2014年12月のアーカイブ

良いお年を

投稿日 2014-12-28

 12月28日もう年末年始のお休みに入られた方も多いでしょうか。アルテピアッツァ美唄は明日、12月29日(月)が年内最後の開館日です。
 あっという間の1年、今年は団体旅行で初めてアルテを訪れる方も多かったように思います。風を感じながら芝生の上を歩いたり、どっしりと構える彫刻にそっと触れてみたりしていくうちに、帰り際には「なんだかよくわからないけど、気持ちがいいところだねぇ!今度ゆっくり来るわ」と言って、また日を改めて訪れてくださる方が何人もいらっしゃいました。そのたびに、この空間の大きな“力”を感じました。
 また、今年の主な出来事のひとつに、アルテピアッツァ美唄の指定管理者を任されています「NPO法人アルテピアッツァびばい」が「認定NPO法人」に認定されたことがあります。その記念事業として、「アルテ文庫」という新しい取り組みを始められたこと、皆さまのご協力とご理解に感謝いたします。私たちスタッフにとっても、大きな励みとなりました。

 2014年、アルテピアッツァ美唄を訪れた皆さま、全国各地で、様々なかたちで応援してくださった皆さま、ありがとうございました。新年、アルテピアッツァ美唄は1月7日(水)から開館しています(屋外は年末年始もご覧いただけます)。それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。

 認定NPO法人アルテピアッツァびばい スタッフ一同

第20回「アルテの森語り」

投稿日 2014-12-25

12月25日 今日のアルテピアッツァ美唄は、朝からしんしんと雪が降っています。

 さて、12月23日(火・祝)アルテピアッツァ美唄カフェアルテでは、 第20回「アルテの森語り-朗読会-」を開催しました。2008年3月から、季節の節目に開催してきた森語りも、今回で20回を迎えました。
 開演の4時半にはすでに辺りは真っ暗となり、まずは、ゲストのフリーデリケ・キーンレさんのチェロ演奏からスタート。 静かに登場され、バッハの無伴奏チェロ組曲 第1番から演奏が始ま

12月25日

り、その後は、朗読会の雰囲気に合わせるように、日本民謡の「八木節」や、最後には童謡「この道」で、歌声も披露してくださいました。チェロの温かみのある豊かな音色がカフェアルテの空間に心地よく響き渡りました。

続いて、朗読は磯田憲一さん。今回朗読するのは、初めて披露する藤沢周平著「雪明り」。江戸の人情物語ですが、磯田さんの深みのある声により、物語の世界へぐんっと引き込まれます。カフェアルテの窓からは、ライトに照らされた雪景色も見え、朗読の雰囲気も一層盛り上がりました。

 終了後は、場所をストゥディオアルテ(体験工房)に移して、恒例の交流会。今回は冬至の頃の開催にあわせて、「冬至かぼちゃ」をご用意したほか、大勢の方からの差し入れなど、テーブルいっぱいに料理が並びました。その他、工房の軒下では、餅つきも行われ、参加者の方々が掛け声にあわせて順番に餅をつく光景に、会場も和やかな雰囲気に包まれました。
 出演者のみなさん、ご参加いただいた方々、そしていつもお手伝いしてくださるみなさん、本当にありがとうございました。来年、開催の際には、ホームページ、またはこちらのブログでお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。

1月の「こころを彫る授業」

投稿日 2014-12-23

12月23日 今日は火曜日ですが、祝日のため、アルテピアッツァ美唄は開館しています。屋外では、早朝から写真を撮っている方もいらっしゃいました。
 さて、2015年1月の「こころを彫る授業」のご案内です。 毎月第一土日に開催しています「こころを彫る授業」ですが、年始の休館日があるため、1月は第二土日に開催します。
 この授業では、誰も評価も採点もしません。自身の「こころ」と向き合いながらコツコツ石を彫っていきます。「彫刻をしたことがない」という方でも、小学4年生以上でしたら、どなたでも参加できます。詳しくはこちらをご覧ください。

◆日にち:1月10日(土)、11日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房) ◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引 ◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。 ◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。こちらは予約が必要ですので、授業のお申し込みと一緒にお早めにご予約ください。

 授業に関するお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお願いします。※休館日を除く、9:00~17:00。

