‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

てくてく美唄炭鉱-三井美唄編-

投稿日 2016-08-18

8月18日  お盆が過ぎてもまだ日中の暑さは厳しいですが、朝晩はずいぶんと涼しくなりました。そして、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄には、昨日の豪雨とうってかわって、夏らしい青空が広がっています。

 さて、木造校舎2階ギャラリーで開催中の「思い出の炭鉱写真展」最終日の8月21日(日)13:00より、「てくてく美唄炭鉱―三井美唄編―」を開催します。今回歩く南美唄には、当時、道内一のマンモス校があり、オペラの上演や映画を上映した“ヤマの文化センター”三井美唄互楽館などがありました。
 この「てくてく美唄炭鉱」は、日本の近代化を支え、黒いダイヤと呼ばれた石炭を掘り出す炭鉱で大いに栄えていた「炭都」を、その土地を知る人と歩き、そこで暮らしたかつての記憶や、その頃の人々の思いを参加者と分かち合う企画です。

 集合場所は南美唄コミュニティセンター(南美唄町西町)、参加費は700円(飲み物代込)です。お申し込みは不要ですので、直接集合場所にお集まりください。場所がわからない方はアルテピアッツァ美唄に12:30までにお越しください。スタッフの車が先導いたします。お待ちしています!

■日時 2016年8月21日(日)13:00
■集合場所 南美唄コミュニティセンター(美唄市南美唄町西町)地図
※駐車スペース有。
※小雨決行、 荒天時中止。3時間ほど歩きます。運動靴か長靴、長袖、長ズボンでお越しください。

アルテの盆踊り

投稿日 2016-08-15

8月15日 このお盆期間中は天候に恵まれ、美唄に帰省された方たちなどで安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄は賑やかでした。
 さて、先週末の8月13日(土)、アルテピアッツァでは「アルテの盆踊り」が開催されました。夕方の暑さが落ち着いてきた5時半頃から、こども盆踊りがアルテピアッツァ美唄内トリフォリオの広場で始まりました。可愛らしい浴衣を着て踊っている子やお母さんに抱っこされている子、お父さんの押すベビーカーに乗って参加している子など、たくさんの人が太鼓の音が響くやぐらを囲んで大きな輪となっていました。6時半からは大人盆踊り。輪は少し小さくなりましたが、地元の人も加わって、「よいしょ!」と合いの手を入れながらの踊りは、熱のこもった活気あるものでした。
 辺りが暗くなり始めた頃、水の広場の流路と池の周りには、みんなで作り、思い思いの絵を描き込んだころころキャンドルを灯します。8月15日風の少なかったこの日、ろうそくの炎は穏やかにゆっくりと燃え、自分の作ったキャンドルを探す人や写真を撮る人たちを惹き付けていました。すっかり暗くなると雲のない空には月が出ていて、普段味わうことのない特別な夜となりました。

 参加してくださったみなさまありがとうございました!「アルテの盆踊り」は毎年この時期に開催しています。また来年お待ちしています。

安田侃さんとピサ展を巡るイタリアツアー 後編

投稿日 2016-08-11

8月5日 天候に恵まれ、お盆休みに入ったご家族などが安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で散策を楽しんでいます。

 さて、先週に続き「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」後半の様子をお伝えします。3日目は、安田侃さんの制作拠点であるイタリア・ピエトラサンタのアトリエ訪問から始まりました。普段は、非公開の場所とあって、みなさん興味津々です。今まで制作された大小様々な彫刻作品が並ぶほか、制作途中のものや構想段階のものまで・・・。その後、もうひとつのアトリエ、イタリアの石職人であるジョルジョ親方の工房を見学し、ジョルジョさんとの二人三脚での制作話など貴重なお話を伺えました。二つのアトリエを訪れ、安田さんの彫刻の原点を垣間見ることが出来ました。
 最終日は、フィレンツェの「ボーボリ庭園」へ。2000年にフィレンツェで開催された安田侃さんの野外彫刻展「街における彫刻」展では、このボーボリ庭園にも大理石彫刻「妙夢」など数点が展示され、うち3点の「天秘」が永久設置となりました。8月11日最後は名残惜しそうに、彫刻に腰を掛けたり、触れたりと、このツアーの締めくくりに相応しい体験となりました。

