アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは現在、「石川久美子・苧坂恒治・山口武史展」が開催されています。この展示は、石川さん・苧坂さんの陶芸作品と、山口さんの絵画による3人のグループ展です。今回で、アルテピアッツァ美唄での開催は3回目となります。
苧坂さんの作品は、まるで何かの装置を思わせるような造型をしています。よく見てみると作品の上部には小さなスクリーン、その背面にはレンズがあり、そこに窓からの日の光を受けると外の景色がスクリーンに投影される仕掛けになっています。石川さんの作品は、抽象的なオブジェですが、どこか生き物のようなフォルムと親しみある愛らしさに惹きつけられます。壁面
に展示された山口さんの作品は、間近で見るとカラフルに色を付けられた、樹脂のようなもので点描されていて、そのマチエールに引き込まれます。
3人の作品はどれも存在感があり、作品と向き合うと時が経つのを忘れさせます。展示は4月11日(月)までですので、ぜひお見逃しなく。火曜休館です。