「クリスマスコンサート in アルテピアッツァ美唄」

投稿日 2014-12-21

 季節はずれの雨が降った昨日の夜、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)では、美唄市出身・在住のミュージシャン岸孝志さんと、稚内出身の兄弟ユニットSE-NOさんによる「クリスマスコンサートinアルテピアッツァ美唄」が開催されました。
 会場のストゥディオは、この日の為に特別に施されたクリスマスの装飾もあいまって、いつもとは違う空気に包まれました。
 前半は岸さんとSE-NOさんそれぞれの曲を、後半は二組の共演で会場を盛り上げてくださいました。岸さんが聞いてお二人と共演したい!と強く思ったきっかけになった「sun rise」や、SE-NOオリジナルのクリスマスソング「クリスマスタイム」など、前半・後半あわせて17曲もの熱演となりました。
 「アルテピアッツァ美唄は思い出の場所」と語ってくれたSE-NOの兄・摩守仁(ますじ)さん。弟の摩守俊(ますとし)さんと一緒に、「今日は、また美唄に来るための第一歩だと思ってます。また美唄に来ていいですか?」との問いかけに、隣にいた岸さんからだけではなく、会場からもあたたかい拍手が沸き起こりました。
 やわらかい歌声と、あたたかなギターの音につつまれた、ストゥディオアルテの特別な夜。お越しいただいた方には、一足早いクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか?

「ココロのかたち」展

投稿日 2014-12-18

12月18日 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは、美唄市立東中学校美術科3学年抽象立体作品「ココロのかたち」展を開催しています。
 毎年、冬の静かな時期に行われるこの作品展。会場には、東中学校の3年生たちが自分の「ココロのかたち」を一人一つずつ表現した立体作品73点が並んでいます。
 それぞれの作品には「自分の甘いところを壊そうとしている気持ち」「角ばった心を丸くしたい自分の気持ち」など、作者による解説文がありますので、併せてご覧ください。中学3年生といえば、心も身体も大きな変化を迎え、誰もが「自分」という存在を見つめざるを得ない年頃ではないでしょうか。作品を見ていくと、「こういう感情、わかるなぁ」と頷いてしまうものがいくつもあります。

12月18日 開催にあたり、美術科担当の伊藤先生が書かれた文章の一部をご紹介します。「これは、生徒一人一人が存在した『証』に感じます。作品を手にする時、その重さに、ずっと長く生きてきた私が心打たれます。(中略)生徒が心を込めて制作した作品たちをどうぞご覧ください。そして、義務教育を終え未来に向かって歩んでいく彼らを、これからも地域の一員として支えて下さいますようお願い致します。」
 来年、1月26日(月)までの展示です。※休館日についてはこちらをご覧ください。

年末年始のお休みについて

投稿日 2014-12-15

 先週末、美唄ではドカンと雪が降りました。30cm以上積もった雪に、札幌方面からいらしたお客さまは「美唄が近くなったら、急に雪が多くなって!こんなに降っているとは思わなかった」と驚いていました。

 さて、12月も半ばとなりました。ここで、アルテピアッツァ美唄の「年末年始のお休み」のお知らせです。
今年度は年末年始のお休みの前後に定休日の火曜日がありますので、「12月30日(火)~1月6日(火)」がお休みとなります。年末の最終開館日は12月29日(月)、年始は1月7日から開館です。
 また、12月23日(火)は祝日につき、開館し、翌24日(水)を休館日とさせていただきますので、こちらもお間違いのないようお気をつけください。こちらの「開館日カレンダー」も参考にどうぞ。
 休館日でもアルテピアッツァ美唄の屋外は散策することができますので、アルテの空気に触れたくなった時にはいつでもお越しくださいね。

蒼い雪

投稿日 2014-12-12

 一面が雪原となった、アルテピアッツァ美唄「音の広場」。「カフェアルテ」からその様子を見ていると、眩しいくらいきらきらとした光を放っていたり、すこし日がかげるとモノトーンのようになったりと、刻々と姿を変えています。
 先日、そんな様子を半日ほどカフェからご覧になっていたお客様が、日没後「音の広場」の散歩から戻られると、夕闇に染まった雪がどこまでも蒼かった、と興奮気味に教えてくださいました。

 現在、アルテピアッツァ美唄では日没から閉館時間の17時まで彫刻のライトアップを行っています。ライトアップされた雪の上を歩くと、日中とはまた違った雰囲気を味わうことが出来ますよ。ただし、足元に充分お気をつけ下さい。

 最後にひとつ、お知らせです。12月23日(火・祝)に「カフェアルテ」で開催予定の「第20回アルテの森語り」は、ご好評につき定員となりましたので受付は締め切りとさせていただきます。予約された方は当日をお楽しみに!

