‘インフォメーション’ カテゴリーアーカイブ

「安田侃 野外彫刻展 ―街に触れるー」はあと2日間です

投稿日 2011-11-18

11月18日 昨日まで降っていた雪は止み、今日の美唄は快晴でした。少し融けた雪の中からひょこっと彫刻が顔を出していて、何だかかわいらしかったです。

 9月3日(土)から札幌で開催しています「安田侃 野外彫刻展 ―街に触れるー」が11月20日(日)で閉幕します。会期中、「札幌での野外彫刻展を見て、アルテピアッツァ美唄に来たよ」という方、反対にいつもアルテに遊びに来てくださる方で「札幌で安田さんの彫刻展、見ていたよ」という方も多くいらっしゃっています。札幌の街の中、美唄の自然の中、それぞれの場所で同時期に安田侃さんの作品がご覧いただける期間も残り2日となりました。もうすでにご覧になった方も多いかと思いますが、閉幕の日まで札幌の街にある彫刻に何度でも出合って、触れて下さい。

 なお、札幌での彫刻展終了後もアルテピアッツァ美唄は通常通り開館しています。これからぐっと寒くなりますので、しっかり防寒対策をしてお越し下さい。また、11月24日(木)は祝日(勤労感謝の日)の翌日ですので休館日です(野外の作品は通常通りご覧いただけます)。ご了承下さい。

萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る

投稿日 2011-11-16
11月16日

11月16日

 昨日から降り続いた雪が積もり、アルテピアッツァ美唄も一面真っ白な雪景色となりました。木造校舎1階栄幼稚園の園児達も積もった雪に大喜びといった様子で、カラフルな上着を着て今日も元気に登園して来ています。
 今日からギャラリーでは「萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る」が開催されています。1981年、夕張新炭鉱でおきた事故の5ヵ月後に、当時写真を学ぶ学生だった萩原さんが夕張を訪れた事がきっかけとなり、以来30年間全国の炭鉱や鉱山跡(ヤマ)を撮り続けています。

11月16日
11月16日

90年代には美唄の炭鉱跡に秋に訪れ、対になって残っている竪坑の姿に惹かれた萩原さん、冬に再訪した時に撮影した雪の中の美しい竪坑の写真も今回展示されています。「恐らくこの雪の中の竪坑の写真がなければ、美唄で写真展を行うことはなかったのではないかと思います。」と、この一枚の写真がかつての炭都美唄での写真展開催のきっかけにもなったようです。他にも長年に渡って萩原さんが撮影されたヤマの写真の数々が木造校舎2階のギャラリーに展示されています。萩原さん会期中は「美唄という町に触れ、もっと知りたい」と、美唄に滞在し、毎日ギャラリーにいらっしゃいますので貴重なお話を伺えるかもしれません。11月30日(水)までです。(火曜休館)
 11月20日(日)にはステゥディオアルテ(体験工房)にてアーティストトークも開催されますので是非ご参加下さい。

■萩原義弘写真展 ヤマに在りヤマへ還る アーティストトーク

萩原義弘(写真家) ゲスト 佐藤友哉(北海道立近代美術館学芸副館長)

■日時      2011年11月20日(日)14時~16時  
■場所      アルテピアッツァ美唄ステゥディオアルテ(カフェアルテ隣接)
■料金      無 料

「生まれた!」

投稿日 2011-11-13

11月13日 「生まれたー!」、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階栄幼稚園の園児たちが突然現れた大きな彫刻を見つけて叫んでいました。実は数日前、アルテに彫刻がひとつ仲間入りしました。木造校舎の近くに設置されたブロンズの「天秘」という作品です。ちょうど園児の胸くらいの高さなので、早速みんなで上によじ登ったり、寝転んだりして、遊んでいましたよ。

 11月末頃からアルテピアッツァ美唄は徐々に冬支度に入ります。野外にある白大理石の彫刻は作品保護のため養生シートで覆ってしまいますが、アルテは通年開館しています。明日、美唄には雪の予報が出ています。早くもうっすらと雪が積った風景が見られるかもしれません。冬のアルテもお楽しみに。 

