6月上旬、快晴が続いた日々とうってかわって、ここ数日は雨が降ったり、どんより曇り空だったりという日が続いています。こんな天気でも、梅雨のない北海道ではまとわりつくような湿気はなく、過ごしやすいです。
昨日の朝はアルテピアッツァ美唄を囲む山を靄(もや)が包み、幻想的な風景が広がりました。夜中、雨が降っていたようで、芝生や木々の葉の緑はいつもより濃く、ブロンズの彫刻はつやつやと光り、それらと霧との対比が美しい時間でした。
こんなふうに、アルテは一刻一刻と変化する自然と変わらずそこにある彫刻が調和し、ハッとするような風景をみせてくれます。「今日は天気が悪いから…」なんて言わず、ぜひアルテを訪れてください。その日、その時にしか見られない風景が広がっているはずです。
このブログの写真を見て思い出したのですが、嘗て住んで
いた苫小牧は霧が多いところでした。海流のぶつかり合い
によるものですが、霧の日は郊外の北大演習林の中も幻想的
な光景になりました。
霧が流れて形を変えてゆくのも、またその密度が変わって
ゆくのも美しいものですね。アルテにはこのような自然現象
と造形の調和美を感受できる空間が多いと思います。
Comment by いはらしげあき — 2013年6月21日 @ 6:52 AM
いはらしげあきさん
いつもコメントありがとうございます。
はい、ゆっくりと時間をかけながら(時に瞬く間に)変化する
自然と彫刻との織りなす風景はいつも魅力的です。
海の霧も山の霧も、幻想的ですね。
Comment by NPOスタッフ — 2013年6月22日 @ 11:08 AM