‘出来事’ カテゴリーアーカイブ

美唄弦楽アンサンブル18周年コンサート

投稿日 2015-09-11

9月11日 9月に入り、アルテピアッツァ美唄にある木々も少しずつ色づき始めてきました。「アルテの紅葉の見頃は?」とこの時期に聞かれる事も多くなりますが、例年ですと10月中旬~下旬です。こちらのブログでも、徐々に深くなっていく秋の様子をお伝えできればと思いますので、ぜひお楽しみに。

 さて、少し前の話になりますが、9月6日の日曜日、「美唄弦楽アンサンブル18周年コンサート」がアートスペース(旧体育館)で開かれました。美唄市とその近郊に住む音楽好きな人が集まって1997年に結成された美唄弦楽アンサンブル。18周年を記念した今回の演奏会には、市内外からおよそ70名の方が集まりました。様々な楽器の音色と、美唄弦楽アンサンブルの皆さんの息の合った演奏に、観客の方々も最後までじっと聴き入っていました。
 “芸術の秋”、これからイベントも多くなりますので、ぜひホームページの「イベント」をご覧ください。

彫刻に触れて

投稿日 2015-07-16

7月16日 今日の午前中、アルテピアッツァ美唄を訪れてくださったグループの中に、目の不自由な方が何名かいらっしゃいました。安田侃さんの彫刻作品は触れることができる、と聞いて、ここを訪れてくださったとのこと。
 アルテの中を歩いたり、ベンチに座ってお話したり、アルテ文庫内にある点字の画集を手にしたり…みなさん、思い思いにアルテでの時間を過ごしていらっしゃいました。

 「どの作品も、触ってみてくださいね」とお伝えすると、ひとつひとつの作品を、ゆっくりと全体を包み込むように、確かめるように触れて、「ここは口かな?なんだかワニのような感じがする」「(軽くたたくと音が響くから)金属でできているのかな」「こっちのは、ひんやりして気持ちがいいねぇ」など、感想を言いながら、楽しそうに鑑賞されていたのが印象的でした。またいつでもアルテに遊びにきてくださいね!

平成26年度文化長官表彰授与式

投稿日 2015-07-02

文化長官表彰授与式  今年4月にお伝えしましたとおり、文化芸術の持つ創造性を地域振興、観光・産業振興に活用するなどした自治体に与えられる「平成26年度文化庁長官表彰(文化芸術創造都市部門)」に、松本市(長野県)、松山市(愛媛県)、内子町(愛媛県)と並んで、美唄市(北海道)が選ばれました。この表彰の授与式は、各受彰都市へ文化庁長官が出向いて行われます。先週、アルテピアッツァ美唄にて美唄市への授与式が行われました。

 美唄市の関係者など20名ほどが招待された授与式では、青柳正規文化庁長官から髙橋美唄市長へ表彰状と賞牌の授与があり、髙橋市長は「私たちはこの受彰を機に、芸術文化創造都市の名に恥じないまちづくりをさらに進め、より一層の発展を目指します」とコメントされました。
文化長官表彰授与式 式に併せて、美唄を訪れた青柳長官は宮島沼や炭鉱メモリアル森林公園など美唄市内の各所を巡り、アルテピアッツァ美唄の中も1時間程ご覧になりました。青柳長官はアルテについて、「きちんと整えられた空間に精神性の高い彫刻が置かれている。想像以上に素晴らしい場所で、驚いています」とお話されました。
 芸術文化創造都市・美唄市に相応しい空間であるよう、これからもアルテピアッツァ美唄を守っていこうと思います。

平日のアルテ

投稿日 2015-06-17

6月17日 週末は北海道内外からのお客さまで賑わうアルテピアッツァ美唄ですが、平日は、地域の方々がゆっくり過ごしている風景をよくみかけます。

 今日の午前中は、「ジジジジ…」とエゾハルゼミの声が響く中、「水の広場」近くのプラタナスの下に敷物をしいて、小さなお子さんとお母さんが2組ほど日向ぼっこしていました。子供たちは水に足をつけて遊んだりして、とても楽しそうでした。
 午後、木造校舎1階の栄幼稚園の「かえりの時間」になると、お母さんやお父さんがお迎えに来て、園児たちがアルテの中をあちこち寄り道しながら、帰っていく姿が見えました(遊びに夢中になっている園児たちへ、お母さんが「もう帰るよ~!」と呼びかける声をよく聞きます)。
 こんなふうに、平日はアルテピアッツァ美唄が地域の公園として、幼稚園として、親しまれていることをしみじみと感じます。

 

彫刻、お目見えです。

投稿日 2015-04-08

4月8日 今朝、昨日から降った雪がうっすらと積もりましたが、日中は陽が差し、雪はほとんど融けてなくなりました。
 
 さて、長い間冬篭りに入っていた、屋外にある白大理石の彫刻たちのカバーが外されました。
 カフェアルテの窓から見える、音の広場の彫刻「真無」もそのひとつ。春の訪れとともに、やっと冬篭りを終えた彫刻たち。今か今かとその時を待っていたかのように、目いっぱい呼吸しているように見えます。「水の広場」の池と流路にも水が入り、せせらぎの音が久しぶりにアルテに響いています。
 アルテピアッツァ美唄を訪れた際は、ぜひ、せせらぎに耳を澄ませて、大理石の白い彫刻に触れてみてくださいね。