講演会「安田侃が語る イタリア人生45年」

投稿日 2011-11-10

11月10日 今日は美唄市内にあるアカシヤ幼稚園の園児たちがアルテピアッツァ美唄に遊びに来てくれました。両手いっぱいにモミジやプラタナスの落ち葉を拾ったり、彫刻の間をすり抜けたりして元気に走り回っていましたよ。外の空気はすっかり冷たくなりましたが、太陽の当たるところは暖かくて、気持ちのいい1日でした。

 さて、札幌で行われる北海道日伊協会主催の安田侃さん講演会のお知らせです。この講演会は「イタリア統一150年記念行事」のひとつとして行われます。

 11月16日(水)締切ですが、先着順で定員に達し次第受付終了とのことですので、参加ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。また、講演会終了後、懇親会も予定されています。詳しくは011-241-0345までお問合せ下さい。

  「安田侃が語る イタリア人生45年」

  日 時:2011年11月21日(月) 18時~20時
  場 所:札幌テレビ塔2階大会議室(札幌市中央区大通西1丁目)
  参加費:500円
  主 催:北海道日伊協会、北を語る会
  申込・問合せ: 011-241-0345  ※11月16日(水)締切

安田侃さん講演会のお知らせ

投稿日 2011-11-02

11月2日 11月になりました、朝の寒さも日に日に厳しくなり冬の訪れももうすぐ?かと思っていますがここ数日は天気も良く日中は暖かな日が続いています。
 今朝、山の方から「フューーン・フューーン」と鹿の鳴き声が聞こえてきました。姿はなかなか見えませんが夕方になるとアルテピアッツァの敷地内にも鹿の鳴き声が響いています。その他の動物や昆虫たちも冬支度でしょうか、カフェの周囲ではエゾリスが木から木へと走り回り、毎日なにやら忙しそうにしていますよ。

 さて、東京のイタリア文化会館で開催される安田侃さん講演会のお知らせです。40年前からイタリアに渡り、大理石の産地ピエトラサンタに工房を構え制作している安田さん、イタリアでのエピソードや彫刻のお話等が東京で聴ける機会ですのでお近くの方は是非どうぞ。

「安田侃講演会:時に触れる〜都市空間における彫刻〜」

日時:2011年11月11日(金) 17時30分開演
場所::イタリア文化会館 アニェッリホール
主催:イタリア文化会館、日伊協会

入場無料 / 参加希望の方は、件名「11/11講演会」と共に、氏名・電話番号・参加希望人数を記入の上 eventi.iictokyo@esteri.it までメールにお申し込みください。

詳細はイタリア文化会館 イベントページもご覧ください。

11月10日(木)までです

投稿日 2011-10-28

10月28日 今日のアルテピアッツァ美唄は風が強く、雲がどんどん流れて、ほんの数分のうち明るくなったり、急に暗くなったりとめまぐるしく表情が変わっていました。光の加減で自然も彫刻も見え方が変わるので、どの瞬間も見逃せないくらい。そのせいか、時間をかけてアルテを散策される方も多かったようです。

 現在、木造校舎2階ギャラリーで行われている「GIFT FROM THE SEA 田中由美子個展」会期延長のお知らせです。先日のブログでは「~10月27日(木)まで」とお伝えしていましたが、11月10日(木)まで会期が延長されました。見れば見るほど、その世界に引き込まれる展示です。まだご覧になっていない方はもちろん、ご覧になった方もまたこの機会にご覧いただければと思います。

11月の「こころを彫る授業」と振替休館のお知らせ

投稿日 2011-10-26

10月26日 ここ数日、アルテピアッツァ美唄は雨の日が続いています。今日も朝から冷たい雨が降っていましたが、時折青空が見えると、秋晴れの太陽に照らされた紅葉の木々が輝き、綺麗でした。

 さて、11月の「こころを彫る授業」のお知らせです。前回の授業は金土に開催しましたが、11月は通常通り第一土日に開催します。

◆とき:11月5日(土)、11月6日(日)◆時間:10:00~16:00◆材料費:一般/15,000円(大理石)12,000円(軽石)中学生以下/9,000円(大理石)6,000円(軽石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇お昼は持参していただくか申し込みがあれば別途800円で美唄農家のお母さん達によるこころのこもった昼食「かあさんの味」をご用意しています。

