‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

第19回アルテの森語り

投稿日 2014-09-23

9月21日 いつも季節の節目にアルテピアッツァ美唄内カフェアルテにて開催しています朗読会「アルテの森語り」。9月21日(日)、今年は暦より少し遅くなりましたが、十五夜(中秋の名月)の時期に合わせて、開催しました。

 まずは、大島さゆりさんによるフルート演奏です。クラシック音楽だけでなく、誰もが一度は耳にしたことのある、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や映画「ティファニーで朝食を」の劇中歌なども披露してくださいました。陽が落ちて、だんだんと辺りが暗闇に包まれる頃に演奏されたのは「星に願いを」。客席では、音に身をゆだねるように目を閉じて聞かれている方も多かったです。大島さん自身もとても楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
 窓の外が真っ暗になった頃、磯田憲一さんによる、江戸を舞台にした物語・藤沢周平著「小ぬか雨」の朗読がスタート。場面転換の際には大島さんのフルートが日本の横笛のように鳴り、江戸の雰囲気を盛り上げます。「橋」を舞台にした、叶わぬ思いを描いた物語を磯田さんが読み終えると、一瞬静寂に包まれたのち、大きな拍手がおきていました。

9月21日

 朗読会終了後は会場となりのストゥディオアルテに場所を移して、交流会が行われました。今回は、「冷やし天ぷらそば」(新そばでした!)が振る舞われると、みなさんおいしそうに召し上がり、あちらこちらで話に花が咲いていました。「森語り」にご参加いただきましたみなさん、交流会の為に“差入れ”をお持ちくださったみなさん、そばを打って振る舞ってくださった美唄の「匠の会」のみなさん、ありがとうございました。また次回をお楽しみに。

オオタニアートキャラバン

投稿日 2014-09-13

9月13日 昨日、雨が一瞬ザーッと降った後に、綺麗な虹が2本掛かっているのが見えました。

 さて、今日から3日間、アルテピアッツァ美唄のストゥディオアルテ(体験工房)では、「がんばれ美術の時間 オオタニアートキャラバン in美唄」の成果発表展が行われています。オオタニアートキャラバンは、札幌大谷大学美術学科 教職課程履修生が主体となって、小学校や中学校で作品展示やワークショップを行うプログラムです。今回は、「アートの世界に飛び込もう」をテーマに、美唄市内の峰延小学校と峰延中学校の生徒と一緒にワークショップを行って、制作した作品を展示しています。
 会場に入るとまず目を引くのが、大きな龍の水墨画。5m×5mの大きな画用紙を使って、大谷大学の学生さんと、峰延中学校の全校生徒が一緒に作りあげました。 細部まで丁寧に描かれた龍は迫力満点です!手前には、峰延小学校の全校児童と一緒に絵を描いて作ったダンボールの家が4つ並べられ、世界にたったひとつの街が広がっています。小さなお子さんでしたら、実際に中に入ることができますので、「アートの世界」を体験してみてください。
 今日から3連休という方も多いでしょうか。ぜひご家族で見に来てください。15日(月・祝)までです。 

第19回アルテの森語り

投稿日 2014-09-09

 昨夜は十五夜でした。こちら美唄でも、時折雲に隠れながらも大きな月が見えていました。
 さて、いつも季節の変わり目に開催しています朗読会「アルテの森語り」。次回は9月21日(日)に行います。
 朗読・磯田憲一さんとゲストにはフルート奏者・大島さゆりさんが出演されます。終演後の交流会では、美唄・匠の会のみなさまにより「新蕎麦」が振舞われる予定です。定員は40名ですので、どうぞお早めにお申し込みください。交流会への差し入れも大歓迎です!

■日時    2014年9月21日(日)17時半~    
        *終演後交流会があります、持ち込み大歓迎*       
■場所    アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ  
■出演    朗読・磯田憲一さん(藤沢周平作「小ぬか雨」)、フルート演奏・大島さゆりさん
■料金    1500円(手打ち蕎麦付)  
■定員    40名・予約制  
■交通    市民バス(行き) 16:00美唄駅発→16:23アルテピアッツァ美唄着
              (帰り) 19:25アルテピアッツァ美唄発→19:53美唄駅着
■ご予約・問合せ   認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

