昨日と今日の2日間、
アルテピアッツァの新施設「ストゥディオ アルテ」で開催された「こころを彫る授業」。24名の参加者がそれぞれ白大理石と軽石から自分が向き合いたい石を選び、ノミをふるい、ヤスリをかけ…。とにかく白い粉まみれになりながら没頭した時間でした。
最終日の今日。既に自分のこころの形に近づいている人もいれば、まだまだ顕しきれない人。さまざまな想いをうかがい知ることができます。特に白大理石を選んだ人はまだまだまだまだ∞、「時間が欲しい」という雰囲気でした。 工房の中からひっきりなしに聞こえる…というか、響いてくる「トンテンカン、トンテンカン」という音も心地良いリズムに思えてくるから不思議です。 「え?どんな形になったかと…?」みなさんの「こころ」を、そう簡単にお見せするわけにはゆきません。まだまだ途中の方も含め、なかなかの力作揃いでしたよ。 この授業に興味がある方…今後の募集にもご注目ください。
「像を閉じ込めている大理石の中から、その像を解放するために彫り起こす」とは、ミケランジェロの言葉です。でも、その像を見つけるのは、その人の心の力です。石を彫ることは、自分の心を掘ることに他なりません。子どもの作品にも心を打たれるものがあるのは、自らの心を素直に表現しているからです。緑と野鳥の声の響く工房で、爽やかな風を浴びて快い汗をかいて作品に取り組むことは、日常から離れて魂の開放という喜びを与えてくれるかもしれません。
Comment by 都会に出た熊 — 2007年4月9日 @ 2:46 PM
昨夕、STVの侃さんの番組みました!90歳のかたから小学生といろいろなかたが、彫刻をつくり、楽しまれていた様子が放送されて、良かったです。大理石の清い感じの美しさには魅かれます。カタチのはっきりした作品にも感動しますが、「何だろう?」という作品にも感動するようになりました。目に見えないものを形にするのはむづかしいですね。またアルテの様子をテレビで時々みられたらうれしいです!
Comment by 松ケ瀬恵子KEIKO-MATSUGASE — 2007年4月13日 @ 11:04 AM
「心を彫る授業」 今の自分は、自分を好きと初めて言える。やっぱり いろんな人に感謝することは大切だ。 生きている。 生きていることに 意味はある。 やっと この年にして ↑ ずっと 求めていた答えの入口に立つことができた気がする。人生には 何かしら 不思議があり 法則が 丸くつながっている。なんとなく その つながっているものを 感じることができた。 生きていることはすごい。やっぱり意味はある。どんな人にも 意味はあり 命、生をうけてきたんだ。 やっぱり神秘的だ。 神秘的なものは 美しい。
ありがとうございます。
Comment by 。 — 2007年4月16日 @ 4:03 AM