‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

リトルコンサート~音楽のおくりもの~vol.3

投稿日 2012-04-25

4月25日

 先週末は、これぞまさに“春の陽気”というお天気。日中は、今まで必需品だった上着を着なくても、気持ちよく外を歩くことができました。

 22日の日曜日には、アルテピアッツァ美唄アートスペースで「リトルコンサート~音楽のおくりもの~vol.3」が行われました。岩見沢にある音楽教室の皆さんが出演するコンサートです。美しいピアノと華やかなソプラノの歌声によるこのコンサートでは、うきうきするようなテンポの良い曲も多く披露され、春の陽気をますます盛り上げていました。

 前回のブログでもお伝えしましたとおり、アルテでは暖かい季節を迎えるための準備、真っ最中です。今週は気温がぐんと上がる予報も出ています。いつもより残雪が多い今年、完全に雪がとけて、広々とした芝生があらわれるのも、もう間もなくかもしれませんね。

小学生のための「こころを彫る授業」

投稿日 2012-02-26

小学生のための「こころを彫る授業」 2月26日(日)、アルテピアッツァ美唄では「小学生のための『こころを彫る授業』」が行われました。
 この春に入学する新1年生から6年生まで、札幌、岩見沢、美唄など道内各地から小学生のみんながストゥディオアルテに集まってくれました。
 まず、自己紹介をしてから、「アルテピアッツァ美唄ってどんなところ?」と題した散策ツアーに出発です。雪の向こうに彫刻を見つけるたび「あった!」と彫刻に駆け寄り、触れて、楽しんでいましたよ。
 アルテの中でいろんな彫刻を見た後、いよいよ白大理石で自分の“こころ”をつくることに挑みます。道具の使い方を聞いて、1人1つ、大理石を自分の“こころ”のかたちにします。試行錯誤しながら、ガリガリガリガリ・・・と少しずつ、石を削る感覚がかわってきたところで午前の部は終了。お昼ごはんは美唄の郷土料理「とりめし」をみんなでおいしくいただきました。
小学生のための「こころを彫る授業」 午後も引き続き、自分の“こころ”をつくります。時間が経つにつれ、どんどんみんな自分の石に集中していくのがわかります。「つるつるしてきた」「白くなってきた」と石の変化がわかると、ますますおもしろくなり、ぐぐっと集中していきます。そうしていると、あっという間に片付けの時間。最後に今日磨いた自分の“こころ”を持ちながら、1人1人感想を発表して、授業は終わりです。
 授業の後、全員が自分の磨いた大理石を、本当に大事そうに撫でたり、抱えたりしている姿が印象的でした。今日1日が子どもたちにとって、どんな時間になったでしょうか。またいつでも自分の“こころ”を磨きにきてね。

「小学生のための『こころを彫る授業』」は来月3月25日(日)にも開催予定です。まもなく定員に達しますので、興味のある方はアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137まで、お早めにご連絡ください!

『ココロのかたち』

投稿日 2012-02-06

2月6日 北海道では冬になると各地で”雪”を使った催しが行われますが、先日美唄でも第59回「雪んこまつり」が開催されました。雪で出来た滑り台や、ヒーローショー、出店などに子供たちも大喜び。夕方からはアルテの盆踊りにも登場する“ころころキャンドル”が灯されました。幻想的な会場は、子供から大人まで、来場した方々に大盛況だったようです。

 さて、ただ今ギャラリーでは、美唄市立東中学校の3年生による『ココロのかたち』展が開催中です。
 美術の授業で「中学校3年間とこれからの自分を抽象作品で表現する」という課題に取り組み、紙粘土を使って制作しました。思春期をむかえた生徒たちが友達との思い出、好きなものへの気持ち、未来に向かう自分などを表現した作品は、どれも個性的な形ばかりで、見応え十分です。生徒が考えたタイトル、解説も付いているので一つ一つじっくり見て見てはいかがでしょうか?2月13日(月)午前までの開催です。※7日(火)は休館日です。

