‘イベント’ カテゴリーアーカイブ

安田侃のこころを彫る授業&講演会&ポポロミーティング

投稿日 2011-07-11

7月9日

  先週末は安田侃さんがアルテピアッツァ美唄にお越しになり、「こころを彫る授業」や講演会が行われた充実の2日間でした。

 7月9日(土)快晴。安田侃の「こころを彫る授業」初日です。今回も全国各地からたくさんの方が参加してくださいました。冒頭、安田侃さんのお話の中で「美しく彫ろうとしないで、ありのままを彫ってください」という言葉がありました。参加者の中には初めて石を彫るという方もたくさんいて、その言葉にますます戸惑ってしまう方も。

7月9日

ですが、安田さんがそれぞれの作業台をまわり、時には自ら道具を手にして彫り方の指導をしていくと、最初は不安そうだった方も徐々に自らの「こころ」を彫ることに挑み始めました。天気が良かったので、ストゥディオの外に出て作業する方もいらっしゃいました。夕方になり、皆さん感覚がつかめてきた頃で1日目の授業は終了。

   この日は続いて16時半から「『アルテピアッツァ美唄に流れる時間とは』~北海学園大学『法学部カフェ』~」が開催されました。

7月9日

安田侃さんと北海学園大学法学部教授・田口晃さんとの対談はそれぞれの視点から芸術や社会などについて幅広く語られ、そのあとは特別に延長営業したカフェアルテで安田侃さんを囲んでのコーヒータイム。ここでは初対面の参加者同士がお話をして盛り上がっているのも印象的でした。

 7月10日(日)くもり。「こころを彫る授業」2日目。昨日に引き続き、大理石を彫っていきますが、疲れたらストゥディオを出て自然の中を散策したり、ギャラリーを見に行ったり・・・皆さん自分のペースで彫り進めていて、昨日よりもリラックスして楽しんでいるのが伝わってきました。場所は変わって、アートスペース(旧体育館)では13時からアルテピアッツァ美唄を応援してくださっているアルテ市民ポポロの方々が参加する年に1度の「ポポロミーティング」があり、まずはNPO法人アルテピアッツァびばい事務局による運営報告。

7月10日

それから、安田侃さんとポポロの皆さんが一緒に初夏のアルテピアッツァ美唄を散策され、こちらも多くの方に参加していただきました。
 「こころを彫る授業」は17時で終了。最初は恐る恐るだったけれど、あっという間の2日間だったようで「1週間コースがあったらいいのに」という声も聞こえてきました。またぜひ「こころ」を彫りにいらしてくださいね。安田侃さんの「こころを彫る授業」は不定期ですが、次回開催は9月に予定しています。募集開始は近日中にホームページにてお知らせしますのでお楽しみに!


永井公美子ヴァイオリン・コンサート

投稿日 2011-06-26

6月25日

 ここ数日の不安定な天気から一転、この週末は白大理石が眩しいくらいの晴天です。
 昨日25日(土)は午後2時からアートスペースで「永井公美子ヴァイオリンコンサート」が開催されました。ヴァイオリニスト・永井公美子さんは国際的なコンクールで入賞を重ね、3年間のドイツ留学を経て、現在は神戸女学院大学にて後進の指導に当たられています。永井さんのご親戚が美唄在住という縁で今回のコンサートが実現しました。ピアノの永井礼子さんとともにエルガー「愛の挨拶」、マスネ「タイスの瞑想曲」、サラサーテ「サパテアード」などタイトルだけではイメージしにくいかもしれませんが、誰もが一度は耳にしたことのある曲ばかり。1曲終わるたびに会場に集まった80名ほどの皆さんから大きな拍手がおきていました。「札幌から美唄に続く風景はヨーロッパを思い出させます」と、永井さんは演奏しながらその風景を思い描いていたそうです。初夏のアルテピアッツァ美唄に心地良いヴァイオリンの音色が響くすてきなコンサートでした。

7月の「こころを彫る授業」&永井公美子ヴァイオリン・コンサート

投稿日 2011-06-24

6月24日

 初夏らしい気持ちのよい天気が続き、毎朝ギャラリーの窓をすべて開けて風を通すことが日課となっていましたが、昨日は雨が降り、今日も薄曇りで今にも降りだしそうです。雨の日のアルテピアッツァ美唄といえば、濡れた木の葉や芝生の緑の濃さ。その中に佇む白大理石やブロンズの彫刻もいつもとはまた違った美しさが感じられます。
 7月の「こころを彫る授業」のお知らせです。「彫刻なんてはじめて」という方も大歓迎です!
◆とき:7月2日(土)、3日(日)◆時間:10:00~16:00◆材料費:一般/15,000円(大理石)12,000円(軽石)中学生以下/9,000円(大理石)6,000円(軽石)◇アルテ市民ポポロ市民証提示の方は各1,000円割引◇翌月以降の授業に継続参加の場合は1日1,200円(アルテ市民ポポロ市民証提示の方は200円割引)。◇お昼は持参していただくか申し込みがあれば別途800円で美唄農家のお母さん達によるこころのこもった昼食「かあさんの味」をご用意しています。まだ申し込み受け付けておりますので、ご参加希望の方はアルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126-63-3137)までご連絡下さい。詳細についてはこちらもご覧下さい。
 そして、明日25日にはアートスペースにて、美唄に縁のある札幌市在住・永井公美子さんのヴァイオリンコンサートが開催されます。皆さま、お誘い合わせのうえお越し下さい。

