‘季節’ カテゴリーアーカイブ

第11回アルテの森語り

投稿日 2011-12-25

12月23日 毎回素敵なゲストをお招きし、季節の節目に実施している「アルテの森語り-朗読会-」を23日(金・祝)にカフェアルテで開催しました。開演はいつもより一時間早い16時半、冬至の次の日とあって始まる頃にはカフェの周りはすでに真っ暗です。

 最初のゲストはオーボエ奏者の筒井あやさん。クラシックのヘンデル作曲「私を泣かせてください」などを、オーボエの綺麗な音色にのせて、夕闇のカフェアルテに響かせてくれました。 
 朗読のゲストには、元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さんと、12月23日安藤さんの教室の仲間お二人による「安藤千鶴子とカルチャー教室の仲間たち」です。始めは工藤直子さんのエッセイから、佐々木康子さんによる「キャッ」、続いて木村郭子さんによる「おハツの気分」。それぞれ“ワクワク”“ドキドキ”するようなお話の展開に、皆さんじっくりと耳を傾けていらっしゃいました。続いて、安藤千鶴子さんと佐々木さん、木村さんによる民話「かさこじぞう」。物語に合わせて3人とも半纏(はんてん)を羽織っての登場で、会場の雰囲気も一層盛り上がりました。安藤さんの落ち着いた口調の朗読に、途中地蔵が橇を引く「じょいやさ じょいやさ」などの掛け声を佐々木さん、木村さんが読み、3人の息がぴったりと合っていて、皆さん物語に引き込まれている様子でした。
12月23日 最後は磯田憲一さんによる藤沢周平の「小ぬか雨」。昨年も同じ物語を朗読しましたが、何度聞いても、緊迫した展開に引き寄せられ、じっと世界観に浸ってしまいます。

 そして、朗読会終了後はみなさんお待ちかねの交流会&もちつきです。冬至かぼちゃをはじめ、大勢の方からの差し入れや、搗きたてのおもちなどが並び、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。来場された皆さん、料理などいつもお手伝いして下さる方々、もちつきの準備にご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。また開催が決まりましたらホームページ、ブログでお知らせいたしますのでお楽しみに。

振替休館のお知らせ

投稿日 2011-12-18

 今年の積雪量は、昨年の同じ時期に比べて、3倍ほどだとか。毎朝、アルテピアッツァ美唄の屋外にある彫刻も雪の帽子をかぶっています。冷え込んだ日、外に出て積もった雪を踏みしめると「ギュッ」と「キュッ」の中間のような、何とも言えない音がします。これがなかなか心地よい音で、シーンと静かな冬のアルテを誰かが歩くたびに、「ギュッ、ギュッ、キュッ、キュッ」とリズム良く響いています。

 さて、振替休館のお知らせです。アルテピアッツァ美唄は毎週火曜と祝日の翌日が休館日。12月23日(金・祝)の翌日、12月24日(土)は休館日となります。併せて、カフェアルテもお休みですので、ご了承下さい。25日(日)クリスマスは通常通り開館しています。どうぞ遊びにいらして下さい。

ぺったん、ぺったん

投稿日 2011-12-15

12月15日 12月の中旬になりましたが今年は雪が多いです。昨日は久しぶりに日が射し、穏やかなアルテピアッツァ美唄かと思えば、今日は一日雪が降っていました。
 先日、木造校舎1階栄幼稚園の玄関から「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ~♪」ともちつきをする楽しげな園児の声が響いていました。色とりどりのエプロン姿で、頭には来年の干支「辰」の飾りを被ってもちつきに挑戦しています。小さな手でしっかりと杵を握り、大きな臼に向かって一生懸命に振り上げる園児の姿を、先生やお父さん、お母さんも心配そうに見守っていました。「それっ、ぺったんこ~」と、みんなで声を掛けながら丁寧についたおもち、私達アルテスタッフもお裾分けを頂きました(ありがとうございます!)。とっても美味しかったです。こうした昔ながらの風習が続けられているのは大切な事ですね。
 もちつきといえば、ブログでも先日お伝えした23日(祝)の「アルテの森語り」終了後の交流会でもちつきを予定しています。まだ受け付けしておりますのでみなさんお気軽にご参加下さい。お申し込みはギャラリー(0126)63-3137まで。 ※ 募集は締め切りました。