 安田侃さんと貴重な時間を過ごし、盛り沢山な内容の7日間で参加者のみなさん「大満足」といった表情で帰路につかれました。前編のブログにも書きましたがこのツアーは、10月にも実施予定です。まだ応募間に合いますので、ぜひこの貴重なツアーにご参加ください。

「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」

■旅行期間 10月1日(土)~7日(金)5泊7日
※資料やパンフレットのご請求は、下記JTB北海道へお願い致します。
【旅行企画・実施 JTB北海道】
■ 電話 (011)271-7023 ■ FAX (011)222-5101
■ 営業時間 平日9:30 ~17:30   土・日・祝 休業

アルテ〇〇の学校 第6回マルマルは(星)(空)

投稿日 2016-08-08

星空の学校 ここ、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で夜空を見上げたことがありますか?晴れた日の夜には、たくさんの星を見ることができます。

 「アルテ〇〇の学校」は、誰もが参加できる、小さな発見の場です。毎回、様々なテーマでゲストを招き、お話を聞きます。第6回マルマルのテーマは(星)(空)。ゲストは、津別町の山奥に「星ドロボウ津別観測所」を建設、天文写真で数々の雑誌に入選され、約600もの小惑星を共同発見し、その惑星に名前もつけているという円舘 金さんです。

 音楽や映像とともに、天体観測の楽しみ方や円舘さんと星空との出会いを、お話していただきます。天文学ではなくて「天文楽」です。「(星)(空)の学校」が終わったら、夜空を見るのが今より楽しくなりそうですね。晴れていたら、お話の後に天体写真教室を開催します。そのときには土星が見れるかもしれません!ぜひお越しください。

■日時:2016年8月16日(火) 18:00~(19:30頃まで)
※終演後、夜空が見えたら、天体写真教室を開催(参加自由・約1時間予定)
マニュアルモード撮影が出来るカメラと三脚をお持ちください。
■参加費:500円
■会場:アートスペース(旧体育館)
■定員:50名(予約制・先着順)
■お問合せ: アルテピアッツァ美唄(0126-63-3137)

安田侃さんとピサ展を巡るイタリアツアー

投稿日 2016-08-05

ピサの斜塔「妙夢」 7月27日~8月2日の7日間、美術館登録記念イベント「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」 が実施されました。
 初日は、ローマでヴァチカン美術館などを見学後、安田侃さんの作品「意心帰」が常設されている「トラヤヌス帝の市場」へ。イタリアで最初に出合った安田さんの彫刻という事もあり、みなさん触れたり、記念写真を撮ったりとゆっくり鑑賞されていました。
 翌日、いよいよ安田侃さんのご案内で「安田侃野外彫刻展『Toccare il Tempo 時に触れる』」の見学です。ピサ市内に展示された18点に及ぶ大理石やブロンズの彫刻を2時間かけて一緒に巡りました。ピサの斜塔やドゥオモ大聖堂など歴史的な建造物が並ぶ市街に設置された安田侃さんの彫刻を通じて、中世から現代へと、まさに“時に触れる”瞬間でした。途中、安田侃さんを囲んでの昼食では、ピサ展の経緯やオペラの見所などのお話を伺いました。夜には、ツアーオプションとして 安田侃さんが舞台演出をおこなうオペラ「Madama Butterfly(蝶々夫人)」(プッチーニ財団主催)の鑑賞もあり、充実した一日となりました。
 後日ブログで、ツアーの後半の様子をお伝えしますのでお楽しみに。

