1回目の「碑前祭」は、なぜか7月第1土曜日ではなく、今日7月15日(日)10:30から開催されることになったようです。
私もこれから支度をして出かけます。
碑に逢うのが楽しみです。
Comment by ohgachan — 2012年7月15日 @ 6:01 AM
ohgachanさん
本日、「じん肺の集い」にご参加いただいたのですね。
碑が設置されてから、半年以上が経ちましたが、今もなお
「あの碑はどこですか?」とアルテを訪れてくださる方が
いらっしゃいます。またいつでも碑に逢いにいらしてくださいね。
Comment by NPOスタッフ — 2012年7月15日 @ 6:38 PM
今年の碑前祭(正式には「じん肺のつどい」)は、今日8月9日(土)に開催されました。
昨年はあいにくの土砂降りでしたが、今年は打って変わってからりと晴れあがった良い天気で何よりでした(^_^)v
Comment by ohgachan — 2014年8月9日 @ 6:23 PM