第9回アルテの森語りー朗読会ー

投稿日 2011-06-20
6月18日

6月18日

 18日(土)カフェアルテでは「アルテの森語り」が開催されました。毎回季節の節目に行っている朗読会、9回目の今回は夏至の頃に合わせての開催となりました。今回も多くの方に来て頂き、始まる頃には会場はいっぱいとなりました。
 磯田憲一さんが今回挑んだのは、いつもの小説とは少し変わって「ある日の新聞から」と題された新聞記事の朗読。2011年5月19日の新聞から池澤夏樹さんのコラム「3.11からの再生」、震災の事を綴った文章を磯田さんが心情を込めて朗読して下さる姿に皆さんも真剣な表情で聞き入っていました。その後は同日の「読者の声」から「初恋」をテーマにした3タイトルを披露して下さいました。続いてゲストの元HBCアナウンサーの安藤千鶴子さん。美唄市出身で昨年亡くなられた児童文学作家後藤竜二さん著「りんごの花」「紅玉」を朗読して下

6月18日

6月18日

さいました。後藤さんの兄の高田三郎さんが絵を担当された絵本「紅玉」、戦後間もない1945年美唄市でのりんご園のお話です。安藤さんから丁寧に読み上げられる言葉のひとつひとつが情 景として浮かびあがり、聞いている方々の中には思わず涙される方の姿もありました。途中突然の雨で会場内に雨音が響きわたる場面もあり思わぬ効果音の演出となりました。お二人の朗読の合間にはゲストのヴァイオリニスト小林佳奈さんの演奏が朗読の雰囲気を盛り上げてくれ、最後には小林さんの演奏もあり、日が沈みかける夕

6月18日

6月18日

暮れのカフェアルテにそっとヴァイオリンの音色が響き渡り幻想的な一時でした。朗読会終了後はストゥディオアルテでの交流会。今回も匠の会の皆さんが用意して下さった手打ち蕎麦を頂きながら参加者の方からの差し入れの料理、お菓子、お飲み物などがテーブルに並び夏至の長い夜を皆さん最後まで楽しまれていました。
 次回の日程が決まりましたらアルテピアッツァ美唄のホームページやこちらのブログでお知らせ致しますので楽しみにお待ち下さい。

キャンドルづくり&森の広場の音楽会

投稿日 2011-06-12
6月11日

6月11日

 今日は初夏らしい陽射しで、水の広場で水遊びをするにはぴったりです。 さて、昨日はイベント盛りだくさんでした。午前はストゥディオアルテ(体験工房)で「アルテで灯す『ころころキャンドル』づくり」。ご近所さんやクリーン会のあとそのまま参加してくださった方、チラシを見て来てくれた子供たちなどたくさんの方の協力によって、全部で70個以上のキャンドルをつくることができました。皆さん、ありがとうございました!クレヨンで描かれた色とりどりのキャンドルは8月13日(土)アルテの盆踊りで水の広場いっぱいに灯しますので、是非見に来てくださいね。

6月11日

6月11日

  午後からはアートスペース(旧体育館)で「森の広場の音楽会」が開催されました。2000年秋に始まったこの音楽会は今回で22回目となります。入場無料で出入 りが自由ということもあり、ふらりと立ち寄る方もいて和やかな雰囲気のなか、演奏者も観客も一体となって音楽を楽しんでいました。キャンドルづくりの後に音楽会を見に行ったり、水の広場に寝そべってアートスペースから漏れる美しい音色を聴いたり…皆さん思い思いにアルテピアッツァ美唄での時間を過ごされていました。 

吉本有里 お話と歌

投稿日 2011-04-22

 アルテピアッツァ美唄にある木造校舎、2階はアルテピアッツァのギャラリー、1階には美唄市立栄幼稚園があります。朝、登園してくる園児たちに「おはよう」と声を掛けると大きな声で「おはようございます!」と元気いっぱいに返してくれます。今年の春から入園した園児たちもすっかり仲間に加わり毎日賑やかな声や歌声が校舎内に響き渡っています。
 来週4月29日(金)にアートスペース(旧体育館)で開催されるコンサートのお知らせです。連休初日、是非ご家族、お友達同士でお越し下さい。※写真をクリックすると大きく表示されます。

■吉本有里 お話と歌「あなたは、あなたであればいい」■

~生きることの愛おしさ~
92年より、カリフォルニアの人里離れた山中で、音楽活動と共に自給自足の生活を送り、03年南信州の山里に生活の拠点を移す。自然と共に有る日々の暮らしの中で、子育てをしながら自身の内から湧き出る素直な想いを歌に綴っています。そんな有里さんの歌を、これまで体験して来た、自然出産、子育て、旅、恋愛、愛する人との死別など「生きることの愛おしさ」についてのお話と共にお届けします。ゆるりとしたひと時を、お過ごし下さい。