「てくてく美唄炭鉱~三井美唄編~」

投稿日 2014-09-03

 8月31日、「思い出の炭鉱写真展」関連企画の「てくてく美唄炭鉱~三井美唄編~」を開催しました。今まではアルテピアッツァ美唄のある東美唄地区を歩いてきましたこの企画ですが、今回は、美唄のもうひとつの巨大炭鉱「三井美唄炭鉱」があった南美唄地区を歩きました。
 お客さまの中には、三井美唄出身だから懐かしくて来た、という方も多く、様々な場所で「学校のグラウンドが狭かったので、三井の巨大な運動場で小学校の運動会をしたんだ」「ここは宴会場だったんだけど、宴会のときの騒ぎようと言ったらすごかった…」といった貴重なお話をお伺いすることもできました。
 また、地元の方からは、今も地域を挙げて山神祭や盆踊り、地域の草刈りなど、街や人を元気にする活動をしている…というお話もありました。当時からの炭鉱住宅が今も残り、人の営みがある南美唄地区を歩くことは、参加者にとっても大きな驚きがあったのではないでしょうか。

 さて、8月1日から、一ヶ月間開催した「思い出の炭鉱写真展」。今回のテーマは「思い出地図」ということで、昔の地図に、訪れた皆さんの思い出を書き込んでいただきました。「ここでダンスをした」「この小学校での思い出は忘れない…」…開催当初は白かった地図も、最終日にはとても賑やかになりました。ご来場いただいた皆さま、そして大切な「思い出」を地図に書いてくださった皆さま、本当にありがとうございました。目に見えない記憶を記していただいたことで、世代を越えて美唄の記憶を共有できる場になっていれば幸いです。今後も、アルテピアッツァ美唄では、様々なかたちで美唄の歴史を未来へ繋ぐ活動を継続していきます。

フラメンコライブ「胸のfuegoを燃やす旅2014」

投稿日 2014-08-31

8月30日 8月30日の夜、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテ(体験工房)では「フラメンコライブ『胸のfuegoを燃やす旅2014』」が開催されました。

 4人の踊り子さん、ひとりひとりが自己紹介のようにソロのバレイ(踊り)を披露し、観客をひきつけます。マイクを通さない生のカンテ(歌)とギターの伴奏、華やかな衣装を身にまとった踊り子さんの情熱的なバレイに、会場は熱気に包まれました。
 フラメンコ発祥のスペインには、美唄市と同じくかつて炭鉱で栄えた地域があり、フラメンコには炭鉱にゆかりのある演目もある…とのことで、フィナーレには「炭坑節」をスペイン語に訳して歌い、ルンバのリズムで踊ってくださいました。「炭坑節」の踊りをフラメンコ風にアレンジしたバレイも愛嬌たっぷり!客席には美唄市民の方が多かったこともあって、大いに盛り上がり、アンコールの声もかかっていましたよ。8月30日

 出演者の方々は、開演時間よりもだいぶ早くに来て、アルテの中を散策し、この空間を満喫してから、舞台に望んでいらっしゃいました。きっと、この時、この場所でしか見られないライブになったことでしょう。「アルテの空間でフラメンコライブがしたい!」と企画してくださった定免さんをはじめ、ご出演されましたみなさま、熱い夜をありがとうございました。

ありのままで~♪

投稿日 2014-08-27

8月27日 8月25日、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で「イリス弦楽四重奏団コンサート」が行われました。
 アルテの木造校舎1階にある栄幼稚園と美唄市内のアカシア幼稚園の園児たち約100名が招待された他、一般の方も出入り自由の和やかなコンサート。
 いつもはクラシックの名曲を披露されているイリス弦楽四重奏団の方々ですが、この日は園児たちにあわせて「となりのトトロ」や「アナと雪の女王」といった選曲で、園児たちも大喜び。「ありの~ままで~♪」と元気いっぱいの大合唱が会場に響き渡りました。途中楽器の紹介もあり、ヴィオラやチェロといった見慣れない楽器に、園児たちからは「すごーい!」という声も。
 なかなか聞く機会の少ない生の演奏は、きっと園児たちの記憶にも残る思い出のコンサートになったことでしょう。   

 

青葉市子アワぶくツアーツアー . 。○ o ◯ 2014@美唄

投稿日 2014-08-21

8月18日 お盆が終わり、真夏の暑さが過ぎ、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。ひと雨ごとに秋が近づいてくるのを感じます。

 8月18日の月曜日、夕日が沈み、あたりが暗くなった頃、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「青葉市子アワぶくツアーツアー . 。○ o ◯ 2014@美唄」が開催されました。47都道府県、全国をまわる弾き語りツアーで、北海道では札幌と美唄に立ち寄ってくださいました。
 楽器はクラシックギターのみ。スポットライトの下、静かにギターを手にして、青葉さんは歌います。「(会場にある)安田侃さんの彫刻のパワーがすごくて、少し緊張します…」とおっしゃっていましたが、小さな体から奏でられるギターの音色と透明感のある歌声が響くと、アートスペースの大きな空間を”青葉市子の世界”で包んでいました。

