「54年前に学んだ栄小学校6年桜組、思い出のこの教室で個展を開催できることに喜びを感じております」 浅野俊紀さんの展覧会の案内状に書かれている言葉です。
15日から始まった『西野紀雄日本画展』と『浅野俊紀スケッチ水彩画展』は、中学時代の同級生がそれぞれ一室ずつで展覧会を開催しています。今から50年以上も前に自分が通っていた学校…、教室で個展が出来るなんて、なんとも羨ましい話です。しかも、中学の同級生同士が…。 日本画と水彩画、それぞれ技法は違っても近しい原風景を持った2人が表現する世界には、どこか共通するものがあるかもしれません。9月30日(ただし最終日は午後2時)まで。
アルテのギャラリーはいつもあったかい空気が流れていますよね。
その雰囲気とはまた別の、清涼な光景が広がっていたのが、17日に行った長野県軽井沢町のセゾン現代美術館でした。
運良く晴天で、心地よい風と光で緑の木々がキラキラと輝く下に、天聖と天もくが鎮座していました。それも野外の中央付近の、とってもいい場所に。
思わず駆け寄って、すりすりと触りました。道外で旧知の友に会ったような、不思議な、ふわふたとした感覚。・・・って僕だけか。
そこから見渡すと、おおっ!地人がいる。僕が触ると、居心地良さそうに佇んでいた小さなクモが、いそいそと移動。ごめんよ、邪魔して。
館内もざっと見たけど、やっぱり野外が気持ちいい(美術館さん、ごめんなさい)と、また天聖、天もくに戻り、座ったり、いろんな角度から写真を撮ったり。何だか幸せな気持ちになりました。
Comment by りき — 2007年9月19日 @ 7:45 PM