1月28日に「かんじき体験」をアップしましたが、これには後日談がありまして、実は何人かの方から「かんじきって何ですか?どんな形状のものですか?」というような問い合わせなどをいただきました。そうですよね。雪と無縁の地域にお住まいの方には“かんじき”と聞いてすぐにその形状まで想像するというのは簡単ではないですよね。そこで今日は少々補足的にかんじきについて記します。
かんじきには曲げの技術を駆使したものや木ではなく人工的な素材を使ったものなど様々な種類がありますが、アルテピアッツァで貸し出しているものは写真にあるようなイカダ型の素朴なつくりです。これを長靴に装着することで雪と接する面が大きくなり、ツボ足(かんじきを装着しない通常の状態)で歩いた時よりも足が埋まらずに歩けるという優れものです。左右のかんじきが重なり合わないように注意することと、雪に対して垂直に足をおろすことで、より効果が得られます。
28日の体験者は2人でしたが、2人目の方はやはり東京からの方で「?かんじきって何ですか?」と問われました。ただ本当に楽しかったようで、もうひとりの方は29日にも宿泊先の札幌から駆けつけ、2日続けてかんじき体験されました。 やはり、冬のアルテピアッツァの楽しみとして、欠かせないもののひとつであることを再確認しました。
北海道に住んでいても「かんじき」の経験をした事がある人は意外と少ないかも?
(かくゆう本人も経験ナシ)今の北海道の子供たちも知らない子が多いはず。
ぜひ、体験したいと思います。
Comment by hara — 2006年2月3日 @ 1:30 AM
私がはじめて訪れたのは一面白い雪に覆われたアルテピアッツァでした。
このとき、この竹のカンジキと長靴と手袋を貸してくださいました。
その温かな気配りや、園児たちの手作りであること、感動いっぱいに白い雪の上を歩いた時のことを思い出しました。
私は、凛とした冬のアルテピアッツァが一番好きかもしれません。
Comment by tomoe — 2006年2月3日 @ 1:40 PM