今朝、この秋初めての暖房をつけました。空気は日を追うごとにひんやりとし、木々の紅葉も毎日少しずつ進んでいます。
先日、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄にお越しくださったお客さまに、「この彫刻は2年前ここにあったものと同じですか?」と聞かれました。その彫刻は確かに一昨年もそこにありました。
私たちは、目の前にあるものが、在るがままの形だと思いがちだけれど、実は自身の成長や気持ちの変化によっても、彫刻の見え方というのは微妙に変わっていくのかもしれないですねと、その方とお話をしました。「次に来る時、この彫刻が自分にどう映るのか楽しみです」と言ってくださり、こちらまで嬉しい気持ちになりました。