‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

第20回「アルテの森語り」

投稿日 2014-12-25

12月25日 今日のアルテピアッツァ美唄は、朝からしんしんと雪が降っています。

 さて、12月23日(火・祝)アルテピアッツァ美唄カフェアルテでは、 第20回「アルテの森語り-朗読会-」を開催しました。2008年3月から、季節の節目に開催してきた森語りも、今回で20回を迎えました。
 開演の4時半にはすでに辺りは真っ暗となり、まずは、ゲストのフリーデリケ・キーンレさんのチェロ演奏からスタート。 静かに登場され、バッハの無伴奏チェロ組曲 第1番から演奏が始ま

12月25日

り、その後は、朗読会の雰囲気に合わせるように、日本民謡の「八木節」や、最後には童謡「この道」で、歌声も披露してくださいました。チェロの温かみのある豊かな音色がカフェアルテの空間に心地よく響き渡りました。

続いて、朗読は磯田憲一さん。今回朗読するのは、初めて披露する藤沢周平著「雪明り」。江戸の人情物語ですが、磯田さんの深みのある声により、物語の世界へぐんっと引き込まれます。カフェアルテの窓からは、ライトに照らされた雪景色も見え、朗読の雰囲気も一層盛り上がりました。

 終了後は、場所をストゥディオアルテ(体験工房)に移して、恒例の交流会。今回は冬至の頃の開催にあわせて、「冬至かぼちゃ」をご用意したほか、大勢の方からの差し入れなど、テーブルいっぱいに料理が並びました。その他、工房の軒下では、餅つきも行われ、参加者の方々が掛け声にあわせて順番に餅をつく光景に、会場も和やかな雰囲気に包まれました。
 出演者のみなさん、ご参加いただいた方々、そしていつもお手伝いしてくださるみなさん、本当にありがとうございました。来年、開催の際には、ホームページ、またはこちらのブログでお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。

「クリスマスコンサート in アルテピアッツァ美唄」

投稿日 2014-12-21

 季節はずれの雨が降った昨日の夜、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)では、美唄市出身・在住のミュージシャン岸孝志さんと、稚内出身の兄弟ユニットSE-NOさんによる「クリスマスコンサートinアルテピアッツァ美唄」が開催されました。
 会場のストゥディオは、この日の為に特別に施されたクリスマスの装飾もあいまって、いつもとは違う空気に包まれました。
 前半は岸さんとSE-NOさんそれぞれの曲を、後半は二組の共演で会場を盛り上げてくださいました。岸さんが聞いてお二人と共演したい!と強く思ったきっかけになった「sun rise」や、SE-NOオリジナルのクリスマスソング「クリスマスタイム」など、前半・後半あわせて17曲もの熱演となりました。
 「アルテピアッツァ美唄は思い出の場所」と語ってくれたSE-NOの兄・摩守仁(ますじ)さん。弟の摩守俊(ますとし)さんと一緒に、「今日は、また美唄に来るための第一歩だと思ってます。また美唄に来ていいですか?」との問いかけに、隣にいた岸さんからだけではなく、会場からもあたたかい拍手が沸き起こりました。
 やわらかい歌声と、あたたかなギターの音につつまれた、ストゥディオアルテの特別な夜。お越しいただいた方には、一足早いクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか?

sapporo55クリスマス!

投稿日 2014-12-07

12月6日 昨日、札幌で行われたイベント「sapporo55クリスマス」に参加してきました。
 会場には大きなクリスマスツリーが置かれ、各ブースではサンタの格好をしたスタッフさんが居たり、お花屋さんではポインセチアを、チキン専門店では大きな骨付きチキンを販売していたり…全体がクリスマスムードに包まれていました。
 アルテピアッツァ美唄も、これから迎える美しい冬の写真や来年のカレンダーなどを並べて、お客さまをお出迎え。雪をまとった彫刻の写真を見て、「すごくきれい!これはどこ?」と声を掛けてくださったカップルや「安田侃さんの彫刻があるところよね、一度行ってみたいと思ってるの」と立ち寄ってくださった女性など、会場を訪れた方々と、アルテのこと、安田侃さんのこと、美唄のこと…いろいろとお話しました。
 この日、このイベントで初めてアルテのことを知ったという方から「こんなところがあるの、知らなかった、今度行きます!」と嬉しい言葉をかけていただく場面もありました。12月6日

 今回も札幌でアルテピアッツァ美唄を紹介する貴重な機会を与えてくださり、搬入・搬出の手伝いまでしてくださった竹中工務店の皆さま、sapporo55実行委員会の皆さま、ありがとうございました。会場でお会いしました皆さま、言葉や写真でお伝えした以上の魅力が、アルテの空間にはありますので、今度はぜひ美唄へ遊びにいらしてください。お待ちしています!