 ※このツアーは、10月にも行われます!まだ間に合いますので、ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく。

 

「安田侃とピサ野外彫刻展を巡るイタリアツアー」

■旅行期間 10月1日(土)~7日(金)5泊7日
※資料やパンフレットのご請求は、下記JTB北海道へお願い致します。
【旅行企画・実施 JTB北海道】
■ 電話 (011)271-7023 ■ FAX (011)222-5101
■ 営業時間 平日9:30 ~17:30   土・日・祝 休業

なにがみえる?きみだけのアルテ

投稿日 2016-07-31

 

7月31日  7月28日(木)と29日(金)、ここ安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で、美唄市内の小学生を対象とした芸術体験プログラム「なにがみえる?きみだけのアルテ」を開催しました。アルテの敷地内の彫刻を探して、色んな角度からよーく見て、自分のとっておきの一枚を撮るというプログラムです。

 まず始めに、ウォーミングアップとして行った絵画の鑑賞では、「これは鳥にみえる。このとんがっているところがくちばしで、この線が鳥の手みたい!」などたくさんの意見が飛び交いました。そしてお友達の意見を聞くことで、また違った発見がありました。

 そして次は安田侃さんの彫刻をみんなで鑑賞する時間です。まず彫刻をじっと見ます。近くに寄って見て、遠くからも見て、そして彫刻に触れてみます。「クリームがのってるみたい!」「ここはツルツルしてるのに、ここから急にボコボコしてる!」など、色んな事に気づいていきます。さらには、「窓から光が差し込んでて、彫刻にあたって光ってる」などと、作品の周りのことにもたくさん気づいてくれました。
7月31日
 その後は、ヒントが隠されたカードを手に、彫刻探しを開始。雨のため屋外の彫刻は断念し、アートスペースと木造校舎2階ギャラリーを探索します。ここからは、子ども一人一人、彫刻との対話が始まります。探し出した彫刻の、自分が一番いいと思う構図を考えながらシャッターを押していきます。

 最後に今日のお気に入りの一枚をプリントアウトし、みんなで感想を話してプログラムは終了。どれも力作、素敵な写真ばかりでした。次にここで彫刻を見るとき、何がみえるかな?

「sapporo55夏まつり」と、8月の「こころを彫る授業」

投稿日 2016-07-28

8月6日 2つのお知らせです。毎年札幌で開催されている「sapporo55夏まつり」が、8月6日(土)に行われます。安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄になってからは初めての参加となりますが、ブースからたくさんの方にアルテピアッツァ美唄のことを紹介する予定です。アルテピアッツァってどんなところ?と言う方にも、ぜひこの場所をお伝えできればと思います。
 最近はアルテに行っていないなという方も、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております!

◇ 場所:sapporo55 インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店入口前)
◇ 日時:8月6日(土) 9:50~18:00(ブースの出店は11:00~16:00)

 そしてもう一つのお知らせは、ここアルテピアッツァ美唄で毎月第一土・日に開催している「こころを彫る授業」です。彫るのは自分の「こころ」。小学4年生から参加できますので、お子さんとぜひ一緒に、いつもはできない体験をされるのはいかがでしょうか。

◆日にち:8月6日(土)、7日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,00円(軟石)大学生・高校生/10,000円(大理石)6,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円引き◇翌月以降の授業継続の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。授業のお申し込みと一緒にご予約ください。

 お申し込みは安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137までお願いします。※毎週火曜、祝日の翌日は休館日。