豆まき

投稿日 2012-02-03

2月3日 今日は2月3日、節分です。アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階の栄幼稚園では「豆まき」が行われました。
 園児たちは色紙や空き箱などで手作りした鬼の面をかぶって、スタンバイ。先生が「みんなの心の中にはどんな鬼がいる?」と問いかけると、「わがまま鬼」「あまえんぼ鬼」「泣き虫鬼」と園児たちが次々と答えます。なかには、「くいしんぼう鬼!」なんて子も。「それじゃあ、その鬼を退治するよー」「鬼はーそと!」とみんなで豆をまいていると、「ウオォー!鬼だぞー!」と本物の?赤鬼が教室に乱入してきました。
 突然の赤鬼登場に驚きながら、「鬼はーそと!!」と一段と大きな声で叫んで、落ちた豆もまた拾って、一生懸命に豆を投げると、鬼は退散して、一安心。すぐにみんな笑顔に戻りました。
 その後、年長組の園児たちが「去年より、早く鬼が逃げていったね」「僕たちが強くなったんじゃない?」と話していました。どんなに寒くても毎日元気に遊んでいるから、きっと去年よりたくましくなったんだね。

詩と写真のコラボレーション「風の帰り道」

投稿日 2011-12-28

12月28日 今朝は、いつもの平日よりも静かな木造校舎。校舎1階の栄幼稚園の園児たちが約2週間の冬休みに入りました。しばらく園児たちの賑やかな声が校舎内に響かないのは少し寂しいですが、来年また元気いっぱいに登園してくるのが楽しみです。
 さて、木造校舎2階ギャラリーでは今日から札幌在住の鹿田幸年さんと、山内友加里さんによる展示、詩と写真のコラボレーション「風の帰り道」が始まりました。全てモノクロで撮影された鹿田さんの写真に、山内さんの独自の視点で綴られた詩が加わり見事に二人の世界観を作り上げています。いくつもある詩を読み進んでいくと、どんどんと山内さんの言葉に引き込まれ、鹿田さんの写真にふと目を向けると頭の中に情景が浮かんでくるのです。是非ギャラリーに来て体感してみてください。来年1月29日(日)までの開催です。
※会期中、12月31日~1月5日と火曜は休館日です。

第11回アルテの森語り

投稿日 2011-12-25

12月23日 毎回素敵なゲストをお招きし、季節の節目に実施している「アルテの森語り-朗読会-」を23日(金・祝)にカフェアルテで開催しました。開演はいつもより一時間早い16時半、冬至の次の日とあって始まる頃にはカフェの周りはすでに真っ暗です。

 最初のゲストはオーボエ奏者の筒井あやさん。クラシックのヘンデル作曲「私を泣かせてください」などを、オーボエの綺麗な音色にのせて、夕闇のカフェアルテに響かせてくれました。 
 朗読のゲストには、元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さんと、12月23日安藤さんの教室の仲間お二人による「安藤千鶴子とカルチャー教室の仲間たち」です。始めは工藤直子さんのエッセイから、佐々木康子さんによる「キャッ」、続いて木村郭子さんによる「おハツの気分」。それぞれ“ワクワク”“ドキドキ”するようなお話の展開に、皆さんじっくりと耳を傾けていらっしゃいました。続いて、安藤千鶴子さんと佐々木さん、木村さんによる民話「かさこじぞう」。物語に合わせて3人とも半纏(はんてん)を羽織っての登場で、会場の雰囲気も一層盛り上がりました。安藤さんの落ち着いた口調の朗読に、途中地蔵が橇を引く「じょいやさ じょいやさ」などの掛け声を佐々木さん、木村さんが読み、3人の息がぴったりと合っていて、皆さん物語に引き込まれている様子でした。
12月23日 最後は磯田憲一さんによる藤沢周平の「小ぬか雨」。昨年も同じ物語を朗読しましたが、何度聞いても、緊迫した展開に引き寄せられ、じっと世界観に浸ってしまいます。

 そして、朗読会終了後はみなさんお待ちかねの交流会&もちつきです。冬至かぼちゃをはじめ、大勢の方からの差し入れや、搗きたてのおもちなどが並び、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。来場された皆さん、料理などいつもお手伝いして下さる方々、もちつきの準備にご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。また開催が決まりましたらホームページ、ブログでお知らせいたしますのでお楽しみに。

行ってきました「sapporo55クリスマス2011」

投稿日 2011-12-12

12月10日

 一昨日、12月10日(土)は先日ブログにてお伝えしていましたイベント「sapporo55クリスマス2011」に参加するため、札幌に行ってきました。
 今回は、札幌市内ではこのイベントでのみの販売となる「安田侃野外彫刻展-街に触れる-」2012年カレンダーをブースの真ん中に置いて、PR。それが予想以上の人気で、用意して持っていったカレンダーはみごと完売となりました!また、その野外彫刻展の影響でしょうか?嬉しいことに、以前よりも「アルテピアッツァ美唄、知っているよ」「一度行ってみたいと思っているの」と話しかけて下さる方が多く、私たちも張り切ってアルテの紹介をさせて頂きました。