アルテの四季コンサート 2014 秋

投稿日 2014-11-01

10月31日 昨日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では19時から「アルテの四季コンサート 2014秋」が開催されました。美唄市出身、在住のミュージシャン岸孝志さんが、アルテピアッツァの四季を感じながら音楽を楽しんでもらえたらと企画、ー昨年スタートして、今回で5回目を迎えます。
 今回の出演者は、元「LOOK」リード・ボーカルの鈴木トオルさんと、歌手であり、ラジオパーソナリティとしても活躍する秋人(あきひと)さんです。オープニングには、岸さんが「美唄でこういう音楽イベントを発信していること、知ってもらって、これからも楽しんでもらえたら」と、このコンサートへの想いをお話され、ギターソロで3曲を披露されました。
 続いて、秋人さんが登場し、オリジナルやカバーを織り交ぜた全7を演奏。曲の合間には、コンサートの企画者である岸さんとの出会いや出身地である京都と北海道との違いのことなど、いろいろとお話してくださいました。
 3番目に登場したのは、鈴木トオルさん。「LOOK」の代表曲「シャイニン・オン~君が哀しい~」をはじめとしたオリジナル曲から洋楽に日本語の歌詞を付けたカバー曲まで、一人でもバンドのような力強さと迫力で演奏されました。最後には、この日の出演者3人がそろって、お客様の手拍子をリズムに、「上を向いて歩こう」を演奏。ステージ側も客席側も、笑顔で溢れるコンサートとなりました。
 鈴木トオルさん、秋人さん、企画者であり、出演者でもある岸さん、楽しい秋の夜をありがとうございました!

ポポロウォーキング

投稿日 2014-10-29

10月26日

 10月26日(日)、アルテピアッツァ美唄ではクリーン会「落ち葉集め」のあと、「秋のポポロウォーキング」が行われました。

 今回で3回目のポポロウォーキング、普段は歩くことのできないアルテの森の奥を、ガイドさんのお話を聞きながら、散策しました。参加者は美唄、岩見沢、札幌・・・と、美唄市内外から集まった14名。中には、「昨年参加して楽しかったから」と、今回はお友達と一緒に参加してくださった方も。この度、ガイド役をお願いしたのは、北海道立総合研究機構林業試験場の南野 一博さんです。動物が専門であり、ハンターでもある南野さんから、シカの角研ぎのこと(説明のために、本物のシカの角を持ってきてくださいました!)、雪虫(トドノネオオワタムシ)が集まる木のこと、コウモリが隠れている場所のこと・・・歩きながら見つけた、動物の“痕跡”を囲んで、お話を伺いました。参加者からの「この葉っぱは何の木?」「この木の実は?」など、植物に関する質問にも答えていただきながら、あっという間に2時間弱の散策が終了。10月26日
 一緒に歩いて、最後まで元気いっぱいだった小さな女の子も、到着するなり、「楽しかった~!お腹すいた~!」。それに応えるように、ストゥディオアルテでは、美唄ポポロさんが、美唄で採れた野菜のたくさん入った「豚汁」を作って待っていてくださいました。石炭ストーブの上で温めた「ふかし芋」も頬張りながら、疲れた体を癒すようにおいしくいただきました。南野さんをはじめ、ボランティアで手伝ってくださったみなさん、ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました!またみんなでアルテを楽しむ企画が決まりましたら、アルテピアッツァ美唄HPなどでご案内しますので、お楽しみに。

第29回森の広場の音楽会

投稿日 2014-10-27

10月27日 あっという間に10月も終わりに近づき、天気予報では今週初雪が降るかもしれません。

 先週末、25日の土曜日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、年に2回、初夏と秋に行われている「第29回森の広場の音楽会」が開催されました。ユニセフ協会の支援活動に協力した、「3.11東日本大震災祈りのコンサート」としては第8回目を迎えます。今回の出演者は、プロ・アマ 問わず、16組のみなさま。ピアノ、フルート、ギター、声楽、トロンボーン・・・などなど、使う楽器もジャンルも人数も、いろいろあるのがこの音楽会の楽しいところ。土曜の昼間、出入り自由の和やかなコンサートには、紅葉のアルテを訪れると偶然やっていた「音楽会」の音色に引き寄せられて、客席に・・・という方もいらっしゃるようでした。
 美唄市民の出演者も多く、誰もが参加できるコンサートとして愛されてきた「森の広場の音楽会」。15年に渡って、定期的に開催してくださっていました“呼びかけ人兼世話人”の方が来春で美唄を離れてしまうそうです。今後は別の方が“世話人”となって、「音楽会」は継続される予定ですが、不定期の開催になるかもしれないとのこと。Y.Nさん、長い間、本当にありがとうございました!

