「空知とドイツの炭鉱遺産写真展」

投稿日 2010-08-09

  猛暑日がつづいています。
ギャラリーでは5日より手前の展示室で「空知とドイツの炭鉱遺産写真展」~未来に生かす炭鉱の記憶、過去、現在そして未来へ~が開催されています。美唄、三笠、赤平など、空知地方の炭鉱遺産(残されているもの、なくなってしまったもの)の写真とドイツ・ルール地方の大きく引き伸ばされた写真を展示。その写真からは“場の記憶”をもつ建物の圧倒的な存在感と、どんどん自然に呑み込まれていく姿が切なく胸に伝わります。NPO法人炭鉱の記憶推進事業団のご協力により、懐かしむ人が訪れる今、開催中。室内には当時家庭で使われていた石炭ストーブもあり、生活の断面を想像することもできます。あわせて上映しているDVDからは、美唄の炭鉱最盛期の様子や炭山(ヤマ)の生活を見ることもできます。38分と見ごたえも十分なので、この機会にゆっくりと鑑賞していただきたいです。18日(水)までの展示。火曜休館。

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