2015年8月のアーカイブ

8月「安田侃の『こころを彫る授業』」開催しました!

投稿日 2015-08-31

8月30日 8月最後の土日、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)にて、「安田侃の『こころを彫る授業』」を開催しました。世界的に活躍する現役の彫刻家・安田侃さんから直接指導を受けられる貴重な機会とあって、今回も北海道内外から参加者が集まりました。

 授業のはじめ、安田侃さんから、これから彫るイタリアの白大理石がどんなものなのか、写真を見ながら、話がありました。それから、道具の使い方など技術的な説明があり、「他人のこころは気にしない。今日、行うのは自分のこころを見つめる作業です。決して上手に彫ってやろうなんて思わないでくださいね」という安田さんの言葉で授業はスタート。
 両日ともに天気に恵まれ、参加したほとんどの方が、爽やかな風が吹くストゥディオの外で彫刻作業されていました。
8月29日 時々、安田侃さんが参加者の作業台をまわって、声をかけます。技術的なことや彫刻に対する考え方…彫り進めている石を挟んで、安田さんと参加者がそれぞれに話をされていました。
 無心に石を彫った2日間、授業に参加した皆さんにとって、どんな時間だったでしょうか?またいつでも彫りにきてくださいね。

 不定期で開催しています「安田侃の『こころを彫る授業』」、次回は9月12日(土)、13日(日)に行います。詳しくは、アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137 ※火曜日除く、9:00~17:00。までお問合せください。

回歸書道展

投稿日 2015-08-28

8月28日 美唄はここ数日ですっかり涼しくなりました。木によっては、葉の色が橙に変わり始めているものも。日中でも、天気によっては1枚羽織るものがあった方がいいかもしれません。

 ただ今、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでは「回歸書道展」を開催中です。茂垣回歸さん(書創社会員、北海道書道展審査会員)の書道作品24点が展示されています。茂垣さんは高校で書道を教えながら、ボランティアで書道の指導もされています。
 書道、と言うと、「難しくてわからない」という方も多いかもしれませんが、「堅苦しく考えずに、絵画のように、書を感じてください」とのこと。半紙をパネルに貼って展示しているものは、ガラスケースを挟まずに極間近で見ることができ、墨の濃淡や筆の走り…といった細かな筆遣いを感じることができます。力強く、躍動感のあるものから落ち着いた繊細なものまで、1点1点じっくりとご覧ください。

 8月31日(月)12時までの開催です。会期が短いですので、お見逃しありませんように!

9月の「こころを彫る授業」

投稿日 2015-08-26

8月26日 先月お伝えしました8月と9月に行われる、「安田侃の『こころを彫る授業』」ですが、両日程ともまだ若干、席に空きがございます!普段はイタリアのピエトラサンタで制作をしている彫刻家・安田侃さんが、来日された時のみに行われる特別な授業です。この機会に、ぜひご参加ください。
 また、9月は下記の日程で毎月アルテスタッフが担当する通常の「こころを彫る授業」も開催されますので、こちらもご参加お待ちしております。

◆日にち:9月5日(土)、6日(日)※1日のみの参加も可能。 ◆時間:10:00~16:00 ◆場所:アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房) ◆材料費:一般/15,000円(大理石)10,000円(軟石)大学生・高校生/10,000円(大理石)6,000円(軟石)中学生以下/9,000円(大理石)5,000円(軟石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引 ◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。 ◇昼食について:持参していただくか、別途800円で美唄農家のお母さん達による昼食「かあさんの味」をご用意します。授業のお申し込みと一緒にご予約ください。

