2014年2月のアーカイブ

アルテの四季コンサート 冬編

投稿日 2014-02-26

2月22日 先週の2月22日、23日に「アルテの四季コンサート 冬編『池田聡ぶらりツアー2014 美唄』」がアルテピアッツァ美唄で開催されました。
 美唄市在住のギタリスト岸孝志さんが地元の方にも 気軽に楽しめるコンサートを、と季節ごとに不定期で企画している「アルテの四季コンサート」(前回の様子はこちら)。今回は「冬の特別編」ということで、いつものアートスペース(旧体育館)から会場をカフェアルテ隣のストゥディオアルテに移しての開催となり、石炭ストーブで暖まった会場には、地元の方や、遠くは高知県から来てくださった方など、2日間で約80名の方がお越しになりました。

 今回の出演は、シンガー・ソングライターの池田聡さんと、主催者でもあるギタリスト岸孝志さん。コンサートは「冬物語」からはじまり、後半からは、岸さんも参加しての2人での演奏。途中のトークでは、2人の出会いのエピソードのお話や、池田さんからは「やっと冬のアルテに来ることができました」と、今回のコンサートへの思いなどもお話されていました。

 池田さんの透き通る歌声と岸さんのコーラス、そして二人の美しいギターの音色が2日間、夜のアルテピアッツァ美唄に響き渡りました。

安田侃氏北海道文化賞受賞記念祝賀会

投稿日 2014-02-23

2月22日 2月22日(土)、アルテピアッツァ美唄のアートスペース(旧体育館)では、昨年11月に安田侃さんが「北海道文化賞」を受賞したことを記念して、「安田侃氏北海道文化賞受賞記念祝賀会」が行われました。美唄市内のアルテ市民ポポロさん、美唄市役所やNPO法人アルテピアッツァびばいの関係者など、アルテがオープンしてから20年以上、“未来へのバトン”を渡しながらアルテを守ってきた地域の方々が集った地元での祝賀会です。

 「いつ来ても神聖な感じがするこの空間で、お祝いの演奏させていただき、嬉しく思います」とご挨拶されたのは、札幌交響楽団コンサートマスターであるヴァイオリニストの大平まゆみさん。ヴァイオリンの演奏で、華やかにお祝の会を彩ってくださいました。
 安田侃さんはスピーチの中で「北海道文化賞という大変な賞をいただきましたが、その評価に大きく関わったのは、やはりアルテピアッツァ美唄だと思います。アルテができてから20年間、関わる人が変わりながらも、その強い“想い”が引き継がれている。時代が変わって人の価値観が変わっても、その時の人の心を映すような彫刻があれば、時間が繋がっていくはず。そういうふうに、アルテが100年200年と育っていってほしいと思う」と受賞の感想とアルテピアッツァ美唄への想いをお話されました。2月22日

 この会の中で、安田さんの同期生でもある発起人代表の村上忠雄さんをはじめとする皆さんがおっしゃっていたのは、「この美唄の誇り、財産であるアルテピアッツァ美唄を、みんなで守っていきましょう」ということでした。安田侃さんの北海道文化賞受賞を祝うと共に、このかけがえのない空間を地域の力で未来に残していこうという想いを共有する時間にもなりました。

3月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-02-20

2月20日 この頃、だんだんと光が明るくなってきました。雪深い美唄にも、少しずつ、確実に春が近づいているようです。ここで、3月の「こころを彫る授業」のご案内です。

◆とき:3月1日(土)、3月2日(日)※1日のみの参加も可能です。◆時間:10:00~16:00◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。  

 昼食は持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業の3日前までにお申し込みください。
 そして、3月23日(日)・30日(日)、今年度最後の「小学生のための『こころを彫る授業』」を開催します(前回授業の様子はこちら)!彫刻の時間はもちろん、スタッフと一緒に“冬のアルテ”を散策する時間も好評です。今年、小学生になるお子さまもご参加いただけます。

  いずれの授業のお申込み、お問い合わせはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)まで。ご参加お待ちしています。

冬の「ポポロワーク」開催しました!

投稿日 2014-02-17

2月16日 昨日、アルテピアッツァ美唄のストゥディオアルテ(体験工房)で「ポポロワーク」を開催しました。

 「冬のボランティア」として、集まってくださった方にリニューアルしたアルテの地図「ぱたぱたアルテ」の表紙を貼る作業のお手伝いをしていただきました。
 内容は、「ぱたぱたアルテ」の仕上げとして、本体に表表紙・裏表紙を両面テープで貼っていくというもの。慣れるまでは、「少し曲がったかな」「あれ?逆だった・・・」という場面もありましたが、その後は参加されたみなさんも作業に慣れ、最終的に約500個の「ぱたぱたアルテ」が完成しました!短い時間でしたが、休憩時にはお茶やお菓子などを食べたり、参加者同士の方がお話したりと、和やかな雰囲気の楽しい時間でした。
2月16日 今回の「ポポロワーク」、アルテ市民ポポロの方をはじめ、いつもアルテを応援してくださるみなさんと、時間を共にする貴重な機会となりました。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

 作業はまだまだありますので、来月9日の「ポポロワーク」へのご参加お待ちしております。2月、3月のアルテピアッツァ美唄開館中でしたら、「いつでもポポロワーク」として、10時~16時まで、木造校舎2階ギャラリー、カフェで、いつでもお手伝いをお待ちしています!スタッフにお気軽にお声掛けください。

ぱたぱたアルテ、リニューアルしました

投稿日 2014-02-14

2月14日 アルテピアッツァ美唄を訪れ、寄附をくださった方への“お礼の気持ち”としてお渡ししています地図「ぱたぱたアルテ」をリニューアルしました。新たな彫刻が置かれたり、彫刻の配置が変わったり、今もなお、美唄市と安田侃さんによって創られ続けているアルテピアッツァ美唄ですが、新しい「ぱたぱたアルテ」には2014年現在の地図が載っています。アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)、ギャラリー(木造校舎2階)の寄附箱の上にありますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

 この「ぱたぱたアルテ」、“仕上げ”となる表紙を貼る作業を実は手作業で行っています。今月と来月、アルテを訪れる皆さまにもこの表紙貼り作業をお手伝いしていただきたく、「ポポロワーク」を行うことにしました。ご参加、お待ちしています!