8月13日は「アルテの盆踊り」と写真館

投稿日 2016-07-20

7月20日

2015年の盆踊りの様子

 みなさんお盆の予定は決まっていますか?安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄では、毎年8月13日に「アルテの盆踊り」を開催しています。この土地に生きた先人たちの霊を慰めその思いをつなぐとともに、かつて美唄で暮らしていた方が帰省されるお盆にあわせて、「おかえりなさい」という気持ちを込めて盆踊りを行います。美唄が炭鉱で栄えた頃と同じ「北海盆唄」を太鼓の音頭で輪になって踊ります。夕方になると、「水の広場」に手作りの“ころころキャンドル”を灯し、年に1度の幻想的な夜を演出します。
 同じ日に、「いとう写真館 北海道ツアー2016」 が開催されます。いとう写真館とは、写真家 伊東俊介さんによる全国出張写真館です。今回は北海道ツアーのなかで、アルテピアッツァを会場に、盆踊りの日にあわせて開催してくださいます。お盆でご家族が集まった記念やご夫婦の思い出などに、アルテピアッツァで家族写真はいかがですか?写真館についてのご予約・お問合せはこちらから。

「アルテの盆踊り」
■日時 2016年8月13日(土) ※雨天時は14日 こども盆踊り17:30~ おとな盆踊り18:30~
■場所 アルテピアッツァ美唄トリフォリオの広場  

「いとう写真館 北海道ツアー2016」
■日時 2016年8月13日(土) 撮影時間:10:00~18:00 
※ご予約の方を優先で撮影させていただきます。
■会場 アルテピアッツァ美唄※撮影場所はお選びいただけます。
■予約・料金など http://www.itohokkaido.com/

ポポロミーティング

投稿日 2016-06-20
6月20日 6月18日(土)の午後、体験工房ストゥディオアルテで、年に一度行っているポポロミーティングを開催しました。アルテ市民ポポロの方と、アルテピアッツァ美唄が好きな方々が参加され、平成27年度の活動報告や意見交換などが行われました。
 「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」となって最初の開催だった今回は、活動報告の前に磯田憲一館長と一緒にアルテピアッツァ美唄の中を散策する時間を設けました。屋外の彫刻を数点巡りながら、館長がアルテへの思いをお話し、参加者と思いを共有する貴重な場となりました。大勢で見て回ると、自分一人では気付かなかった新たな発見を見つけることができ、アルテの空間を再認識できた散策となりました。

6月20日 活動報告では、平成27年度に行った「認定NPO法人アルテピアッツァびばい」の取り組みなどを紹介。その後の意見交換では、参加されたみなさんから質問や景観維持に関する厳しいご意見等もいただき、アルテピアッツァを運営するスタッフとして、これからの安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄をどのように未来へ繋げていくか、見出すきっかけとなる貴重な時間となりました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

第24回「アルテの森語り」

投稿日 2016-06-19

6月19日 6月18日の土曜日、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄にあるカフェアルテでは、「アルテの森語り」を開催しました。季節の節目に開催していますこの朗読会、今回で24回目となりました。

 まず始めに、チェロ奏者のフリーデリケ・キーンレさんと岩見沢教育大4年生の高橋勇輝さんによる演奏、ヴィバルディのチェロソナタ第5番から始まりました。深みのある心地よい音色が重なり合い、チェロ独特の響きがカフェアルテを包み、聞いてる方々を魅了されていました。 

 続いて、磯田憲一さんによる朗読は菊地寛著「入れ札」です。追っ手に追われ赤城山を後にした国定忠治が連れて行けるのは3人の子分のみ。なんとかその3人の中に入りたいと苦悶する長年の子分、九郎助のお話です。細かい心理描写の多いこの作品を、情緒のある語り調子で、聞く人を惹きつけます。

6月19日

 そして朗読の後は、参加者と出演者を交えて交流会を行いました。多くのファンをもつ美唄のそば打ちグループ「匠の会」による手打ちそばを始め、お客様からいただいた差し入れなどを囲み、みなさまで楽しいひとときを過ごすことができました。

 夏至に合わせて開催しました今回の朗読会、会が進むにつれてゆっくりと日が傾き、終わる頃には空におぼろ月が出ていました。参加してくださったみなさま、出演者の方々、ありがとうございました!

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