  

朝霧

投稿日 2015-03-22

3月21日 昨日の朝、アルテピアッツァ美唄は一面、霧に覆われていました。その日、その時にしか見られない、自然と彫刻が創り出す景色にはいつもハッとさせられます。「朝霧が出ると、その日は晴れる」と言われるように、お昼前には太陽が出て、すっきりと晴れ、雪に光が反射して眩しいくらいでした。

 最近は「雪」より「雨」が降ることも多くなってきました。日に日に雪どけが進んで、彫刻の足元の雪もだいぶ無くなりました。この時期は、晴れていてもぬかるんでいるところも多いので、濡れても大丈夫な靴を履いてくると安心ですよ(長靴の貸し出しもしていますので、ご遠慮なくお声かけください)。

「雪虫」?

投稿日 2015-02-22

 気温が高い日が続いています。アルテピアッツァ美唄では、場所によって“かんじき”がなくても雪原の上を歩けるようになっています。雪の表面は昼に融けて、夜にまた凍る・・・を繰り返し、さらさらだった表面が、ざらめのようになってきました。晴れた日は、粒の粗い氷がキラキラ反射して、とても眩しいです。
 先日、散策に来てくださったお客さまから「雪の上に何かいる・・・!」と驚きの声をいただきました。それは、羽蟻のような小さな昆虫でした。調べると、「セッケイカワゲラ」という、-10℃以下でも動くことができる虫で、春に川の上流で産卵後、下流まで流されて冬に孵化し、冬の間雪の上を何キロも歩いて上流まで戻る習性があるそうです。アルテでも毎冬、陽射しを暖かく感じる時期に見られます。

 俳句の世界では「雪虫」という名でありながら、春の季語として用いられるセッケイカワゲラ。旅の途中にアルテへと立ち寄ってくれた彼らに、早くも春を感じてしまいます。

冬の散策

投稿日 2015-02-16

2月16日 冬のアルテピアッツァ美唄では、ソリ滑りをする子どもたちはもちろん、歩くスキーやスノーシューを履いて散策している大人たちもよく見かけます。
 今日は、ネイチャーガイドさんと共に台湾から来たという方々がスノーシューを履いて、アルテの中を歩いていました。しっかり準備運動をしてから、雪上へ。赤や緑のカラフルなウェアが白い雪に映えていました。

 さて、アルテ市民ポポロのみなさまへ「ポポロだより」にてご案内しました、アルテピアッツァ美唄のアーカイブ資料公開について、「いつまでやってるんだっけ?」とお問合せをいただきましたので、改めてお知らせです。2月22日(日)17時まで公開しています。どのようにこの空間が創られ、維持されてきたのか。これまでのアルテの軌跡を、この機会にぜひご覧ください。

薪ストーブ

投稿日 2015-02-11

 冬になると「カフェアルテ」の室内を暖める「薪ストーブ」。静かな店内の中で、ぱちぱちぱち・・・と音を響かせています。
 「この音を聴いていたい」「炎を見ていると気持ちが落ち着く」と、ストーブ近くのソファ席が人気です。
 ここ最近は外国からのお客様も多いのですが、みなさん北海道の冬は身にしみるのでしょうか?店内に入ると、まずはストーブの周りに集まって暖をとり、歓談されます。中には席についたあとも、何度も席とストーブの前を往復しながら、興味深そうに炎を見つめ、記念撮影をされる方もいらっしゃいました。

 さて、ここでひとつ「カフェアルテ」より、お知らせです。冬期限定メニューの「かぼちゃスープ」ですが、今年は大好評につき、まもなく販売終了とさせていただきます。美唄産のかぼちゃ「ぬくもり」を使用した、とても濃厚なスープです。まだ食べてないよ!という方、どうぞお早めに。もう一つの冬期メニュー「ホットミルク」は引き続き販売しております。こちらもほんのり甘くて、身体が温まりますよ。

雪遊び

投稿日 2015-01-18

1月28日 先日、アルテピアッツァ美唄内「ストゥディオアルテ」の入り口のところに、小さな雪だるまが2体、知らぬ間に置かれているのを見つけました。誰が作ってくれたのか?わかりませんが、切り株の上にチョンと座っていました。

 冬の間、アルテには雪遊びをしに来くる子どもたちも多いです。寒さなんて何のその、広ーい雪原を走ったり、跳ねたり、寝転がったり・・・。どっしりと構える大きな彫刻に背中を預けてひと休みする子もいます。時には、子どもに手を引っ張られながら一緒になって楽しそうに遊んでいるお父さんお母さんも。遊具など無くても、自然や彫刻と戯れながら、いろんな“遊び”を見つけて、キャッキャとはしゃいでいます。

 雪遊びで、身体が冷えたかな?と思った時には、「カフェアルテ」へどうぞ。ぱちぱちと音を立てて燃える薪ストーブで店内をしっかり暖めております。子どもたちには別海産の牛乳を使った「ホットミルク(500円)」や、美唄産かぼちゃ「ぬくもり」を使用した「かぼちゃスープ(ポコポコぱん2個付)(600円)」がおススメです。ぜひお立ち寄りください。

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