‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

「東日本大震災チャリティーライブ ぼよよん共和国in美唄 中西圭三チャリティLIVE」

投稿日 2011-10-13

10月11日

 10月11日、今年もアルテピアッツァ美唄に中西圭三さんの歌声が響きました。

 今回は東日本大震災をうけて「歌うことが誰かの力になれば」と中西さんが全国をまわっているチャリティーライブの美唄編。会場となったアートスペース(旧体育館)には小さな子どもから年配の方まで約200名が集まりました。地元のミュージシャン「DREADNOTE(ドレッドノート)」がオープニングを飾り、そのあと、観客の大きな拍手と共に中西圭三さんが登場。拍手はそのまま手拍子へと変わり、力強い中西さんの歌声に会場が一体となりました。1曲ごとにその曲に込めた思い、今この曲を歌うことの意味を話してくださり、後半には「大変なこともあるけれど、自信を喪失している場合ではない。前向きにいこう」という思いを込めて「ぼよよん行進曲」「Choo Choo Train」をみんなで大合唱しました。もちろん美唄のために作ってくださった曲「美しい唄」も披露して下さいましたよ。1時間半ほどのライブはあっという間で、最後は大きな拍手で幕を閉じました。中西圭三さんの歌が、まさにみんなにパワーを与えてくれたライブとなりました。

 今回のチャリティーライブにおいて、10万418円もの募金が集まりました。募金は「ぼよよん共和国Project」として、被災地で3月11日に誕生した子供に椅子を寄贈するプロジェクト「希望の『君の椅子』プロジェクト」に送らせていただきます。ご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。

森のゆりぶね「秋のライアコンサート」

投稿日 2011-09-24

9月23日

 昨日、9月23日は久しぶりにお天気の良い祝日で、アルテピアッツァ美唄にもたくさんのお客様がいらっしゃいました。ずいぶん空気はひんやりとしてきましたが、水の広場の流路や池で遊んでいる子どもたちをまだまだ見かけます。たくましいです。

 この日は夕方からアートスペース(旧体育館)で、ライア作りの職人さんで演奏者のひでまるさんを中心とした演奏グループ「森のゆりぶね」の皆さんによる「秋のライアコンサート」が行われました。
 「ライア」とは古代ギリシアに起源をもつ、片手に収まるくらいの小さなハープのような弦楽器のことです。森のゆりぶねの皆さんが奏でるライアは、美唄市内の英円楽器という工房で手作りされているもの。その音色はハープともギターとも違う優しい音色で、ちょっとした物音にもすぐかき消されてしまいそうなほど繊細です。アルテでのコンサートではめずらしく“託児”が行われたことにも頷けました。
 オリジナルアレンジを加えた「野ばら」「赤とんぼ」「エーデルワイス」などが演奏され、しーんと静まったアートスペースに美しいライアの音色が響きました。最後に、ボーカルを加えて「星に願いを」が演奏されると、じっと目を閉じてその世界に浸っていらっしゃる方も多かったです。「アルテの風景も楽しんで」ということで、窓側にステージを組んで行われた今回のコンサート、だんだんと夕暮れ色に染まるアルテにぴったりのコンサートでした。

美唄発「安田侃野外彫刻展ツアー」

投稿日 2011-09-23

9月17日

 少し前になりますが、9月17日の土曜日に美唄市とNPO法人アルテピアッツァびばいの共催で美唄発「安田侃野外彫刻展ツアー」を開催しました。
 安田侃さんの出身地であり、アルテピアッツァ美唄のある町・美唄市の市民を対象として企画された今回のツアーはバスで美唄から札幌に向かい、安田さん本人の案内で作品を巡ることができる贅沢な(?)ツアーです。美唄市内中学校の美術部員を含む定員いっぱい35名の美唄市民が参加されました。