■日時 2011年4月29日(金) 開場 17:30 開演 18:00
■会場 アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館)
■入場料(当日券のみ) 
     一般:¥2,000 / 障害のある方・高校生・65歳以上:¥500
■お問合せ 0126-63-4313(芹沢) ※18時以降にお願いします

吉本有里HPhttp://amanakuni.net/yuri/

小島啓二写真展

投稿日 2011-03-07

  午後からは青空が広がりとても穏やかなアルテピアッツァ美唄。散歩するには気持ちのいい日和でした。
 ギャラリーでは5日から小島啓二写真展「アルテピアッツァ美唄と私の10年」が開催中です。札幌在住の小島さんがアルテと出合った10年前より撮り続けた写真の数々。「選ぶのが大変でしたよ」と10年分の数多くの写真から今回は選りすぐりの123点が展示されています。年代ごとに見ているとアルテピアッツァが現在も創り続けられている空間だと小島さんの写真を通して感じる事が出来ました。アルテを独自の視点で撮影している小島さん、中には「これは何処から撮っているの?」と思うような写真もあり新たなアルテピアッツァとの出合いがあるかもしれませんね。3月21日(月)まで30日(水)まで延長になりました。火曜休館です。

第8回アルテの森語り

投稿日 2010-12-25

 今日のアルテピアッツァは天気が良く、白い雪が太陽に照らされていて綺麗です。
 先日の23日(木・祝)にカフェアルテで「アルテの森語り」が開催されました。8回目となる今回は冬至の次の日という事もあり始まる頃には辺りは真っ暗で、照明が少し落とされた会場もいい雰囲気です。 そんな中、初めに安藤千鶴子さんがこの季節にぴったりの河野保雄著「雪女」を朗読して下さいました。森語りは4回目の安藤さん、その深みのある落着いた声で始まった途端に皆さんが「雪女」の世界に引き込まれていました。物語で重要な「笛」も見事なまでに表現されていた所はさすがです。続いて、磯田さんの藤沢周平著「小ぬか雨」。 登場人物がはっきりと演じられた磯田さんの朗読は聴きやすく、皆さん最後まで耳を傾けていました。
 終了後の交流会では餅つきが行われ、安田侃さんが登場し見事なつきっぷりに歓声が上がりました。 テーブルには冬至かぼちゃをはじめ、ボランティアさんが腕を振るった料理や参加者の皆さんから頂いた多くの差入れ(本当に有難う御座います!)など沢山の品々が揃い、冬至の長い夜を賑わせました。
 雪の降る中来ていただいた皆様、お手伝いして下さったボランティアの方々本当に有難う御座いました!

アン・サリーさんの「音楽のチカラ」

投稿日 2010-11-23

 21日(日)はアン・サリーさんを迎えてのアートカフェ。今回はフリートーク&音楽でトランペットの飯田玄彦さん、ギターの小池龍平さんと3人で息の合ったお話と心地よい音楽で豊かな時間を演出してくれました。医者、歌手、母親と色々な顔をお持ちのアン・サリーさんがそれぞれの視点からお話してくださり、「歌手になろうとは思わなかった、本当に唄が好き」と自身の思いを語ったり、子育てについても「音楽と人生に良い影響」と母親な一面も。「こんなにお話するのは初めて」とおっしゃるくらい盛り沢山な内容のトーク、そして「蘇州夜曲」をはじめ素晴らしい歌声も披露して下さいました。アンコールでは3人によるセッションがはじまり会場が一体となりまさに「音楽のチカラ」に相応しいフィナーレで来ていた方々も大満足といった様子でした。
 ご来場頂いた方々、アン・サリーさん、主催の文化財団のみなさん、冬のはじめに温かな時間をありがとうございました。

美唄の「秋の味覚満喫体験ツアー」

投稿日 2010-10-24

  先日22日(金)ほくせんカード主催の「秋の味覚満喫体験ツアー」が実施され札幌と小樽から19名の方々がアルテピッツァ美唄を訪れて下さいました。前日21日(木)から美唄入りし、いくつかの美唄の味覚を満喫したみなさん。この日は朝からお天気も良くアルテの秋を感じるには絶好の日和りです。午前中に到着しみなさんに施設の説明をしながら工房へとご案内し、軽石での彫刻体験をしていただきました。アルテで毎月第一土日に開催している自分のこころを形にしていく「こころを彫る授業」の体験として行なわれ、石と向き合い悩まれる方や黙々と作業する方など様々です。
 体験後には美唄の郷土料理「中村のとりめし」がふるまわれ、初めて食べる味にみなさん満足といったようす。食後は帰りの時間まで色付きはじめた紅葉を楽しむ方やカフェで時間を過ごす方など秋の一時をアルテでゆっくりと楽しまれていました。
 このツアーをきっかけにまた美唄のまちやアルテピアッツァに来て下さる事をお待ちしてます。

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