ぐるぐる、ぐるぐる。校舎2階のギャラリーから見ると、なにやら円をえがきながら園児たちが回っています。手にはちいさなスコップ。ちょうど雪が積もるまでは池があったあたり、上からみると渦を巻いています。中心に着いたと思ったら今度はみんなで雪を掻きだし始めました。「おいしょ、おいしょ」。小さいからだで一生懸命雪を退かしたあと今度はそこにうずくまり先生と一緒に「いい湯だねぇ」と満足そうな顔。なるほど、みんなで温泉を掘っていたのです。
こうして毎日なにがしか楽しく過ごしている園児たち。気づかされることはいっぱいです。