 午前中に美唄を出発、それぞれ昼食を済ませた後、二条市場の近く、創成川公園の広場にある大きな彫刻「生誕」の前で安田侃さんとお会いしました。そして、安田さんと一緒にひとつひとつの作品を巡りながら、作品制作時のエピソードや作品の素材である白大理石について、野外彫刻展開催のきっかけについてなど今回の展覧会にまつわる様々なお話を伺いました。一時、札幌市主催の野外彫刻展ツアー(100名以上!)と合流して、ぞろぞろとみんなで大移動する場面もありました。
 当初の予定では創成川公園と大通公園の作品解説のみでしたが、それに加えて、駅前通地下歩行空間、日本生命ビル、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)に設置された作品も一緒に歩いて解説をしてくださるという嬉しいサプライズもあり、参加者の皆さんにとっては充実の1日となったようです。最終的には2時間近くも歩いたツアーですから、お疲れの方もいらっしゃいましたが、帰りのバスの中では「ありがとう」「楽しかった」という言葉をたくさん聞くことができました。参加して下さった美唄市民の皆さま、ありがとうございました。

彫刻体験とJAL出前講座「そらいく」

投稿日 2011-09-19
9月17日

9月17日

 美唄で“まちづくり、ひとづくり”をしている美唄青年会議所の方々が行っている青少年育成事業「ジュニアアクトクラブ」。9月17日の土曜日、その事業の一環として、アルテピアッツァ美唄で毎月第一土日に開催している「こころを彫る授業」の体験としてストゥディオアルテ(体験工房)で軽石を彫りました。参加したのは小学校4年生~中学校3年生27名で、はじめは「こころを彫る?」と戸惑う子や、はずかしそうに周りのお友達を覗いている子など、みんな緊張している様子。ですが、一人、二人と勢いよく彫り始めるとみんなも石に触れ、道具を手にして、はじめは静かだった工房も次第に「カンッ、カンッ、カンッ」とノミとゲンノウで石を彫る音が響き渡りました。時間は短かったのですが、みんな満足気な表情、「どうだった?」と聞いてみると「とっても楽しかった!」と声をそろえて答えてくれました。

9月17日

9月17日

 午後からはアートスペース(旧体育館)にて美唄商工会議所主催のJAL出前講座「そらいく」が開催されました。地球環境を守る取り組みとしてJALグループが2007年から始めて、今回で170回目。午前中、彫刻体験をした子供たちも参加して70名程の小中学生と保護者が会場に集まりました。
 JALの加藤義己機長(美唄市出身)から飛行機のしくみについてのお話に続き、“サンゴ礁の美しい島”“オレンジ色が綺麗な白夜の空”など普段は見る事のできないコックピットから撮影した綺麗な写真が紹介され、子供たちも地球の美しさに感動している様子でした。その後、機長が上空1万メートルから見た、今の地球の状態や、JALが行っている環境についてのお話にも真剣に耳を傾けていた子供たち、途中にはクイズや質問コーナーなどもあり和やかな雰囲気のなか「そらいく」は終演し、最後は加藤機長と記念撮影、みんないい思い出になったかな?また遊びにきてね。

安田侃さん野外彫刻展講演会

投稿日 2011-09-18
9月15日

9月15日

  9月15日(木)、札幌市教育文化会館にて安田侃さんの講演会が開催されました。安田さんは現在札幌で開催中の野外彫刻展タイトル「街に触れる」という言葉や作品に込めた思い、過去に行ったイタリアでの展覧会のこと、舞台美術を手掛けたオペラ「蝶々夫人」のこと、今までの彫刻家としての活動など多岐にわたってお話しされました。
 野外彫刻展について、「街に突如現れた彫刻に何かを感じて欲しい」と札幌の街を行きかう人々への思いや、「街の中に彫刻を置いたことで、その背景となる札幌の街並みを意識する人が増えれば」と作品が置かれた場所との関係についても語られました。

9月15日

9月15日

 講演の後半では、フィレンツェやローマでの展覧会をはじめ、世界各国に置かれている作品も紹介され、人々が彫刻に触れ合う様子がスクリーンに映し出されました。映像からは、安田さんの彫刻が歴史ある場所や街のなか、自然のなかにどのように融けこみ、人々に受け入れられているかが伝わり、上映後は、会場に来ていた定員いっぱい360名の方々から大きな拍手が送られ、幕を閉じました。
 札幌の野外彫刻展、安田侃さんが20年前からいまなお創り続けているアルテピアッツァ美唄、この機会にあわせて是非お越し下さい。

