室蘭市在住の木彫家・高橋昭五郎さんの個展が16日(土)から始まりました。 現在75歳の昭五郎さんは「愛であったり、祈りであったり、テーマはその時々で様々ですが、今はとにか“感謝”です。この感謝の気持ちを鑿(のみ)に託して彫ってます」とおっしゃいます。 昭五郎さんは「生涯の作品を音威子府に寄贈します」と申し出て、その申し出を受けるかたちで村が役場の隣に「高橋昭五郎彫刻の館」を開館しました。今回の展覧会も、音威子府村が所有する100点あまりの彫刻のなかから10点と、スケッチで構成されています。 気迫溢れる展示空間で、昭五郎さんの作品とじっくり対話するひとときを是非。6月30日(土)まで(最終日は午後から搬出作業)。