今週、3日(水)から安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(木造校舎2階)では、展示「Nonlocality」が開催されています。
伊藤恵里さん(平面作品)、唐神知江さん(インスタレーション)、久藤エリコさん(切り絵)、高田K子さん(写真)によるグループ展です。
タイトルである「Nonlocality」とは、日本語にすると「非局地性」という量子学用語で、この宇宙における現象が、離れた場所にあっても相互に絡み合い、影響しあっているという性質のことを指すそうです。今回の展示に出展されている作家の皆さんは、出身地や住居、作風もばらばらながら、「作品を作っている」という共通点によって出会った方たちで、距離に関係なく、互いに影響し合っているとのこと。
それぞれの作品とアルテの空間、作品と作品とが共鳴し、ここにしかない空気が流れているように感じます。作品とともに、作家の考えや想いが書かれたパネルも掲示されていますので、鑑賞のヒントになるのではないでしょうか?
また、来週末には各作家によるワークショップが行われます。詳しくはこちらをご覧ください。10月14日(日)までの展示です。※火曜休館。