 ブログでの告知を見て来て下さった美唄の方、隣町の奈井江の方、「どう?がんばってる?」と札幌にお住いのアルテ市民ポポロの方々もブースを訪ねて下さり(なかには差し入れをして下さる方も…嬉しい限りです)、改めて「アルテは人に支えられているな~」と実感する1日でもありました。お立ち寄り下さいました皆さま、今回の機会をご用意くださったsapporo55関係者の皆さま、本当に有難うございました。彫刻が雪をまとうこの季節、今度はぜひ美唄に遊びにいらして下さい!

bonobos冬のライブツアー「Let’s go 3匹!!!tour」

投稿日 2011-11-30

11月30日

 少し前のことですが、11月23日(水・祝)、3人組のバンド“bonobos”の冬のライブツアー「Let’s go 3匹!!!tour~東日本編~」(宮城県、岩手県、青森県など東日本を巡るツアー)の北海道編として、アルテピアッツァ美唄のアートスペース(旧体育館)でコンサートが行われました。
 「空気が冷たいせいか、音の響きがとてもいいですね」とボーカルの蔡さん。会場はストーブをたいていても少しひんやりとしていましたが、それがスティールパン、ウッドベース、グロッケンシュピール(鉄琴の一種)など様々な楽器を使って奏でる彼らの音楽、歌声にぴたりと合っていて、会場に集まった皆さんは寒さも忘れてすっかりその世界に浸っていたようです。bonobosが創り出す世界とアルテの空間が一体となり、何とも幸せな空気に包まれたコンサートでした。

美しい写真講座

投稿日 2011-11-05

11月3日

 今日はしとしとと冷たい雨が降っています。来週には雪が降る予報も出ているようです。この時期、アルテピアッツァ美唄にお越しの際には防寒対策もお忘れなく。

 さて、11月3日(木)文化の日、アルテピアッツァ美唄内ストゥディオアルテで美唄市観光交流課主催「美しい写真講座」が開催されました。講師はフリーのプロカメラマンとして活躍され、数多くの写真教室の講師活動も展開されている上原稔さん。当初予定していた定員20名を上回る27名の方々が参加されました。
 今回の講座の内容は「美しい写真を撮るための基本」が中心で、皆さんそれぞれ自分が普段使っているカメラを持参しての参加です。基本的なカメラの扱い方や機能、写真の構図についてを学ぶ機会は意外と少ないもので、先生の説明のたびに「そんなふうにも撮れるんだ~」「構図のとり方でこんなに違うのか~」など“発見”の声がストゥディオのあちこちで響いていました。当日はぽかぽか陽気の小春日和でしたので、自由時間には皆さん気持ち良さそうにアルテを散策しながら、学んだ技術を活かして撮影をされていましたよ。
 美唄市主催のこの写真講座、次回開催は未定ですが、継続する予定とのこと。「次は参加したい!」という方は美唄市観光交流課で情報をチェックしてみて下さい。

第23回森の広場の音楽会

投稿日 2011-10-30

10月29日

 久々の晴天に恵まれた今週末です。アルテピアッツァ美唄木造校舎近くのプラタナスの木の下では、大人の手のひら以上に大きな落ち葉を拾って小さな穴を2つ開け、それを“おめん”にして遊んでいる子たちがいました。秋ならでは、の遊びですね~。

 昨日、10月29日の土曜日はアルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)にて「第23回森の広場の音楽会」が開催されました。今年の6月に行われた音楽会と同様に「東日本大震災追悼と復興を願う祈りのコンサート」として開催され、全19プログラム、50名以上の方が出演されました。今回もクラシック、ジャズ、ポップス・・・音楽のジャンル、プロアマ問わず、様々な方が参加されて、見る方も出る方も堅苦しくなく、リラックスした雰囲気で、皆さん音楽を楽しんでいらっしゃいました。

 今回の音楽会では、「アルテでピアノを弾きたい」とこの日のために横浜から駆けつけたという方も出演されていました。新たな輪が広がっている「森の広場の音楽会」、次はどんな音楽会になるのか楽しみですね。

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