‘出来事’ カテゴリーアーカイブ

良いお年を

投稿日 2011-12-30

12月30日  皆さまはどんな年の瀬をお迎えでしょうか?今日はアルテピアッツァ美唄、2011年最後の開館日です。

 何かと忙しいこの時期ですが、ここ数日の年末休暇を利用して、アルテを訪れてくださる方も。昨日、兵庫から来訪されたお客様は、何度かアルテに来ていて、その度に「次はもっと長くいよう」と思われていたそうです。この日は閉館時間までゆっくり散策されていました。嬉しいことです。

 2011年、アルテピアッツァ美唄を訪れてくださった皆さま、様々なかたちでアルテを支えてくださった多くの皆さまのおかげで、無事1年を終えることができました。本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

 来年も、訪れる方に「また来たい」と感じていただけるようなアルテピアッツァ美唄を守り続けていきたいと思います。年始は16日(金)から開館いたしますので、よろしくお願いいたします。

 それでは皆さま良いお年をお迎えください。また来年、アルテでお会いしましょう。

 NPO法人アルテピアッツァびばい スタッフ一同

詩と写真のコラボレーション「風の帰り道」

投稿日 2011-12-28

12月28日 今朝は、いつもの平日よりも静かな木造校舎。校舎1階の栄幼稚園の園児たちが約2週間の冬休みに入りました。しばらく園児たちの賑やかな声が校舎内に響かないのは少し寂しいですが、来年また元気いっぱいに登園してくるのが楽しみです。
 さて、木造校舎2階ギャラリーでは今日から札幌在住の鹿田幸年さんと、山内友加里さんによる展示、詩と写真のコラボレーション「風の帰り道」が始まりました。全てモノクロで撮影された鹿田さんの写真に、山内さんの独自の視点で綴られた詩が加わり見事に二人の世界観を作り上げています。いくつもある詩を読み進んでいくと、どんどんと山内さんの言葉に引き込まれ、鹿田さんの写真にふと目を向けると頭の中に情景が浮かんでくるのです。是非ギャラリーに来て体感してみてください。来年1月29日(日)までの開催です。
※会期中、12月31日~1月5日と火曜は休館日です。

美術の授業で

投稿日 2011-10-21

10月20日

 一昨日、昨日と美唄市立美唄中学校の生徒たちが美術の授業でアルテピアッツァ美唄を訪れてくれました。はじめにアルテスタッフと一緒にいくつか安田侃さんの彫刻を巡ってから、それぞれが敷地内を自由に散策し、彫刻を見て、触れて、気に入った作品をスケッチします。
 ほとんどの生徒さんが以前にもアルテピアッツァに来たことがあるそうで、安田さんの彫刻とアルテの空間に慣れ親しんでいるようでした。そのあと、ストゥディオアルテ(体験工房)に戻り、スケッチした彫刻を粘土で制作します。

 さっきまで、彫刻から彫刻へ元気いっぱいに広場を駆け回っていましたが、それぞれ席について粘土をこね、かたちを作り始めるとみんな真剣そのもの。安田さんの彫刻は単純なかたちのようで、見る角度によって違うので、試行錯誤していましたよ。そして、完成した作品たち。模してつくっても、それぞれ個性が出るところがおもしろいですね。彫刻を見て触れて、アルテピアッツァ美唄の空間を体感して、自分の手を動かして作って、あらゆる感覚をつかって芸術を体験できたのではないでしょうか?またいつでもアルテに遊びに来て下さいね。

フルマラソン

投稿日 2011-09-02

9月2日 少し前になりますが、先週の日曜日は「北海道マラソン」がありました。今年、その完走者と入賞者に贈られるメダルのモチーフとなったのが、札幌のJRタワーや東京ミッドタウンにもある安田侃さんの彫刻「妙夢」です。嬉しいことに、北海道マラソンの翌日にはそのメダルをもってアルテピアッツァ美唄を訪れてくれた方が何人かいらっしゃいました。お話を聞いてみると、皆さんそのメダルをきっかけに、アルテに興味を持ってくれたそうです。
 この日は終日穏やかなお天気で、きっとマラソンで疲れた体を休めるには最適だったのではないでしょうか。なかには「アルテピアッツァ美唄についてよく知らずに来ましたけど、いいところですね~癒されます」とのんびり外を歩いたり、彫刻に触れたりして半日以上の時間を過されている方もいらっしゃいました。また次回もアルテに立ち寄って、体も心もほぐしていってくださいね。
 そして、実はアルテのスタッフも1人出場し、みごと完走しました!実際にメダルを手にとって見せてもらうと、ずしりと重く、それは過酷な42.195㎞を走り切ったことの重みのようにも感じました。北海道マラソンに出場された皆様、本当にお疲れ様でした。

修学旅行で

投稿日 2011-05-26
5月22日

5月22日

 今日のアルテピアッツァ美唄は雲ひとつない快晴となり気温もぐんと上がりました。平日でしたが小さなお子様連れのご家族が水の広場で遊ぶ姿が早くも見られ、大理石の上を流れる冷たい水に足を入れているのが気持ち良さそうでした。もう少し暖かくなると木造校舎1階栄幼稚園の園児たちも水の広場の池で遊び、賑やかな声がアルテに響きます。
 先日5月22日の日曜日に大阪から北海道へ修学旅行で来ていた中学生およそ30名がアルテピアッツァを訪れてくれました。元気いっぱいの中学生、アルテに入るなりみんな嬉しそうに彫刻に触れ、自然とも触れあい2時間の滞在時間はあっという間の様でした。また、今日は研修旅行で札幌の中央区にある光塩学園調理製菓専門学校の生徒約170名が午前中に来て下さりアルテ内は学生達で賑やかに、短い時間の滞在でしたが暖かな日差しの中あっちの彫刻、こっちの彫刻と駆け回って見ていました。