 授業のお問い合わせ、お申込みはアルテピアッツァ美唄ギャラリー※(0126-63-3137)までお願いします。※火曜日(休館日)を除く、9:00~17:00。

てくてく美唄炭鉱ー三井美唄編ー

投稿日 2015-08-24

  アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーでの「思い出の炭鉱写真展」最終日の23日(日)、関連企画のてくてく美唄炭鉱―三井美唄編―を開催しました。てくてく美唄炭鉱は、かつて炭鉱で栄えていた地区の、今もその場所にある建物はもちろん、今はなくなった建物の跡をその土地を知る人と歩き、その場所の記憶や思いを参加者と共有する企画です。
 晴天に恵まれ、熱い位の日差しの中、25名の参加者と約3時間、南美唄にある三井美唄炭鉱ゆかりの場所を歩きました。この日に合わせて、三井美唄中学校の同期会も開催され、道内一のマンモス校でもあった三井美唄小学校で、3300人も児童がいたので教室が足らず体育館でもベニヤ板で仕切りを作り授業が行われたことや、学校の先生に叱られた思い出話に花が咲きました。そして、映画館や劇場を兼ねた三井の文化センターこと三井互楽館での思い出などを参加者にもわかりやすく紹介してくださったり、皆で往時を懐かしんでいらっしゃいました。また、戦前より三井(南美唄)で暮らす方にも参加をお願いし、戦争直後の三井の様子や、炭鉱マンの家族の絆の深さなどをお話しいただきました。南美唄で生まれ育った皆さんの「南美唄」への深い思いをとても感じた一日でした。
 炭鉱で栄えていた場所が持つ記憶、その思いをこれからも繋げてゆきたい、そのためにこれからも「てくてく美唄炭鉱」を開催します。その際はホームページ等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。

明日は「てくてく美唄炭鉱」

投稿日 2015-08-22

8月22日 お盆を終えて、美唄は朝晩とだいぶ涼しくなってきました。と言っても、太陽が出る日中は相変わらず暑く、セミの声も響いています。
 そんな陽射しの強い時は、カフェアルテ近くの松林の中を歩いてみてください。ひんやりとして、気持ちがいいですよ。今の時期はまだ紫陽花も咲いています。

 さて、明日、23日(日)はアルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーで開催中の「思い出の炭鉱写真展」最終日です!まだご覧いただいていない方は、ぜひお越しください。また、明日は13時から「てくてく美唄炭鉱―三井美唄編―」があります。かつては道内一のマンモス校、3100人を超える児童が通った小学校があった南美唄。当時、オペラの上演や映画を上映した“ヤマの文化センター”三井美唄互楽館など、炭鉱で栄えた“足あと”を一緒にたどってみましょう。

 集合場所は南美唄コミュニティセンター(南美唄町西町)です。場所がわからない方はアルテピアッツァ美唄に12:30までにお越しください。スタッフの車が先導いたします。参加費は700円(飲み物代込)、お申し込み不要ですので、直接集合場所にお集まりください!お待ちしています。

炭鉱映像館

投稿日 2015-08-19

8月16日 8月16日13時より、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「思い出の炭鉱写真展」関連企画「炭鉱映像館」を開催しました。美唄市出身、在住の金沢俊美さんが撮影、編集された懐かしい美唄の映像を金沢さん自身の体験談を交えながら上映し、聞き手にNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の酒井裕司さんを迎え、炭鉱で栄えていた美唄の往時を映像で楽しむ企画です。

 アルテが位置する美唄市落合町栄町から炭鉱メモリアル公園がある常盤台までの映像散歩。会場の皆さんと一緒に山へ山へと歩いていくイメージで、栄小学校などの運動会の様子の他、各地区のお祭りの映像などを楽しみました。東美唄の商店街として知られた我路地区の映像が流れた時には会場の皆さん、画面にくぎ付けでした。
 また、今年の写真展のテーマ「駅」に合わせて編集された、旧美唄駅の最後の一日や駅舎の解体の様子、東美唄の炭鉱の象徴でもあった美唄鉄道、そのラストランの映像なども上映し、炭鉱で栄えていた当時の時間を会場で共有できたひとときでした。

 「思い出の炭鉱写真展」は木造校舎2階ギャラリーにて、8月23日(日)まで開催しています。また、23日(日)には、もうひとつの関連企画「てくてく美唄炭鉱―三井美唄編―」を行いますので、こちらもぜひご参加ください!詳しくはこちらをご覧ください。

アルテ〇〇の学校 第2回マルマルは(サ)(ー)(カ)(ス)

投稿日 2015-08-16

8月15日 8月15日の土曜日、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテでは、「アルテ〇〇の学校 第2回マルマルは(サ)(ー)(カ)(ス)」が行われました。

 今回のゲストは、「ヌーボー・シルク=新しいサーカス」を数多く日本に紹介している現代サーカスプロデューサーの田中未知子さんです。会場には定員いっぱいの30名が集まり、田中さんのお話に耳を傾けました。現代サーカスとはどんなものか、という話から、田中さんと現代サーカスとの出合いやこれまでの活動など、写真や映像を交えながら、紹介していただきました。
 サーカスの道で生きる!と志して、長く勤めた会社を辞めてゼロからスタートして、とにかく前に進み、軌道修正しながら、どんどん活動の規模を広げている田中さん。田中さんの情熱と行動力が人とモノを動かしていることを強く感じるお話でした。サーカスへの愛情がひしひしと感じられ、参加者のみなさまからは「とてもワクワクした」「アルテでのサーカスを見てみたい!」という声も。8月15日
 田中未知子さん、今回は美唄までお越しいただき、お話を聞かせてくださり、ありがとうございました。これからの活動も楽しみにしています!

