7月19日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「アルテの四季コンサート 2014 夏」が開催されました。「アルテピアッツァ美唄で、四季を感じながら音楽を楽しんでもらえたら」と、美唄出身・在住のギタリストである岸孝志さんが企画したこのコンサート、今回の出演者は岸さんを含め皆、北海道出身のアーティストが揃いました。
美唄出身で、現在東京で活動されている歌手・金子喜美(きみ)さんは「ずっとアルテで歌いたいと思っていた。今日はとても嬉しい!」と、感情を爆発させるように、誰もが知るカバー曲からオリジナル曲まで、パワフルな歌声を聞かせてくださいました。
続いて出演されたのは、札幌出身で、現在世界各地でコンサートをされているギタリスト・谷本光さん。
谷本さんのギター奏法はバラエティに富み、三味線の音やアフリカの打楽器の音、スティールパンの音…などなど、同じギターから繰り出されるとは思えないほどの様々な音の響きに、会場のみなさんから驚きと感嘆の声が漏れていました。途中、ステージを離れ、間近でそのギターの弾き方を見られるようにと、客席を回りながら演奏するパフォーマンスも披露してくださいました。
最後、歌とギター、3人揃ってのステージには客席から大きな拍手が起こっていました。北海道が生んだアーティストたちの爽やかなエネルギーに満ちた、夏の夕暮れにぴったりのコンサートでした。岸さん、金子さん、谷本さん、ありがとうございました!