つもっています

投稿日 2012-01-23

 お隣の岩見沢市の降雪量がニュースで取り上げられることが多いこの冬。アルテピアッツァ美唄にも例年にない大量の雪が降り積もっています。

 曇り空で空も白いと、地上ももちろん白い、真っ白な世界。そこにちょこんと顔を出す黒いブロンズの彫刻たち。白い大理石の彫刻はカバーをかぶって冬篭りしていますが、さまざまな雪の表情は彫刻を思い起こさせます。風になでられたなめらかな雪の表面はつるつるした面、ざらざらとした面はノミで削った面。こんな場面でも安田侃さんの彫刻の自然との調和を実感します。

 雪の中をざくざくと歩く方々は子供もさることながら、中年男性がとびきり楽しそう。先日訪れた男性は、散策された後カフェに戻ってくると、にこにこ笑顔で「楽しかった」と一言。踏みしめた雪の感触から、少年の頃を思い返すのでしょうか。一面の雪景色は男性の原風景なんでしょうね。

トラックバックURLhttp://old.artepiazza.jp/blog/wp-trackback.php?p=7015

コメントの投稿

No comments yet.

RSS

PAGE TOP