‘未分類’ カテゴリーアーカイブ

安藤静枝油彩画展

投稿日 2005-09-03

 すっかり秋めいてきた今日この頃、アルテピアッツァを渉る風も「涼しい」というのを通りこして「寒い」という感じさえ抱いてしまいます。「ああ、夏はもう終わってしまったんだ」というのが実感です。
 ただ、ゆっくりと芸術鑑賞をするのには良い季節になりました。ギャラリーでは2日から砂川市にお住まいの安藤静枝さんの油彩画展が始まっています。約10年のうちに描きためていた作品の中で、しかもなかなか発表する機会のない大作も展示したいということで、アルテピアッツァでの個展開催となりました。
 その想いを込めた100号は勿論のこと、小作品の数々も素敵でなかなか好評です。会期は9月15日まで。

ワークショップ 楽しいコラージュ

投稿日 2005-08-28

 8月21日(日)午後1時半から、展覧会開催中の佐々木徹さんによるコラージュのワークショップがありました。市内の方はもとより、遠くは奈良県から参加された方もいて全部で約15名が、佐々木さんの助言に耳を傾けながら楽しいコラージュ(切ったり貼ったりすること)体験をしました。
 準備した写真や切り抜き、糸、折り紙、色鉛筆…、カラフルで個性的な図柄を自分で色画用紙に直接描いた絵を組み合わせたり、とにかく自由な発想でハサミでチョキチョキ、のりでペタペタ。大人も子どもも夢中で自分の作品を作りました。
 約2時間のあいだに1人が仕上げた作品はだいたい2、3点。これらは佐々木さんの個展会場に一緒に展示され、みなさんにもご覧いただけます。
 参加者の作品は展覧会終了後、郵送でそれぞれのお手元へ。8月21日の「ある瞬間」を閉じ込めた自分の作品と対面できるのは、もう少し先のことです。


対話する0と1

投稿日 

 アルテピアッツァギャラリーでは、9月1日(木)まで札幌市在住の佐々木徹さんによる「佐々木徹展-対話する0と1-」が開催されています。これまでいくつもの展覧会場として使われていたふたつの教室が、いままでで一番派手になりました。  
 一見すると、その鮮やかな色やカタチに目と心を奪われてしまうのですが、近づいてよぉ~く見ると、そこには古い写真などが存在し、私たちに過去の「何か」を語りかけてきます。「何か」っていうのは、多分、見る人によって感じ方もさまざまなのではないかと思いますが、単純に目に飛び込んでくる色彩の海に身を委ねるのも悪くありません。
 誰もが一度はハマったであろう、懐かしいもの(もしかするとガラクタ・ゴミ)で出来ている立体も、童心にかえって楽しめます。

ご結婚、おめでとうございます

投稿日 2005-08-27

  台風の影響が心配されましたが、今日、アルテピアッツァの石舞台で結婚式が執り行われました。美唄出身で東京在住の新郎が、昨年偶然に訪れたこの場所をとても気に入って「ダメモトで持ちかけたら、やらせてもらえることになった」のだそうです。
 夕方4時からの式だったのですが、数時間前から音響のセッティング、椅子の準備等がされると、アルテピアッツァへ遊びに来た方から「今日はこのあと何かイベントがあるのですか?」と大変気になる様子で何人もの方から質問を受け「結婚式があるんです」と答えると、みなさん妙に納得顔で「それはイイですね。見てゆこうかしら?」と微笑まれます。もう何年か前のことになりますが、「この石舞台に立った時とても厳かな、何処かの寺院にでも来たような宗教的な感情を抱きました」とおっしゃる方もいましたし、ピッタリの場所かもしれません。何しろ初めての事ですので、私たちもドキドキです。
 水の広場に用意された列席者のための椅子もほぼ埋まり、4時ちょうどに新婦がお父様と入場。風のざわめき、鳥のさえずり、水音、こどもたちの歓声。そして勿論列席者のみなさんの眼差し。ここにあるすべてがお二人の門出を祝福する時間が静かに流れていました。
 緑深いアルテピアッツァでの結婚式。とても素敵でした。どうぞお幸せに!