5月26日

5月26日

 遠く大阪から来た中学生、札幌の専門学校の生徒達、どちらの皆さんも本当に素直なこころで彫刻に触れ合い、楽しんでくれている姿を見ていて、アルテピアッツァ美唄に携わるNPOスタッフとしても大変嬉しく思いました。また近くまで来た際には是非立ち寄ってみてくださいね。

Mayumi,W (allo?) 写真展「air」

投稿日 2011-05-16
5月16日

5月16日

 木造校舎2階にあるアルテピアッツァ美唄のギャラリーでは5月14日(土)からMayumi,W (allo?) 写真展「air」が開催中です。札幌で写真にまつわる活動をされている作家のwatanabeさん、今回はアルテがお気に入りと2年ぶりの個展を開催して下さいました。「何気ない毎日こそ美しい―日々の暮らしの中にあるささやかで美しい瞬間たち」をテーマに2教室に展示されています。空の青や花々、カフェでの時間など日常の風景の一コマを撮影された写真たち、そこにはふとした瞬間の美しい光景が広がっていてとっても綺麗なのです。展示室Bでは「写真でくつろぐ」をテーマに写真雑貨や小作品などを椅子に座りながらゆっくりと鑑賞する事もできますよ。展示全体がとても心地のいい空間になっていますのでみなさん是非お越し下さい。5月22日(日)までです。※火曜休館

ワークショップ

ワークショップ

 5月14日(土)にはカフェアルテとなりの体験工房でwatanabeさんが企画された写真を使ったワークショップ「アルバム作ろうの会」も開催され、終始和やかな会場で参加された方みなさんは楽しい時間を過ごされていました。※この日に作成したアルバムは展示会場に置いてあります。
作家HP http://www.allo-japon.com/

池田聡ぶらりツアーin美唄

投稿日 2011-04-18

 少し前の話になりますが、4月13日(水)アートスペースで「池田聡ぶらりツアー」が行われました。池田さんが弾語りスタイルで歌うツアーで、今回は美唄在住アーティストの岸孝志さんの協力によってアルテピアッツァでも開催されました。開演から次々と披露される名曲や楽しいトークで会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。途中、池田さんが震災についての思いを話され、被災地支援の為のチャリティアルバムへ参加した楽曲「welcome home」を「願いを込めて歌います」と心に響く歌を披露して下さいました。美唄アーティストの岸さんとの共演もあり3時間にもおよんだ今回のコンサート、アルテピアッツァ美唄の静かな夜に池田さんの美しい歌声が最後まで響き渡りました。

たまご

投稿日 2011-04-08

 午前中は雨模様のアルテピアッツァ美唄でしたが午後には止み、徐々に広がる地面の緑と残雪の白が太陽に照らされていて綺麗でした。日に日に雪も少なくなり、今日からは冬の間カバーで覆われていた野外の白大理石彫刻が本来の白い姿を表しはじめています。
 先日木造校舎2階のギャラリーに「東京から来ました」というご家族がいらして下さいました。孫が「たまご」に会いたいと年に数回校舎を訪れているんですとのこと・・・。たまご?と思っていると小さな女の子がギャラリーに展示している白大理石の「相響」(写真)へと真っ先に駆け出していきました。女の子は彫刻との再会を本当に嬉しそうに何度も何度も触ったり、撫でたりしていました。そんな子供が純粋な気持ちで彫刻と触れ合い、喜ぶ笑顔にはいつも元気をもらっているのです。また会いに来てね!

ぽかぽか

投稿日 2011-03-31

2011年3月31日 今日はぽかぽかと暖かく屋外の彫刻鑑賞や犬の散歩に訪れる方々には絶好の日和です。半年もの間雪の下に埋まっていた地面は土や草木をはじめ、ふきのとうと一緒にようやく顔を出し始めました。この時期ならではでしょうか?雪融けで水かさを増した川の音が遠くから聞こえてきたり、緑の匂いが風にのってうっすら漂っていたりとアルテピアッツァの初春を随所に感じることが出来ました。東北の岩手にも梅の木がつぼみを膨らませ小さな春の訪れが被災者の方々の心を和ませているという報道を聞きました。本格的な春が待ちどおしいですね。
 年度末となる今日、これまで12年間アルテピアッツァ美唄の管理運営に力を尽くしてきたNPO法人スタッフの伊東奈美さんが退職することとなりました。この空間の持つ魅力を人々に伝え変わらずに守り続ける役割を今後も一同引き継いで参りたいと思いますので宜しくお願い致します。

まだ続く冬

投稿日 2011-03-23

  少しずつ雪どけが進んでいたかと思われたアルテピアッツァ美唄も今日は新たな積雪。
 東日本大震災の被災地にもまだ雪や冷たい雨が降っているのでしょうか。北海道では市民レベルで被災者を支援するネットワークが立ち上がっていますが、自然体験活動をおこなっている「NPO法人ねおす」はすでに岩手県釜石市へ数往復して支援活動をすすめています。現地では、今も不明者の捜索へと懸命に出かけられている方々が、長靴の不足により雪の中を運動靴で歩いていると聞き、NPO法人アルテピアッツァびばいは使っていない長靴10足を届けていただきました。被災地の一日も早い復興を私達も心から願っております。

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