安田侃 野外彫刻展 「街に触れる」 11月20日(日)までの開催です。

第10回アルテの森語り-朗読会-

投稿日 2011-09-12

9月11日

 季節の節目に行っている「アルテの森語り」、今回は9月11日(日)、十五夜の頃に合わせて開催しました。開演は17時半、外の空気がだんだんと冷えてくる頃、秋らしく立派なススキや鮮やかなホオズキで飾られた会場は満席となりました。

 今回の「森語り」は、ゲストの中島杏子さんによるチェロの演奏からスタートしました。季節に合わせた曲“赤とんぼ”や誰もが耳にしたことのあるショパンの曲などを披露してくださり、チェロの重厚な音色は間もなく夕闇に包まれるカフェアルテにぴったりで、皆さんうっとりと聴き入っていました。

  続いて、同じくゲストの元HBCアナウンサー・安藤千鶴子さんによる朗読です。

9月11日

「もう秋ですね、このアルテピアッツァ美唄の中にもどんぐりが落ちてくる頃ではないでしょうか?」という言葉に続いて朗読されたのは宮沢賢治著「どんぐりと山猫」です。主人公の一郎、山猫、どんぐりたち…それぞれイメージに合った表現で朗読され、まるで人形劇を見ているようです。童心にかえって物語の世界に引き込まれた方も多いのではないでしょうか。

 最後は、磯田憲一さんによる宇江佐真理著「御厩河岸の向こう-夢堀-」の朗読です。この物語は悲喜交々の人情物語6篇からなる「江戸人情堀物語」のひとつで、姉と不思議な力をもつ弟の心の触れ合いを描いた作品。朗読としては長編でしたが、磯田さんの落ちついた語り口と間合いで進む物語に誰もがじっと耳を傾け、終盤には涙を浮かべている方もいらっしゃいました。

9月11日

 朗読会が終わると、もうひとつのお楽しみである交流会です。会場には美唄名物のやきとりやとりめし、美唄の匠の会による手打ち蕎麦(新蕎麦でした!)、そして今回も参加者の皆さまからいただいたおいしい差し入れの数々が並びました。参加者も出演者も一緒にテーブルを囲み、楽しい秋の夜はあっという間に過ぎていきました。お集まりいただきました皆さま、お料理や会場設営などを手伝ってくださった皆さま、本当にありがとうございました!次回開催が決定しましたら、またホームページやブログでお知らせします。

「イリス弦楽四重奏団」アルテピアッツァコンサート

投稿日 2011-08-29
8月28日

8月28日

 昨日28日(日)アートスペース(旧体育館)で第11回「イリス弦楽四重奏団」アルテピアッツァコンサートが開催されました。いつもは別々に活動しているメンバーの方々が「普段の活動では味わえない音楽のつながりを求めて」と結成されている「イリス弦楽四重奏団」。
 開演17時の始まる頃には会場も180名程の人でいっぱいとなり、西日が差し込むなか演奏がスタート。はじめに弦楽四重奏で“ドヴォルザークの弦楽四重奏のための「糸杉」”、休憩をはさみ地元美唄のピアニスト・奥山幸恵さんを加え“モーツァルトのピアノ三重奏曲 変ホ長調、ピアノ協奏曲 変ホ長調”を披露してくださいました。呼吸の合ったイリス弦楽四重奏団から奏でられるやわらかな音に皆さんじっくりと耳を傾け、最後まで楽しんでいる様子でした。途中、窓の外では子供たちの遊ぶ姿や虫の鳴き声も遠くから聞こえてきたりと、温かな雰囲気の中でのコンサートとなりました。

 1999年からアルテピアッツァ美唄で開催して下さっているこの「イリス弦楽四重奏団」アルテピアッツァコンサート、来年も開催が決まりましたらお知らせしますので皆さん楽しみにお待ち下さい。