冬の動物たち

投稿日 2011-12-07

 降り積もる雪が、しっとりと重たい雪からふわっとした雪に変わりました。「ゆきやこんこ」の歌が思わず頭に浮かぶ空模様が続いています。

 この季節もアルテピアッツァ美唄には様々な動物が登場します。先日もカフェアルテの窓からは、エゾシカがひょっこり現れて、ゆうゆうと闊歩しているのが見えました。他にも、カケス、エゾリスなどの小動物が気まぐれに姿を現し、お客様やスタッフを喜ばせてくれています。大体が、ひっそりと姿を隠しているはずの動物たちですが、真っ白な中で姿が映え、小さくても、しっかり分かります。

 姿が見えなくても雪のなかには足跡が。この季節ならではの動物たちのごあいさつです。可愛らしくて、見つける度に「ふふっ」と笑顔になってしまいます。雪が積もると散策が難しいかな?と思ってしましがちですが、こんなかわいい偶然に出会える楽しみもあるんです。

 ギャラリー(木造校舎2階)とカフェでは長靴とかんじきをお貸ししていますのでご入用でしたら、声をおかけください。防寒対策をしっかりと、暖かくしていらしてくださいね。

「生まれた!」

投稿日 2011-11-13

11月13日 「生まれたー!」、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階栄幼稚園の園児たちが突然現れた大きな彫刻を見つけて叫んでいました。実は数日前、アルテに彫刻がひとつ仲間入りしました。木造校舎の近くに設置されたブロンズの「天秘」という作品です。ちょうど園児の胸くらいの高さなので、早速みんなで上によじ登ったり、寝転んだりして、遊んでいましたよ。

 11月末頃からアルテピアッツァ美唄は徐々に冬支度に入ります。野外にある白大理石の彫刻は作品保護のため養生シートで覆ってしまいますが、アルテは通年開館しています。明日、美唄には雪の予報が出ています。早くもうっすらと雪が積った風景が見られるかもしれません。冬のアルテもお楽しみに。 

秋から冬へ

投稿日 2011-11-07

11月7日 今日の美唄は薄曇り。雨の後で空気が澄んでいるからでしょうか、時々日が射して彫刻を照らすと、いつもより彫刻の陰影がくっきりと見えました。

 最近のアルテピアッツァ美唄は周辺の山々の紅葉もピークが終わり、色とりどりの鮮やかな秋から落ち着いた秋の風景へと移っています。時折、ブログでお伝えしていますように、アルテの敷地内をエゾリスが活発に走り回っています。アルテにお越しの際にはカフェアルテの近くにある松林の中を歩いてみて下さい。風も無いのに上の方からはらはらと葉が落ちてきたら、木から木へとエゾリスが飛び移っているところかもしれませんよ。
 また、カケスやシジュウカラ、コゲラといった“冬鳥”も見かけるようになりました。季節は確実に冬へと向かっています。カフェアルテでも冬期メニューの準備を始めました。準備が整いましたら、またブログでお知らせしますね。

落ち葉拾いと・・・

投稿日 2011-10-24

10月24日 紅葉が進むにつれ、10月のクリーン会として、毎朝8時半~10時まで行っている“落ち葉拾い”が本当に欠かせない作業となってきました。いつもボランティアで手伝って下さる皆さま、ありがとうございます。風が吹く度にハラハラハラハラ…と葉が落ちてくるので、放っておくと緑の芝が覆い尽くされてしまいそうなほどです。皆さまにご協力いただきながら、毎日こつこつときれいにしています。