【工房でポポロワーク‐冬のボランティアのお願い‐】
■日時  2014年2月16日(日)、3月9日(日)の各日10:00~11:30、13:00~15:00
■場所  ストゥディオアルテ(体験工房)
■主催  NPO法人 アルテピアッツァびばい
■お問い合わせ アルテピアッツァ美唄ギャラリー 0126-63-3137
※予約不要です。出入り自由、ご都合のいい時間の中でご参加ください。
※【いつでもポポロワーク】も行っています。詳しくは、こちらをご覧ください。

動物の足跡さがし

投稿日 2014-02-11

2月11日 ここ数日は、雪の日も少なく、穏やかな天気が続いています。

 この季節、雪が降った翌朝の楽しみが、動物たちの足跡さがしです。ふわっふわの新雪の上を歩いた跡がたくさんあり、夜中にアルテピアッツァ美唄の屋外を、動物たちが行動しているのがよく分かります。
 昨日見つけたこの足跡、山の方に向かっていますが、みなさん何の動物か分かりますか?前に並んで二つ足跡があって、その後ろに真っ直に二つの足跡・・・。実はこれは「うさぎ」の足跡なのです。うさぎが飛ぶ姿を想像してみてください、実は前の二つは「後ろ足」で、後ろの二つは「前足」なのです。

 そんな動物たちの足跡をたどってアルテピアッツァを散策するのも冬の楽しみ方ですね。その先では、安田侃さんの彫刻に出合えるかもしれません。

美唄市内小学校絵画・書道展

投稿日 2014-02-08

2月8日 アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、ただ今「美唄市内小学校絵画・書道展」を開催しています。前期と後期に分かれていて、現在は前期(2月8日~23日)3校(中央小学校、峰延小学校、茶志内小学校)の児童たちの作品が並んでいます。
 画用紙いっぱいに描かれた「トラクター」や「ひまわり」、力強い書道作品などなど…大人には描けない(書けない)名作ばかり!
 アルテピアッツァ美唄のギャラリーは元々炭鉱町の小学校。子どもたちの絵画や書道が展示されて、いつもより心なしか校舎もまた生き生きとして見えます。ご家族そろって、お越しください。今日も出展している作品の“作者”である男の子とそのおじいちゃんが一緒に展覧会を見に来ていました。前期会期中、12日(水)、18日(火)が休館日です。
 なお、後期(2月26日~3月12日)は東小学校、南美唄小学校の児童の作品が並びます。

Arte通信vol.22,できました

投稿日 2014-02-06

2月6日 最近、アルテでは「かんじき」(詳しくはこちら)が人気で、土日には家族みんなでかんじきを履いて散策される方も。先日も小学校低学年くらいの男の子が雪原を歩きながら、「僕、忍者になった!」とはしゃいでいました。

 さて、アルテピアッツァ美唄の“今”を伝えるために年に3回発行しています「Arte(アルテ)通信」の最新号ができましたので、お知らせします。毎号アルテにゆかりのある方々にご寄稿いただいています巻頭エッセイには、生活探検家の浜野安宏さんが文章を寄せてくださいました。イベント報告では、昨年秋に行われたコンサートや展示の様子を中心に、美唄が炭鉱町として栄えていた頃の“記憶”を伝える連載「炭山(ヤマ)の記憶」では、今年の干支・午(うま)にまつわるエピソードをご紹介しています。各地の安田侃彫刻をご紹介する「安田侃モニュメントめぐり」もお見逃しなく。
 Arte通信は発行のたびにアルテ市民ポポロのみなさまのお手元に届けしています。また、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)、ギャラリー(木造校舎2階)、カフェアルテにも置いていますので、ぜひお手にとって、ご覧ください!

節分

投稿日 2014-02-03

2月3日 今日は2月3日、節分です。アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の美唄市立栄幼稚園では「豆まき」が行われました。

 幼稚園の先生から「節分」について紙芝居で教えてもらってから、園児たちは豆をまきます。自分の心の中にいる「おこりんぼ鬼」「なきむし鬼」「よわむし鬼」をやっつけようと、色画用紙やトイレットペーパーの芯を使って作った「鬼のおめん」をつけて、準備万端。「鬼はーそと!」と叫んで、豆をまいていると、「ワー!」という声と共に赤鬼が入ってきました!「鬼はーそとっ!!」、一段と大きな声で叫び、床に落ちた豆も拾って投げて、みんなで鬼を追い出しました。鬼が出ていった時の、園児たちの嬉しそうな顔といったら…!
 突然の鬼の登場に、びっくりしたでしょうね。はじめは驚いて逃げてしまう子もいましたが、最後にはみんな一緒に豆をまいていました。今日の豆まきで、心の中の「なきむし鬼」や「よわむし鬼」もしっかり退治できたようでした。

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