 

秋晴れの日とコンサート

投稿日 2014-10-20

10月19日 先週末は、きれいな“秋晴れ”で、アルテピアッツァ美唄にはたくさんの方が訪れていました。アルテを囲む山の木々の葉も鮮やかな赤や黄色に染まって、見頃を迎えており、熱心に写真を撮ったり、「本当にきれいねぇ…」とうっとり眺めている方も多くいらっしゃいました。

 18日の土曜日には、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「アルテの森 チェンバロとよみかたりコンサート~竪琴の調べにのせて宮沢賢治の詩の世界へ~」が開催されました。このコンサートとアルテピアッツァ美唄を楽しむために、有志の方々により札幌からバスツアーも企画されていました。ツアーに参加したみなさんは開演時間より早くに到着して、アルテの空間を散策したり、カフェアルテでゆっくりコーヒーを飲んだりしたあと、コンサートへ。明楽みゆきさんのチェンバロと興膳津さんの朗読の世界を堪能されていました。
10月18日 「こんなお天気の良い日、こんな紅葉のきれいな時にコンサートをさせていただき、感謝しています」と明楽さん。曲と曲の合間には、チェンバロの歴史についてもお話されて、みなさん興味深く耳を傾けている様子でした。コンサートの後、みんなでチェンバロを囲んで記念撮影もされていましたよ。その場所にいる誰もが温かい気持ちになるようなコンサートでした。明楽さん、興膳さん、ツアーを企画されたみなさま、ありがとうございました。

「うずしおカルテット・プラス・ワン」コンサート

投稿日 2014-10-15

10月13日 日に日に、紅葉の色づきも鮮やかになってきております。今週が特に見頃でしょうか?

 さて、10月13日、アルテピアッツァ美唄では約4年ぶりとなる「うずしおカルテット・プラス・ワン」コンサートが、アートスペース(旧体育館)で行われました。

 1部と2部に分かれて行われたコンサート。1部は、ピアノの奥山さんの演奏でスタートしましたが・・・、会場の様子がいつもと違います。遅れてきたちょっと迷惑なお客さんが、ピアノの演奏にちょっかいを出し、ついには、奥山さんが怒って会場から居なくなってしまいました。会場はざわつき始め、迷惑なお客さんはおもむろに打楽器のほうへ・・・。実はこれも演目「サプライズ・ボレロ」の演出で、迷惑なお客さんに扮していたのはなんと打楽器の福島さんでした。そのまま福島さんがボレロの演奏を始めると、次は、掃除をする女性を装っていたマリンバの水谷さんなど、次々と演奏者の方が会場のあちこちから加わり、最後は全員でボレロを演奏するまさに“サプライズボレロ”。その他「素人のど自慢」「お座席エアロビクス」など1部はユニークなプログラムが続き、お客さんも大盛り上がりでした。
 一方、2部に入ると、 出演者の方は正装に着替えられ、クラシックの曲を演奏。打楽器、ヴァイオリン、ソプラノ、マリンバ、ピアノの五重奏で奏でられる、クラシックの演奏に、会場のお客さんも、今度は“うっとり”と聴き入っていました。最後は、ハッピーエンドの歌劇「メリー・ウィドウ」の良いとこを凝縮したメドレーで盛り上がりました。“「クラシック音楽」の固定概念にとらわれない”という、うずしおカルテットのメンバーの方々の思い通り、演奏している方とお客さんが一体となった楽しいステージでした。

静かな秋に…

投稿日 2014-10-04

10月2日

 美唄は紅葉が進んでいます。冬の訪れを告げる…とも言われる“雪虫”も飛び交うようになりました。

 さて、10月2日(木)、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「小松原俊、PETA 北海道ツアー in 美唄」が開催されました。ギター演奏と弾き語り、2部編成のコンサートで、秋の静かな夜にしっとりとしたギターの音色が響いていました。小松原さん、PETAさん、ありがとうございました。 

 今月、アートスペースでは、他にも様々なコンサートイベントの開催が予定されています。日本フィル打楽器奏者・福島喜裕さんを中心とした“うずしおカルテットプラスワン”のコンサートアルテ市民ポポロであり、チェンバロ奏者の明楽みゆきさんらによる“チェンバロとよみかたり”のコンサート、今回で29回目となる“森の広場の音楽会”、そして、美唄在住のミュージシャン・岸孝志さんが主催、季節ごとに開催しています“アルテの四季コンサート”など、盛りだくさんです。詳しくはアルテピアッツァ美唄ホームページの「イベント」欄をご覧ください。この秋、アルテで音楽を楽しみませんか?

森の住人とおとぎ話と音楽と

投稿日 2014-09-25

9月23日 9月23日(火)は「昼と夜の長さが同じになる」と言われている秋分の日。祝日ということで、アルテピアッツァ美唄は開館していました。少し早い秋を楽しみに北海道内外から、多くの方がアルテを訪れていました。

 この日の夕方、アルテピアッツァ美唄内アートスペース(旧体育館)では、「森の住人とおとぎ話と音楽と」と題した物語の朗読と音楽の舞台がありました。
 美唄市に工房を持つ英円楽器・主宰の伊藤英円(ひでまる)さんが創り、奏でるのはとても繊細な音がする「ライア」という現代の弦楽器です。今回は英円さんを含む「森のゆりぶね」のメンバーが出演されました。ライアの他、カランコロンときれいな音色が響く「カリンバ」、小さなマラカスのような「マラカ」も使って、お話の中にお客さまを巻き込んで一緒に演奏する場面もあり、温かい雰囲気が会場に満ちていました。

 4つのおとぎ話の朗読と音楽、風に乗って窓の外から流れ込んだ自然の音も一緒になって、この場所、この時にしか観られないプログラムとなっていました。森のゆりぶねのみなさん、あたたかい朗読と音楽をありがとうございました。

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