‘未分類’ カテゴリーアーカイブ

下界を散歩

投稿日 2006-04-05

 アルテピアッツァではエゾリスや野ウサギなど沢山の動物の姿を見ることが出来ます。中でもキタキツネには頻繁に出会います。                                                                               ただ今日は美味しそうなハムのような塊をしっかりとくわえて疾走しているのがいつもとは違っていました。私たちの目の前を駆け抜け、ある程度安全な距離を確保し追ってこないことを確認するように「くるり」とこちらを振り返りました。                                                     真冬にはテンテンテンと足跡だけを残して、その姿を見せることはなかったキタキツネも、春の気配についのんびりと下界を散歩…ということでしょうか。                                                         

門出

投稿日 2006-04-01

 4月1日。新年度のスタートです。昨日までと変わらずに静かで豊かな時を刻んでいるアルテピアッツァ美唄ですが、実は私たちNPO法人にとってはひとつの節目、新しい一歩を踏み出す日となりました。                                                    いよいよ今日から、私たちがこの空間の管理運営を担うのです。新しいスタッフも加えた新生アルテピアッツァ美唄の門出に、素敵なお花を持って駆けつけてくださった方もいます。                                           何よりも先ずみなさんの気持ちとのブレがないように心がけ、更に愛される空間でありたいと思います。                                                     改めまして、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

屋根雪

投稿日 2006-03-26

 …とは云ってもさすがに3月です。真冬には数十センチ、もしかすると1メートル近くも積もっていたはずなのですが、その頃とは大違い。雪など完全に融かしきったトタン屋根の赤が透けて見えるくらいうっすらと積もった雪が一瞬にして融け出し、屋根の勾配をゆっくりと滑り落ちてきます。しかも、トタン1枚1枚の長方形が多少歪んだくらいでほとんどはそのままの形で滑っていて、その様子にも春を感じます。                                                   屋根だけではありません。ブロンズの作品や木の枝に積もった雪もこのくらいの暖かさになると、あっという間に融けてしまいます。この季節の美しさこそ一瞬。改めてそんなことを思うのです。

春の兆し 2

投稿日 2006-03-23

 春といえば桜です。私たち日本人は何故か桜が大好きだと云われています。ニュースなどを見ていると各地で開花宣言がされていますが、北海道…少なくとも美唄ではまだまだ1ヶ月半くらいは先の話です。                                                  たとえ幼稚園の卒園式用に用意されたものとは云っても、やはりこの花を見ると春を強く意識します。外は未だに雪の風景ですが、5月のやわらかな日射しのなか、桜の花が咲く日のことが待ち遠しいことです。

休館日のお知らせ

投稿日 2006-03-19

 今日は雨。午前中のうちに雨が雪に変わりました。風も強くて“春の嵐”といった様子です。雨が降っている時は雪もグングン融けて春の気配を感じることが出来たのですが、今日の雪の降り方を見ていると、そう簡単に冬は去ってくれそうにありません。ポカポカ陽気の春を実感するまでにはまだ少し時間が必要なようです。                                                                            さてさて休館日のお知らせです。毎週火曜が休館日のアルテピアッツァ美唄ですが、明後日21日は祝日のため通常どおり9時~17時まで開館しています。その振替で翌22日が休館となっていますのでよろしくご理解ください。休館日については安田侃さんのHPでも確認できます。

卒園式

投稿日 2006-03-17

 今日は第51回美唄市立栄幼稚園卒園式でした。いつもよりちょっぴりおめかしをした園児たちが朝から少しソワソワしながら駆けています。                                                10時から始まった式では、ゆり組の14名に園長先生から卒園証書が手渡され、幼稚園で過ごした季節ごとの思い出を声を揃えて元気いっぱい伝えてくれました。                                                みんなでお散歩に行ったこと。水遊びしたこと。運動会、夏祭り、焼き芋会、ソリ滑り…。あっという間に過ぎた1年間でした。                                                                              たくさんの思い出を胸に巣立ってゆく園児たち。また遊びに来てくれる日を楽しみに、笑顔で見送りました。

スタッフ募集

投稿日 2006-03-12

 昨年12月の市議会で当NPO法人が指定管理者として承認されたことにより、4月1日からこのアルテピアッツァ美唄という空間の維持・管理の業務全般を私たちが担うこととなりました。                                      そこで、法人として有給スタッフを新たに2名募集したいと思います。興味のある方は「youkoku.pdf」をダウンロードをご覧ください。要項をご覧になれない方は直接電話等で問い合わせてください。電話&FAX:0126-62-0808(事務局 前山)まで。                                       

春の兆し

投稿日 2006-03-10

 啓蟄も過ぎ3月も10日ともなれば、すっかり春の気配です。                                                       今日のように青空が広がり日が照っていると、頬をなでる風にも真冬のような厳しさはなくなり、ましてや突き刺さるような寒さは感じられません。                                                                            帰門の足もと(という云い方は少し可笑しいですね。つまり接地面のことです)も、良く日が当たる南側の雪が徐々に融けて赤いヤキズリが見え始めました。これから日を追うごとにこういった土の面積が広がってゆくのです。                                           白一色だったアルテピアッツァにも、こんな風景が見え始めましたよ。

どこでしょう?

投稿日 2006-03-05

 これ、どこか分かりますか?3月の「天翔の丘」なのです。                                 1月に登ったときは足跡ひとつなく、雪ももっと肌理が細かくて凛とした雰囲気でしたが、丘に登ったのは久し振りで、一体どんな様子になっているのかワクワクしながらてっぺんにたどり着くと、かなり雪も解け足跡もそこここについていて結構登って来る人がいることが分かります。                                                       ただ相変わらずそこにあるはずの彫刻は見事に雪の下に隠れ、冬のこの状態に初めてこの場所に立った人には、このくぼみが何なのか?くぼみの中にあって自分の存在のシグナルをかすかに送ってくるものが何なのか?どんな形状のものが雪の下で息を潜めているのか?多くの疑問が生まれるでしょう。しかも、その答えは雪解けの季節を待たなければ得られないのですから、少々がっかりでしょうか?                                                          でも、想像してみてください。雪がとけ緑の芝生が活き活きと生え揃い、山の木々の緑が芽吹いた頃に、この丘に立った瞬間のことを。その時には露わになった彫刻を眩しい想いで見つめることでしょう。                    

♪きょう~ぉは楽しいひなまつりぃ~♪

投稿日 2006-03-03

 階下から歌声が聞こえてきます。「きょう~ぉは楽しいひなまつりぃ~♪」。アルテピアッツァ美唄という施設は幼稚園が併設されているので、四季を通じての節目節目の行事をしっかりと体験することが出来ます。こどもの日、十五夜、冬至、クリスマス、お正月などなど…。そして今日はひな祭り。園児たちが紙皿を使って手作りした雛飾りやカップケーキ雛も緋毛氈の上に鎮座しています。                                                        幼稚園はいつでも季節を先取りした手作りの飾りで溢れています。色画用紙で作った魚や雪だるまが飾られたり、実際に集めた落ち葉や木の実で季節感を出していることもあります。自然豊富な環境だけではなくて、園舎内にも季節を意識させてくれる様々工夫があります。美味しそうに桜餅をほお張るこどもたちの笑顔を見つめながら、この場所で成長してゆく園児は幸せだなぁ~とつくづく思うひとときでした。                                                        

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