 ご参加希望の方はアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡ください。詳細についてはこちらもご覧ください。

 続いて、振替休館日のお知らせです。11月3日(木)は文化の日。アルテピアッツァ美唄は毎週火曜と祝日の翌日が休館日ですので、11月4日(金)は休館日となります。カフェアルテもお休みですので、よろしくお願いします。通常の休館日と同じように、野外にある彫刻は自由に鑑賞できますので、雪の季節を迎える前に、いつもより静かなアルテをゆっくり散策するのもいいかもしれませんね。

「GIFT FROM THE SEA 田中由美子個展」

投稿日 2011-10-16

10月16日 今日は風の強い1日でした。一時ザーッと雨が降ったこともあり、木々の葉がたくさん落ちて、芝生の上は色とりどりの落ち葉でいっぱいです。今年のアルテの紅葉ピークは少し早いようですので、紅葉を楽しみにされている方はお早めに!

 さて、ただ今木造校舎2階ギャラリーでは「GIFT FROM THE SEA  2011 田中由美子個展」が開催中です。田中さんは札幌在住のアーティストで、テキスタイル作品を制作されています。羊毛や麻などを使った立体作品の中には近くで見てみると「これは何だろう?」と目を奪われる異素材が散りばめられています。それらは海の近くに住んでいた頃に浜辺で集めたもの、森の近くに移ってからそこで拾ったものの数々だそうです。
 一見かわいらしく感じる作品も多いですが、どこかに憂いがあるような、それぞれ物語やメッセージを感じさせる作品ばかり。ゆっくり時間をかけて見ていただきたい作品展です。

 10月27日(木)までの開催です。なお、18日(火)、25日(火)は休館日です。

10月11日(火)は特別開館&中西圭三さんライブ

投稿日 2011-10-07

10月7日 明日から3連休という方も多いのではないでしょうか?北海道では順々に紅葉がはじまっていますね。アルテピアッツァ美唄では、丸い葉っぱの桂の木が徐々に色付いてきました。

 先日のブログでもお伝えしましたが、再度お知らせです。通常アルテピアッツァ美唄は毎週火曜日を休館日としていますが、中西圭三さんのチャリティライブが行われる10月11日(火)は特別開館します!もちろん、カフェアルテも通常営業しますので、ぜひお立ち寄りください。すっかり風が冷たくなりましたが、ギャラリーもカフェも暖かくして皆さまをお迎えします。チャリティライブにつきましては当日券(1000円)も販売予定なので、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。みんなで一緒に楽しみましょう。

 なお、会場となるアートスペースは開館時間中(9時~17時)は鑑賞可能ですが、ライブ準備のため通常の展示状態とは異なりますのでご了承ください。

「じん肺根絶の碑」設置されました

投稿日 2011-10-05

10月2日

 10月2日、安田侃さんが「北海道じん肺基金」より依頼を受けて制作し、アルテピアッツァ美唄内に設置された「じん肺根絶の碑」の除幕式が行われました。じん肺訴訟の原告団は炭鉱や金属鉱山で働いていた方々で、美唄市も炭鉱で栄えた歴史があります。今回はご縁があって、このアルテピアッツァ美唄に設置されました。

 北海道じん肺基金が主催した除幕式にはじん肺患者やその家族、遺族など関係者の方々約180名が参加されました。この碑について安田さんは「大きく息を吸い込んで呼吸をしている肺をイメージした」とのこと。式の最初、弁護団代表の方の挨拶で「胸いっぱいの呼吸(いき)を・・・・」という言葉を発した瞬間に彫刻にかけられていた幕が風をはらんで膨らみ、その瞬間はまさに彫刻が息を吸ったかのようでした。彫刻から幕が外されると、皆さん彫刻に触れたり、コンコンと軽く叩いたりして、その存在を確かめていらっしゃいました。
 ゆったりとしたアルテピアッツァ美唄の空間で大きく息をしているようにも見えるこの彫刻に触れて、訪れる方々にその思いを感じていただければと思います。

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