2007年の最初の展覧会は美唄市立東中学校第3学年美術作品展『自分の形・命の形』です。 美術の授業のなかで粘土を使って作った自分自身の心の形の数々。ひとつひとつの作品は大人の拳大くらいのサイズですが、そこに込められた想いを感じ取ってください。 指導をした先生からは次のようなコメントが寄せられています。「美術の授業の中で『自分にとって心とは、存在とは、命とは…そして自分とは?』という視点から自分を見つめ、抽象形の作品を作り上げました。安田侃氏の作品には足元にも及ばないものの、子どもたちの『思いを込めた』小さな作品たちを、アルテピアッツァ美唄の独特な空間で見つめていただき、子どもたちの心に触れていただけたら幸いです」。1月29日(月)まで。
以前行なわれた絵画展でも感じたが、安田作品と子供達の作品とのコラボレーションは不思議な雰囲気を持つ。安田作品は子供達の作品の中でより輝きを増すのだ。子供達の持っている純粋な心のエネルギーが作品に集まり、そこから放射されているように感じるのだ。結果として、子供達の作品も輝く。単独でいいが、安田先生の作品は、そこに人がいて心があることで光を増すものが多い。だから、考えてはいけない。まず感じなければいけない。
Comment by 都会に出た熊 — 2007年1月10日 @ 3:34 PM
あけましておめでとうございます&アルテ開催中です!
みなさま、遅ればせながら『あけましておめでとうございます』
また1年が始まってしまいました(^^;)
正直、お正月も気がつけばという感じで、いつの頃からか大晦日だ何だということに関してピント来なくなっている自分がいます・・・。でも、人並みに初詣に行ったりして、しっかり「おみくじ」ひいたりして・・・ちなみに数年ぶりに大吉ひいて喜んでたりしています。
さて・・・
アルテピアッツァ美唄です。どうにかこうにか写真のような雰囲気で展示が始まりました!!! 年明けからバタバタと準備に追われ、ど…
Comment by 子どもとの笑顔 ~美術教育の日々~ — 2007年1月12日 @ 1:53 AM
こんにちは。
仕事の合間に、故あって約2カ月ぶりにブログを拝見しましたが、その充実ぶりが伺えて何よりです。
この展覧会、1週間ほど前にお邪魔して一つひとつじっくりと見て回らせて頂きましたが、それぞれの作品の完成度の高さにただただ驚き、感嘆しました。
受験を控えるなど多感な時期の中学3年生が鋭く、深く、自己を見つめ、それぞれの思いを粘土の作品に託している様子が過不足なく伝わってきました。
ああ、芸術というのは決して小手先の技術などではなく、個人の、芯から湧き出る思いの結晶なんだと思い至りました。
私は、「希望」という名の作品が、心に深く染み渡りました。そして、自分の形は何なんだろうと、ふと、思案しました。
作品に自分を投映し、我が身を掘り下げる。そんな、展覧会を見る際のこの上ない醍醐味を感じ取った、素敵なひと時をすごさせてもらいました。
Comment by りき — 2007年1月18日 @ 1:08 AM