アルテの盆踊り

投稿日 2011-08-14

8月13日

  昨日8月13日は待ちに待った第2回「アルテの盆踊り」でした。「週末はお天気下り坂・・」という予報で心配されていましたが、当日はみごとな快晴。櫓に紅白の幕が下げられ、いろとりどりの電球が灯されると、だんだんと人が集まってきました。
 夕方5時半から“ドンッドンッドンッ!”と太鼓を打つ音とともに「こども盆踊り」がスタート。よちよち歩きのちびっこから小学生くらいまでの子どもたちが中心となって元気に踊ってくれました。踊りの後のご褒美“おやつ”を手に、おじいちゃんおばあちゃんに褒めてもらって満足そうな笑顔がたくさん見られました。続いて、6時半からは「おとな盆踊り」。いつもお世話になっているご近所さん、遠方からアルテの盆踊りに来てくださった方、当日アルテに遊びに来てそのまま参加してくださった方、スタッフも一緒に櫓を囲み、真っ暗になるまで踊りました。中には「去年は途中で疲れちゃったけど、今年は最後まで踊りっきたよ!」という方もいらっしゃいましたよ。
 そして、盆踊りと並行して水の広場では手作りの“ころころキャンドル”に火が灯され、夕暮れのアルテピアッツァを幻想的に演出していました。

8月13日

 それぞれ違う絵が描かれたキャンドルをひとつひとつ見ていた女の子が「私がつくったの、あった!」と嬉しそうにお母さんやおばあちゃんに報告する姿も。親子三世代がアルテでのんびりキャンドルを眺めていて、見ているこちらまでほのぼのとした気持ちになりました。
 力強く太鼓を叩き続けてくれた打ち手さんや盆踊り本部のお手伝いをしてくださったり、一緒に踊ってくださった皆さんのおかげで、無事に盆踊りを終えることができました。本当にありがとうございました。また来年も一緒に踊りましょう!

※アルテピアッツァ美唄は通常火曜休館日ですが、8月16日(火)はお盆の時期にあわせて特別開館致します。ギャラリーでは「思い出の炭鉱写真展」を開催中ですのでこの機会に是非ご覧下さい。

行ってきました「sapporo55夏祭り」!

投稿日 2011-07-31

7月30日

 今日のアルテピアッツァ美唄は曇り空。暑くもなく寒くもなく過ごしやすい1日でした。

 昨日30日(土)、たくさんの方にアルテピアッツァの魅力を知ってもらおうと札幌で開催された「sapporo55夏祭り」に行ってきました!ありがたいことに今回も「アルテさんもぜひ夏祭りに・・」と声をかけていただいたのです。まわりのブースにはおいしそうな朝採れのオーガニック野菜や東北地方の地酒やお菓子がたくさん並ぶ中、私たちも同じようにポストカードやカタログ、Tシャツなど並べ、出店させていただきました。いろいろな方にお会いし、お話できて楽しかったです。

 アルテピアッツァのブースの前で足を止めて「行ったことありますよ、いいところですね」と声をかけてくださる方や「アルテの近くまで行ったのに時間がなくてゆっくりできなかったので、今度また行きます」と言ってくださる方もいらっしゃって、

7月30日

少しでもアルテの雰囲気を伝えられたかな、思い出してもらえたかなと嬉しく思いました。

 当日来てくださった皆さん、ありがとうございました。今度はぜひ美唄までいらしてください!そして、今回もこのような機会を与えてくださりありがとうございました。

sapporo55に参加します!

投稿日 2011-07-25

7月25日

 先々週雨の日が続いた後、今日までしばらく良い天気なのですが朝晩はすっかり涼しくなりました。アルテピアッツァ美唄の中をたくさんのトンボが飛んでいます、もう秋だと勘違いしたのでしょうか。

 さて、イベントのお知らせです。毎年札幌で開催されている「sapporo55夏祭り」。今年も7月30日(土)に行われます。そこにアルテピアッツァ美唄も参加させていただきます!ポストカードやカタログ、Tシャツなども販売する予定です。
「アルテピアッツァ美唄って?」「行ってみたいけどなかなか行けなくて…」という方もどうぞ遊びに来てください。ポポロの皆さんもぜひいらしてください。少しでもアルテピアッツァ美唄の雰囲気をお伝えできればと思います。他にも東北の地酒や北海道の野菜の販売、コンサートなども行われるようですよ。

◇ 場所:sapporo55インナーガーデン(紀伊國屋書店札幌本店入口前)
◇ 日時:7月30日(土) 10:00~16:00

今週末、札幌でお待ちしています!

RSS

PAGE TOP