 窓の外から聞こえる鈴虫の声も、音楽の一部となっているようでした。青葉さん、夏の終わりの静かな夜に素敵なコンサートをありがとうございました。

アン・サリーさん「森のコンサート」

投稿日 2014-08-18

8月17日 8月17日(日)、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)では、「北海道文化財団20周年記念企画 アートカフェvol.15 アン・サリー『森のコンサート』」が開催されました。
 窓を開け放って、爽やかな風が吹きこむ会場に、定員いっぱいのお客さまが開演を待ちます。ピアノの小林創さんとトランペットの飯田玄彦さんが登場し、伴奏が始まり、続いて、アン・サリーさんがあらわれると、会場は大きな拍手で包まれました。「気温も湿度も、ちょうどよくて、本当に気持ちがいい日ですね」とアンさん。映画の主題歌となった「おかあさんの唄」や「この空間(アルテ)にとても合う曲です」と、歌ってくださった「のびろのびろだいすきな木」など、穏やかで伸びやかな歌声が響くと、それに身をゆだねるように、体をゆっくり揺らしながら聴いているお客さまもたくさんいらっしゃいました。
 そして、この日はなんとアンさんのお誕生日!コンサートの最後には「ハッピーバースディ」の演奏と花束贈呈があり、アンさんはとっても嬉しそうにされていましたよ。
 アン・サリーさん、小林創さん、飯田玄彦さん、主催の北海道文化財団のみなさん、空間全体を優しい空気で満たすような、素敵な時間をありがとうございました。

アルテの盆踊り

投稿日 2014-08-15

8月14日 お盆のこの時期、帰省されている方や、お盆休みを利用してという方など、連日多くの方がアルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 さて、8月13日、アルテピアッツァ美唄では、「アルテの盆踊り」を開催しました。まずは5時半から“こども盆踊り”がスタート。会場の「トリフォリオの広場」には、「ドンッ、ドンッ、ドンッ!」と太鼓の音が鳴り響き、だんだんと子どもたちが集まって来てくれました。ピンクや青のかわいい浴衣姿で、一生懸命踊ってくれたお礼に、最後に“おやつ”が配られ、満足気な子どもたち。
 続いて、6時半からは“大人盆踊り”。始まる頃にはうっすら辺りも暗くなり、水の広場にはみんなで手作りした“ころころキャンドル”が灯されました。幻想的な光景に、写真を撮る方や、自分の作ったキャンドルを探している子の姿もありました。櫓を囲む盆踊りの輪には、ご近所の方、遠方からこ8月14日の日のために来てくださった方、アルテのスタッフも加わり、太鼓の音と「どっこいしょ~どっこいしょ!」の掛け声にあわせ、真っ暗になるまで、輪を絶やさずに踊り続けました。

 最後まで太鼓を叩いてくださった「和太鼓会 鼓春」のみなさん、お手伝いしてくださった方々、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!また来年も一緒に踊りましょう!

「炭鉱映像館」

投稿日 2014-08-12

 9日(土)は、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「思い出の炭鉱写真展」関連企画である、「炭鉱映像館」を行いました。「炭鉱映像館」は、炭鉱があった当時をよく知る方のお話を伺いながら、昔の映像や写真をみんなで楽しむ上映会です。
 会場には、映像製作者で美唄市在住の金沢俊美さんと、同じく市内在住の中田茂男さんをお招きしました。この日は”三井美唄”のことを中心にお話いただきました。”三井美唄”とは、現在「南美唄地区」と呼ばれる炭鉱で栄えた地域のひとつです。(ちなみに、アルテのある地区は「東美唄地区」と呼ばれています。)
 会は2部構成で、第1部は東美唄と三井美唄それぞれの写真を見ながら炭鉱があった頃の様子を、第2部では中田茂男さんが昭和38年頃に8ミリビデオで撮影されたという映像を観覧しました。
 時には会場から補足説明があったり、合いの手があったりと、和気藹々とした空気に包まれ、終演後も金沢さんや中田さんに質問やお話をされる方が多く残っていらっしゃいました。

 さて、16日(土)も「炭鉱映像館」を開催します。次回は、金沢俊美さんが撮影された、今は無き美唄鉄道の貴重な映像など、主に東美唄地区のものを中心に上映します。どうぞお楽しみに。

  「炭鉱映像館~東美唄地区中心の映像」
  ■日 時 8月16日(土)13:00~
  ■会 場 アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)
  ■入場料 無料

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