昨日19日は、アートスペース(旧体育館)にて「イリス弦楽四重奏団アルテピアッツァコンサート」が開催されました。イリス弦楽四重奏団は、日本フィル・ヴィオラ奏者の後藤悠仁さんを中心に、植村薫さん(ヴァイオリン)、大谷美佐子さん(ヴァイオリン)、伊堂寺聡さん(チェロ)の4人で結成されました。普段は個々に活動されていますが、イリスとしては、今年、結成20周年(おめでとうございます!)を迎え、アルテでは、12回目のコンサートとなります。
今回の曲目は、モーツァルトとドヴォルザーク。後半から、美唄在住のピアニスト・奥山幸恵さんも加わって、五重奏となり、しなやかで力強い演奏を披露してくださいました。音楽と夕日が射し込む彫刻空間が一体となったアートスペースでは、目を閉じて、じっとその時間を味わうように聴いている方も多くみられました。
そして、本日午前中には、イリス弦楽四重奏団のみなさんからアルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の栄幼稚園の園児たちへの“プレゼント公演”も行われました。「となりのトトロ」など子どもたちもよく知っている曲ばかりを、一流の演奏で聴かせてくださいました。演奏者のすぐ近くに用意された座席で、園児たちは立ち上がって、手拍子を打ったり、生のクラシック音楽を楽しんでいたようです。
ギリシア語で「虹の女神」を意味する“イリス”の名の通り、しっとりと落ち着いた演奏からリラックスした楽しい演奏まで、虹のように多彩な音色で人々を笑顔にしていました。イリス弦楽四重奏団のみなさま、2日間に渡るコンサートをありがとうございました。
イリス弦楽四重奏団のコンサート、今年美唄で12回目を迎えました。
ピアノの奥山さんとも10回目の共演となったコンサートです。
とても蒸し暑い中、北海道には珍しいくらいの暑さの中、170ほどの方々が聴きにいらしてくださいました。
そんな中で、音楽はとても美しく心にしみるものでした。
ご来聴の皆さま、そしてこのコンサートを支えてくださっている皆様、またいつもいつも遅くまでご苦労いただいているアルテのスタッフの皆さま、
ほんとうにありがとうございます。
この場をお借りして御礼申し上げます。
今日は朝から雨、時折激しく降る中、栄幼稚園と、三井美唄幼稚園の皆さんがアルテピアッツァ・アートスペースに来て下さいました。
皆さん、美しい音楽に耳を傾けたり、良く知っている曲に合わせて歌ったり踊ったり、
きっと音楽の楽しさを実感してくれたのでは、と思います。
三井美唄幼稚園は今年度で閉園となります。
いっぱいの思い出の一ページに、今日のアルテピアッツァでの体験を加えていただけたら、と思っています。
イリスの皆さんは、また、来年、皆さまにお会いすることを約束して東京に向かわれました。
今年聴いて下さった方も、また今年はいらっしゃれなかった方も、来年の夏、アルテピアッツァのコンサートでお会いいたしましょう。
Comment by Y.N — 2012年8月20日 @ 4:28 PM
アルテスペ-スをステ-ジとしてのイリス弦楽四重
奏団の演奏、外の時のうつろいとも競演して素敵な
演奏会だったことでしょう。
イリス-虹の女神様は多くの人々に音楽を通して
、心の架橋なっていることでしょうね。アルテで
聴けるモ-ツァルト弦楽四重奏曲、すこし羨ましい
です。
Comment by いはらしげあき — 2012年8月21日 @ 3:59 PM
Y.Nさん
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、すみません。
こちらこそ、いつも素敵なコンサートをありがとうございます。
老若男女、どの方にも楽しんでいただけたことと思います。
来年のコンサートも、今から楽しみです。
Comment by NPOスタッフ — 2012年8月22日 @ 12:27 PM
いはらしげあきさん
コメントありがとうございます。
はい、時間の経過とともに、夕日が射し込む“自然の演出”は
さらにコンサートをすばらしいものにしていました。
イリスのみなさんの演奏は、いつもアルテの空間にぴたりと合っていますよ。
Comment by NPOスタッフ — 2012年8月22日 @ 12:32 PM