アルテピアッツァにも雪は降りましたが、まだまだ例年よりは少ないので、雪が降ったと言っても彫刻にスゥーッと乗っている程度。陽射しが強ければ日中には融けてしまうくらいです。
このあとの振替休館日のお知らせです。23日(木)祝日の振替で24日(金)は休館日となっています。勿論、カフェも同じにお休みしていますのでご注意ください。
年内は30日(木)まで、新年は6日(木)からの開館です。併せてお願い致します。
21日(日)は誠に勝手ながらイベント準備の為カフェの営業時間が10時~14時までとなります。
この日は北海道文化財団主催の「アートカフェ」、アートとコーヒーを通して豊かな時間を過ごそうと毎回様々なジャンルで活躍する方がゲストに登場します。アーティストから直接語られる言葉や考え方に身近に触れられる機会とあって、昨年カフェアルテで開催された角田光代さんの回も好評でした。10回目の今回は「音楽のチカラ」と題してゲストにアン・サリーさんが来て下さいます。こちらでもご案内する予定でしたが人気のアン・サリーさん、すぐに定員いっぱいになり現在受付けは終了しました。また次回カフェでの開催が決まりましたらこちらでもご案内致しますのでお楽しみに。
※カフェは14時までですが、ギャラリー、アートスペースは通常とおり17時までとなっております。週末の午後、カフェでの時間を楽しみにされていた皆様にはご迷惑お掛けします。
ここ数日はくもり空が続いています。ギャラリーでは先月24日(日)から山内友加里さんと鹿田幸年さん、お二人での展覧会「最後の森~詩と写真のコラボレーション」が開催中です。山内さん独特の世界観で綴られた詩に鹿田さんのやさしい目線で撮影された写真、二人の作り出す「オリジナル」な空間は見る人を惹きつけて好評です。展示は2教室で10点、程よい「間」があり一つ一つの作品にじっくりと浸るなかで様々な情景が浮かびあがってきます。なかでも今年アルテピアッツァに設置された彫刻「真無」と満月が見事に写しだされた「最後の森」は必見です。
会期は今月の23日(火・祝)まで※火曜休館ですが、祝日は開館します。お見逃しなく。
いよいよ紅葉のピークも近づき、アルテピアッツァにも連日沢山の人が来てくださっています。
先日お知らせしました大野繁さんの東京での展覧会が12日から始まりました。表参道の賑やかな通りを少し入ると見えてくる真っ白なアルスギャラリー。アルテピアッツァ美唄の安田侃さんの彫刻を中心に全部で約35点の写真が展示されています。一枚一枚の写真にアルテの魅力がたくさん詰まっています。この写真と会場内に貼られている「ご挨拶」文からも、大野さんのアルテやこの展覧会への想いが伝わってきます。その文章を読むとアルテピアッツァにひきつけられる人々の純粋な気持ちを感じとる事ができました。会場に行かれた際には是非ご覧になってみてください。そして次にアルテに訪れた時にはそんな大野さんの言葉を思い出しながら過ごしてみてはいかがでしょうか?
上の写真は大野繁さんご本人と会場の一部の様子です。
展示は今月の24日までとなっています。
朝。薄曇りの空を見上げて、まずは「ほっ」。野外でのんびり楽しむコンサートにとっては雨は最大の敵。この敵の襲撃を逃れたのですから!
そして開場1時間前には長蛇の列。フードコートから美味しいにおいが漂っているにも関わらず「まずは席取り」と気合いを入れてじっとがまん。開場を今か今かと待っている状況でした。定刻1時にしょうこおねえさんが登場して会場のテンションも一気にあがり、可愛いこどもたちの歓声のなか「ぼよよん行進曲」や「まんまるスマイル」が。圭三さんとのハーモニーもステキでした。
Toshiさんや桜庭和さん、美唄のアーティストDREADNOTEのおふたりのステージ後、再び圭三さんがステージへ。ここからはもう、「Choo Choo Train」「タイミング」…そして「美しい唄」まで。本当に素晴らし感動のステージでした。
1000人以上の人々が笑顔でゲートを出てゆき、「楽しかった」「ありがとう」と去ってゆきました。本当に大勢の方の力によってなんとか無事に終えられたコンサート。NPO法人アルテピアッツァびばいが主催とはいえ、スタッフ10人足らずでは絶対に成功させられなかったコンサートです。本当にありがとうございました。
6月27日(日)午後4時から、アートスペース(旧体育館)で開催されたハナレグミのコンサート
『弾きが旅だよ人生は!<エゾちゃんが忘れられなくて…2010夏>』
夕暮れの光が西から射し込む体育館のなかは、静かな熱気に包まれています。車座の中心にはハナレグミとCINEMA dub MONKSの曽我大穂とガンジー西垣の3人が生みだす音の世界が、アルテピアッツァの空間と共鳴したステキな時間でした。
窓外ではまだ水遊びをやめられずにいるこども達が駆けまわり、大きな声で叫んでいます。体育館でコンサートをやっていることなんて、全然気にしていないみたいです。四方から観客に見つめられていた3人。200人を超える人々の視線のむこうには安田さんの彫刻の気配。静かでやさしくて、嬉しい時間とともに少しずつ日も落ちてゆく…いつかまた体感したい一時でした。
5月29日当NPOの5回目の通常総会が開かれました。40名ほどの会員さんが参加してくださり、皆さんの真剣なようすにアルテピアッツァ美唄への「想い」を強く感じる事ができました。
総会では、7つ全ての議案を承認していただき、その後、栃原享子さんのピアノと大山利奈さんのクラリネットの演奏があり、会場がやさしい雰囲気に包まれました。そんな温かな雰囲気のなか当NPO理事長の磯田憲一が「アルテ市民ポポロ」発足についてお話しさせていただき、お待ちかね、安田侃さんの「春のアルテトーク」へ。安田さんの近況や、今年オープン19年を迎えるアルテピアッツァ美唄に対する想いなどが語られました。「支える人がいて、はじめて空間は守られる」という言葉も交えながら、これまでの歩みにも触れていらっしゃいました。
産声をあげたばかりの「アルテ市民ポポロ」。1人でも多くの方にご参加いただきながら、確かな歩みにしてゆきたいと思っています。
この日は朝のクリーン会から駆けつけてくださった会員の方もいて、安田さんのトークまで一日中アルテで過ごされた方もいらっしゃいました。ご参加くださった皆さま、お忙しいなか本当にありがとうございました。