それっ、ぺったんこ~♪

投稿日 2014-12-10

12月10日 ここ数日降った雪で、アルテピアッツァ美唄もいよいよ本格的な冬景色となりました。

 昨日、アルテピアッツァは休館日でしたが、木造校舎1階の栄幼稚園では、毎年恒例の「もちつき」が玄関ホールで行われていました。
 大きな臼に蒸したてのもち米が入れられ、「どーん、どーん!」とまずはお父さんがお手本を見せてくれました。そのあとは、いよいよ園児たちがおもちをつく番です!背丈くらいありそうな大きな杵を抱え、「それぺったん、ぺったん、ぺったんこ~♪」の掛け声にあわせて一生懸命、交代でついていきます。小さな子も、先生に杵を支えられながらでしたが、上手についていましたよ。仲良くみんなでついたおもちは、きっと思い出に残る美味しい味になったことでしょうね。
 今年も、私たちアルテスタッフにおすそ分けをいただきました。つきたてのおもちはとっても柔らかくて、美味しかったです。ごちそうさまでした!

sapporo55クリスマス!

投稿日 2014-12-07

12月6日 昨日、札幌で行われたイベント「sapporo55クリスマス」に参加してきました。
 会場には大きなクリスマスツリーが置かれ、各ブースではサンタの格好をしたスタッフさんが居たり、お花屋さんではポインセチアを、チキン専門店では大きな骨付きチキンを販売していたり…全体がクリスマスムードに包まれていました。
 アルテピアッツァ美唄も、これから迎える美しい冬の写真や来年のカレンダーなどを並べて、お客さまをお出迎え。雪をまとった彫刻の写真を見て、「すごくきれい!これはどこ?」と声を掛けてくださったカップルや「安田侃さんの彫刻があるところよね、一度行ってみたいと思ってるの」と立ち寄ってくださった女性など、会場を訪れた方々と、アルテのこと、安田侃さんのこと、美唄のこと…いろいろとお話しました。
 この日、このイベントで初めてアルテのことを知ったという方から「こんなところがあるの、知らなかった、今度行きます!」と嬉しい言葉をかけていただく場面もありました。12月6日

 今回も札幌でアルテピアッツァ美唄を紹介する貴重な機会を与えてくださり、搬入・搬出の手伝いまでしてくださった竹中工務店の皆さま、sapporo55実行委員会の皆さま、ありがとうございました。会場でお会いしました皆さま、言葉や写真でお伝えした以上の魅力が、アルテの空間にはありますので、今度はぜひ美唄へ遊びにいらしてください。お待ちしています!

第20回「アルテの森語り」のご案内

投稿日 2014-12-04

アルテの森語り アルテピアッツァ美唄内「カフェアルテ」を会場に、季節の節目に開催しています朗読会「アルテの森語り」、次回は冬至の時期に合わせて、12月23日(火・祝)に開催します!

 今回も朗読に磯田憲一さん、ゲストにはチェロ奏者・フリーデリケ・キーンレさんをお迎えします。キーンレさんは、ハノーヴァー音楽大学、ミラノ・ヴェルディ国立音楽院、トロッシンゲン音楽大学などで学び、ドイツ国内外の多くのコンクールで優勝・受賞。現在は北海道教育大学岩見沢校にてチェロと室内楽の授業を担当しながら、演奏者としても国内外で活躍されています。
 朗読会後の交流会では、“冬至かぼちゃ”をご用意します。かぼちゃを食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう。また、お餅つきもしますので、こちらもお楽しみに。

 今年最後の森語り、すでにたくさんのお申し込みをいただき、残席が少なくなっています。参加希望の方は、お早めにお電話にてご予約ください。何かと忙しいこの時期ですが、12月23日はゆっくりと朗読と音楽を楽しみませんか?

■日時    2014年12月23日(火・祝)16時半~    
       *終演後交流会があります、持ち込み大歓迎*       
        ※「カフェアルテ」は16時閉店とさせていただきます。ご了承ください。

■場所    アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ  
■出演    朗読・磯田憲一さん(藤沢周平作「雪明り」)、チェロ演奏・フリーデリケ・キーンレさん
■料金    1500円(冬至かぼちゃ付き)  
■定員    40名・予約制  ※ 定員に達しましたので、募集は締め切りました。
■ご予約・問合せ   認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

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