こころのふるさとアルテまつり開催

投稿日 2005-08-26

 もう1週間も経過してしまいましたが、8月20日(土)に無事、NPO法人アルテピアッツァびばい認証記念「こころのふるさとアルテまつり」を開催しました。当日は朝夕に一時激しい雨が降りましたが、まつり開催中は、なんとか大雨にもならずにホッとしました。
 ただ、夏の甲子園決勝戦と重なってしまい、駒大苫小牧高の応援を優先して来られなかった方は結構いたのではないかと思います。私たちは天気のことばかり気にしていましたが、実は思いがけないところにライバルがいたのです。
 それでも当日は延べ人数にすると300人を超える方々が来てくださり、思い思いの時間を過ごしてくださったようですし、何よりも駒苫は、57年振りの偉業、夏連覇!文句はありません。むしろ私たち道民にとっては忘れられない日となりました。
 会場では、お馴染みの手打ちそばや、とりめし、やきとりの他にもいくつか出店があり、みなさん舌鼓を打って談笑。アートスペースで民謡ステージを楽しむ方の姿もありました。NPOの活動に賛同し入会くださった方も大勢いましたし、全国の書店での発売に先駆けて販売した『また来ます。』の売れ行きも上々で、大変有り難いことでした。
 最後に行われた安田侃の青空トークにも100人以上の方が残っていて、自身が心血を注いだ作品や空間への想いを語る作家と共に、いくつかの場所を巡るという贅沢な時間を楽しみました。
 ボランティアスタッフや大勢の方々の協力のおかげで、無事にこの認証記念イベントを終え、いよいよ私たちも本格始動!といったところでしょうか。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

NPO法人格を取得致しました

投稿日 2005-08-18

 4月10日に設立総会を終え、準備会として活動をしてきた私たちでしたが、8月17日付で正式に『NPO法人アルテピアッツァびばい』として認証されました。
 私たちが活動の目的とすることはいくつかありますが、なんといっても「こどもたちにとっての自由で豊かな空間としても遺したい。」水遊びに夢中になっている姿を見ていて改めて、そう思うのです。

『また来ます。』発売決定!

投稿日 2005-08-17

 アルテピアッツァ美唄の施設内に数カ所置かれている雑記帳があります。平成4年のオープン当初から置かれているノートには、来訪者のみなさんの率直な感想が様々な速度、言葉で綴られています。
 なかには美しい詩を紡ぎだしたようなものもあれば、たった一言で記されているものもあり…。強制されたわけでもなく、ふと心が動いた瞬間に書き留めてくださった言葉の数々が、まっすぐに心に響きます。そのほとんどがアルテピアッツァに「いる瞬間」に書いたものだということの臨場感があって、ごまかしがありません。
 この膨大な言葉を抽出して一冊にまとめた本が『また来ます。』というタイトルで全国の書店で発売になります。それに先立ち、20日のアルテまつりの会場でも販売しますので、楽しみにしていて下さい。売上金の一部はNPOの活動資金にもなります。
 自身がアルテピアッツァを訪れた時の感覚を追体験したり、「その瞬間」にいつでもタイムスリップ出来るはずです。
是非、お手元へ!税込み価格 1680円で販売します。

アルテまつりのボランティアを更に募集!

投稿日 2005-08-12

 暑い暑い毎日です。おかあさんだって、おばあちゃんだって流路に入りたくなるのはあたりまえ! 来訪者のみなさんだって「羨ましいわねぇ~」を連発です。
 
 8月20日のアルテまつりの為に、もう1日ご協力ください。まつりの前日19日午後1時 栄幼稚園玄関前に集合していただいて、次の日のまつり本番のための力仕事を3時間ほど手伝ってはいただけないでしょうか? 屋台のためのテントや機材、椅子・テーブルなどを運ぶための人手が不足しています。20日と併せて、19日だけ…。とにかくお気持ちのある方、事務局までお問い合わせください。市民ギャラリー(0126-63-3137)まで。ボランティアスタッフ申込締め切りは、8月18日。イベントに関する問い合わせもこちらにどうぞ。

ワークショップに参加しませんか?

投稿日 2005-08-09

 ここ数日は北海道も30℃を超す暑さです。大人はバテていますが、こどもたちは元気いっぱい。水の広場も大変な賑わいです。が、夕刻なら、こんなふうにひとりじめ出来てしまいます。
 『NPO法人 アルテピアッツァびばい』が主催するワークショップ「050821.pdf」をダウンロードを8月21日(日)に開催します。札幌を拠点に活動をしている佐々木徹さんを講師に招いて、大人もこどもも「コラージュ」で楽しもう! という趣向です。是非、ご参加下さい。

炭鉱の歴史を振り返ってみませんか?

投稿日 2005-08-08

 今日からギャラリーでは、札幌市在住の写真家・五島健太郎さんの『ドイツ・北海道産業遺産写真展』(8/8~8/15)が始まりました。炭鉱が閉山した後、その建造物などを観光資源として活用しているドイツと北海道の産業遺産を対比させた展覧会となっています。
 お盆の時期には美唄にもかつてこの界隈に住んでいた方々が墓参にやってきます。そういう方々に往時の賑わいを写真パネル展で懐かしんでもらおうと、市内の三菱美唄記念館では『びばい・炭鉱の記憶再生塾主催 思い出の炭鉱写真展』(8/10~8/21)も開催されます。
 ふたつの展覧会は、同じ炭鉱をテーマにしていますが視点の違いも楽しめると思います。往時の炭鉱町の様子、そしてその後…両方の姿を写真をとおしてご覧下さい。

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