 毎年、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の栄幼稚園の園児たちも1人1つ小さなバケツを持って、落ち葉の集積場まで何往復もして、落ち葉を集めてくれます。先週、わいわいと賑やかな声が聞えるな~と思って見てみると、園庭の隅にもくもくと煙が上がっています。拾い集めた枯れ葉や小枝を燃やして、みんなで“焼きいも”をしているところでした。その楽しそうな場面を写真におさめることができず、お見せできなくて残念ですが、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ・・・それから、細長い竹の先にマシュマロや小さく切ったパンを刺して炙って、園児たちはみんなにこにこ顔でほおばっていましたよ。広場をきれいにしたご褒美だね。
木造校舎2階のギャラリーにもおすそ分けを届けてくれました。ほくほくとおいしい秋の味覚をありがとう。おいしかったよ~。

秋のアルテピアッツァ

投稿日 2011-10-19

10月19日 ここ数日雨が降ったり、強風だったり、落ち着かない天気が続いていましたが、今日はまさに「秋晴れ」という言葉がぴったりな1日でした。「紅葉の写真を撮るのに、こんな晴れの日を待っていました」というお客さまもいらっしゃるほど。雨の日の紅葉も艶やかで風情がありますが、秋の光の中で見る紅葉はハッとするほど美しいですね。
 アルテピアッツァ美唄の水の広場にあるプラタナスや桂の木も、光に照らされながら風に揺れて、きらきらと輝いて見えました。木造校舎2階ギャラリー廊下側の窓から見えるモミジも黄色から赤へのグラデーションがとてもきれいで、ちょうど見頃ですよ。

10月19日 アルテ敷地内の木々は落ち葉が多くなって幹が目立ってきたかな、という感じはありますが、周囲の山々はまだまだ紅葉真っ盛り、もう少し色濃くなるかもしれません。今週末、秋のアルテピアッツァ美唄に遊びにいらして下さい!

秋色情報とお知らせ

投稿日 2011-10-10

10月10日 連休最終日の今日、お昼前からザーッと雨が降りましたが夕方には止みました。アルテピアッツァ美唄木造校舎2階ギャラリーの窓からは雨に濡れたもみじの葉が見えていて、これもまたきれいです。
 アルテを囲む山の木々はこの連休中に一気に紅葉が進みました。そして、カフェアルテの外ではナナカマドが真っ赤な実を付けています。その近くには胡桃の木があり、今年もエゾリスが忙しそうに走り回るのを見かけるようになりました。アルテの秋がどんどん深まっているのを感じます。

 さて、ただ今開催中「安田侃 野外彫刻展『街に触れる』」関連のお知らせです。この展覧会が、10月23日(日)Eテレ(NHK教育)「日曜美術館」内、全国の展覧会を紹介するコーナー「アートシーン」(9:45~と同夜20:45~)で紹介されます。ぜひご覧ください。

落ち葉拾いのお願い

投稿日 2011-09-29

9月29日 ここ数日の間に、ちらほらと木の葉が赤や黄色に色づいて、アルテピアッツァ美唄の風景が秋らしくなってきました。最近、お客様から「紅葉の頃はいつですか?」とよく聞かれますが、例年では10月下旬が見頃です。もちろん自然のことですので、毎年そうとは限りません。紅葉情報については、時々このブログでお伝えしますね。
 さて、ここで落ち葉拾いのお願いです。広い敷地内にある大きなプラタナスやポプラの木々の落ち葉を集めるには、アルテのスタッフの手だけでは追いつきません!落ち葉拾いは10月の毎日朝8時半~10時まで(毎週火曜日と雨天時は除く)行っています。「手伝うよ!」という方はお気軽に近くのスタッフに声をかけて下さい。どなたでも、ご都合のいい時間だけで構いませんので、10分でも20分でもお手伝いしていただけると嬉しいです。落ち葉をかき集めるための熊手や箒(ほうき)はこちらでご用意しています。日々変わりゆく紅葉や秋の空を眺めながら、一緒に落ち葉拾いをしませんか?

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