今日も雪が降っています。暖かで穏やかなお正月から一変、ここ数日は雪がどんどん降り積もっていますが、一瞬の晴れ間です。 足跡もほとんどない「音の広場」。ふわふわの雪の向こうに「天聖」と「天モク」が綿帽子をのせて佇んでいます。雪原のうえに光が滑り込み、その美しさを際立たせています。 「音の広場」で静寂にひたるとは、なんとも贅沢な時間です。
いつも乍ら素敵な写真と心の籠った言葉をありがとうございます。
新雪のアルテは白い絨毯を敷きつめた広場ですね。
「天聖・天モク」のわたぼうしも自然が紡ぐ創作工芸のようです。
「静」と「動」・「光」と「陰」・「天」と「地」
刻々と変化する世の中で「守る」ことの大切さ。
「音の広場」の静寂には、冬の厳しさの中で「調和(ハーモニー)」を奏でてくれている心音が伝わってきます。
Comment by ta-bo- — 2007年1月16日 @ 11:05 AM
日本庭園造りでは石を立てるというそうです。立てるとは、その石の声を聞き取り、それに従って場所を決め、石組みを作っていくことだそうです。
石を置くとは、その人の心を置くことで、それにより自然とのつながりができてきます。それに感動できるか。それが庭を味わうということです。
目的や意味を問うのでなく、素直に彫刻を見、その背景にある樹木や天候の変化に目を向ける。すると全てに命があり、常に変わっていくことに気づく。すると、自分は生きていると思う。生きていると感じることは、限られた命であることに気づく事と表裏一体です。だから全ての命は大切に思わなければいけない。
冬のアルテで寒さに凍えながら、美しい光景を見ているとそう思います。
Comment by 都会に出た熊 — 2007年1月17日 @ 12:10 PM