 不定期に開催しています「アルテ〇〇の学校」。次回は、(ク)(マ)です!10月27日(火)の開催を予定しています。詳細が決まりましたら、アルテピアッツァ美唄のホームページやブログでお知らせしますので、お楽しみに。

アルテの盆踊り

投稿日 2015-08-14

 8月13日こども盆踊り 8月13日の木曜日、今年も「アルテの盆踊り」を開催しました!アルテピアッツァ美唄内トリフォリオの広場にて、夕方5時半から始まったこども盆踊りは、浴衣や甚平を着た子どもたちがどんどんと集まり、最後には50名以上で大きな輪を作って踊りました。歩き始めたばかりの小さな男の子も、お母さんと手を繋いで参加していましたよ。

 子ども盆踊りが終わる頃、「水の広場」では、みんなで手作りしたキャンドルを灯しました。ひとつひとつのキャンドルには、クレヨンで絵や言葉が描かれており、自分が絵を描いたキャンドルを探す子どもたちもいました。大人盆踊りにはご近所の方々やアルテ市民ポポロの方々、アルテのスタッフも加わって、威勢の良い掛け声を掛けながら、暗くなるまで踊りました。
8月13日 かつて美唄が炭鉱で栄えた頃には、踊りの輪が二重三重にもなったそうです。その頃の記憶を大切にしながら続けているアルテの盆踊り。年々集まる人の数が増えているように感じます。

 今年は不安定な天気で、開催が危ぶまれましたが、雨にあたることもなく、無事に終えることができました。ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。また来年、アルテの盆踊りでお会いしましょう。

「思い出の炭鉱写真展」はじまりました

投稿日 2015-08-12

8月12日 アルテピアッツァ美唄では、かつて炭鉱町として栄えた美唄で過ごした方々の故郷として、その記憶や思いを次の世代へ語る場として、歴史を繋いでいく活動をしています。毎年8月に、アルテピアッツァ美唄内木造校舎2階ギャラリーで開催しています「思い出の炭鉱写真展」(企画協力・資料提供 美唄市郷土史料館)が、今年も始まりました!

 今年のテーマは「駅」。美唄の炭鉱で働くためにやってきた人々を迎え入れ、日々石炭を積んだ貨車や列車を利用する人々が行き交い、その後は炭鉱閉山まで、多くの人を見送った「駅」。会場には、美唄鉄道の路線図や美唄鉄道最後の「さよなら列車」の写真など駅に関わる展示はもちろん、その頃の人々の暮らしが垣間見える写真が並んでいます。
8月12日 また、駅での思い出や美唄で過ごした日々の思いでなどのメッセージを記す掲示板を用意しています。ぜひ思い出や記憶を書き残してください。ここを訪れる皆で共有しましょう。この写真展は、8月23日(日)まで開催しています。※18日(火)は休館日。
 8月16日(日)にはアートスペース(旧体育館)にて、「炭鉱映像館」を行います。美唄在住の金沢俊美さんが制作した、美唄の懐かしい炭鉱住宅街の様子や鉄道にまつわる貴重な映像を上映します。お申し込みやご予約は不要です。こちらもぜひご参加ください!その他、炭鉱写真展の関連イベントはこちらをご覧ください。

8月11日(火)は開館しています

投稿日 2015-08-09

8月9日 そろそろお盆休みに入る…いう方も多いのではないでしょうか?この週末はお天気に恵まれ、アルテピアッツァ美唄では、夕方まで「水の広場」で遊ぶ親子の姿がありました。

 毎週火曜日が休館日のアルテピアッツァ美唄ですが、お盆期間中につき、今週11日(火)は開館します。ぜひ遊びにいらしてください。カフェアルテも営業しています。

 この日は、15時からアートスペース(旧体育館)にて、「ふれあいコンサート」が行われます。このコンサートは、美唄サテライト・キャンパス運営協議会の主催で、札幌国際大学短期大学部幼児教育保育学科の学生さんが企画した親子参加型の楽しいクラシック演奏会です。入場無料、予約不要、どなたでもご覧いただけますので、お気軽にご参加ください!

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