5月27日の日曜日、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「永井公美子ヴァイオリン・リサイタル」が開催されました。ヴァイオリニストの永井公美子さんとそのお母様でピアニストの永井礼子さんの共演によるリサイタルです。当日の午前中は雲が広がり、肌寒いくらいでしたが、開演時間の14時になると、待っていたかのように青空が広がり、太陽も出ました。
永井さんは数々の国際的なコンクールで入賞、3年間のドイツ留学や世界各国でのコンサート経験を経て、昨年より拠点を日本に移して活躍されています。美唄は、お父様の故郷というご縁もあり、アルテでは昨年に引き続き2回目の公演となりました。ドヴォルザーク「スラブ舞曲」、チャイコフスキー「メロディー」などクラシックの名曲から、文部唱歌「ふるさと」といった日本の曲まで幅広く演奏され、約1時間のリサイタルは大きな拍手で幕を閉じました。永井さん、すばらしいリサイタルをありがとうございました。
終演後、アルテピアッツァ美唄でゆっくりと時間を過ごす方も多かったようです。クラシック音楽の余韻に浸りながら、アルテで夕焼けをみる・・・なんて方もいらしたかもしれませんね。
さぞかし素敵なリサイタルだったことでしょう
外のひかりを取り込んでの演奏会だったのでしょうか。
羨ましいです。演奏されたというドボルザ-クには
素朴で素敵な小品が多いですね。
写真の立ち木はポプラでしょうか。風が流れている
ようです。
Comment by いはらしげあき — 2012年5月30日 @ 6:18 AM
いはらしげあきさん
コメントありがとうございます。
アートスペースには自然の光が射しこみます。
屋内ですが、開放的な雰囲気で、音の響きもいい場所ですよ。
次回のコンサートは、6/2(土)森の広場の音楽会です。
はい、写真の木はポプラです。
木の葉がたくさん付いてきて、風が吹くとワサワサと
ここちよい音を立てています。夕日が当たる時間も美しいです。
Comment by NPOアルテ — 2012年5月30日 @ 9:54 AM
今回の永井さんのコンサートは、「難民を助ける会」へ収益を送るチャリティとして開催されました。
昨年は3・11の後で、コンサートの収益すべてを日本赤十字社を通して被災地に送られました。
帰国されてすぐにあの大震災があり、現地に行かれて被災者を励ます演奏もされた永井さん、
外国生活が長く、また音楽の勉強で本州での生活も長かった永井さんが、北海道に来るとふるさとを感じる、と言われ、このコンサートでも
文部省唱歌の「ふるさと」を弾かれました。
来年もアルテピアッツァという「ふるさと」に帰られてのコンサートを約束してくださいました。
明後日は、第24回目となる「森の広場の音楽会」
ユニセフを通して、被災地の子供たちを支援するコンサートです。
地元はじめ札幌など市外からも、アマチュア中心の音楽愛好家が集まって29ステージの演奏があります。
入場無料ですので是非聴きにいらしてください。
ユニセフコーナーも設けてグッズの販売、募金をいたします。
3・11から1年と3ヶ月近くが経ちました。
私たちはあの大惨事をいつまでも心にとどめ、意気の長い支援をしてゆきたいと思っています。
Comment by Y.N — 2012年5月31日 @ 1:01 PM