‘出来事’ カテゴリーアーカイブ

蒼い雪

投稿日 2014-12-12

 一面が雪原となった、アルテピアッツァ美唄「音の広場」。「カフェアルテ」からその様子を見ていると、眩しいくらいきらきらとした光を放っていたり、すこし日がかげるとモノトーンのようになったりと、刻々と姿を変えています。
 先日、そんな様子を半日ほどカフェからご覧になっていたお客様が、日没後「音の広場」の散歩から戻られると、夕闇に染まった雪がどこまでも蒼かった、と興奮気味に教えてくださいました。

 現在、アルテピアッツァ美唄では日没から閉館時間の17時まで彫刻のライトアップを行っています。ライトアップされた雪の上を歩くと、日中とはまた違った雰囲気を味わうことが出来ますよ。ただし、足元に充分お気をつけ下さい。

 最後にひとつ、お知らせです。12月23日(火・祝)に「カフェアルテ」で開催予定の「第20回アルテの森語り」は、ご好評につき定員となりましたので受付は締め切りとさせていただきます。予約された方は当日をお楽しみに!

アルテの盆踊り

投稿日 2014-08-15

8月14日 お盆のこの時期、帰省されている方や、お盆休みを利用してという方など、連日多くの方がアルテピアッツァ美唄を訪れてくださっています。

 さて、8月13日、アルテピアッツァ美唄では、「アルテの盆踊り」を開催しました。まずは5時半から“こども盆踊り”がスタート。会場の「トリフォリオの広場」には、「ドンッ、ドンッ、ドンッ!」と太鼓の音が鳴り響き、だんだんと子どもたちが集まって来てくれました。ピンクや青のかわいい浴衣姿で、一生懸命踊ってくれたお礼に、最後に“おやつ”が配られ、満足気な子どもたち。
 続いて、6時半からは“大人盆踊り”。始まる頃にはうっすら辺りも暗くなり、水の広場にはみんなで手作りした“ころころキャンドル”が灯されました。幻想的な光景に、写真を撮る方や、自分の作ったキャンドルを探している子の姿もありました。櫓を囲む盆踊りの輪には、ご近所の方、遠方からこ8月14日の日のために来てくださった方、アルテのスタッフも加わり、太鼓の音と「どっこいしょ~どっこいしょ!」の掛け声にあわせ、真っ暗になるまで、輪を絶やさずに踊り続けました。

 最後まで太鼓を叩いてくださった「和太鼓会 鼓春」のみなさん、お手伝いしてくださった方々、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!また来年も一緒に踊りましょう!

ハスカップ摘み

投稿日 2014-07-30

 カフェアルテですっかり定番となった、「ベリージャムソフトクリーム」。ソフトクリームの上に、美唄産の季節のベリーを使った手作りジャムをかけた、夏期限定のデザートです。
 先日、スタッフがジャムに使う美唄特産の「ハスカップ」を摘みに、いつもお世話になっている農家さんの畑にお邪魔しました。「毎日とってあげないと、熟してどんどん落ちちゃうから・・・」と農家さんはてきぱきと実を収穫。私たちスタッフも実をつぶさないように慎重に収穫作業を行いました。丸かったり細長かったり、甘みが強いものや、渋味を感じるもの・・・、ハスカップも種類で色々な味や形があり、「実際に収穫してみることで新たな発見があるんじゃないかしら」という農家さんの言葉に、うなずくばかりでした。
 農家さんの愛情がこもったハスカップを使ったベリージャムソフトクリーム。是非一度ご賞味ください。

言葉では

投稿日 2014-07-13

7月13日 「近くまで来たから、よく知らないままなんとなくここ(アルテピアッツァ美唄)に立ち寄ったら、別世界に迷い込んだようで、頭の整理がつかないけれど、鳥肌が立って…これって感動してるってことかな?」というのは、先日1人でアルテを訪れた男性の言葉。
 「幼稚園があって、古い校舎があって、その中にも彫刻があって…言葉にすると、それだけなんだけど、違うんだよな~」と少し興奮気味に話してくださいました。

 たしかに、時々「アルテのこと、言葉では伝えきれないから、連れてきちゃった!」と、お友達やお知り合いと一緒にアルテを再訪してくださる方がいらっしゃいます。この空間には、言葉にできなくても、訪れると感じる“何か”があります。「“何か”ってなぁに?」という方、ぜひ一度アルテピアッツァ美唄にいらしてください。アルテの空間はいつでもゆったりとみなさまをお待ちしています。

ポポロミーティング

投稿日 2014-07-02

6月29日 先週の日曜日、アルテピアッツァ美唄のストゥディオアルテ(体験工房)で、ポポロミーティングを開催しました。

 当NPOの活動報告を かねて行われたポポロミーティング。まず第1部として、事務局から平成25年度NPO活動報告をいたしました。
 その後は第2部に続くのですが・・・、その前に今回は“デザート付”という事で、美唄産のハスカップをお菓子に仕立てた手作りデザートを、皆さんに召し上がっていただきました。今回のメニューは「ハスカップどら焼き」でしたが、“美味しい”と好評でした!
 デザートの後は、 「ポポロが描くアルテの未来 工房deワークショップ!2」。今回は3つのテーマ「Q1あなたにとってのアルテのニッチとは?」「Q2お客様をアルテに引き戻す魅力とは?」「Q3だれからどんなお金のもらい方が出来る?」で、アルテピアッツァ美唄の未来を考えます。前回(こちら)とは、また少し雰囲気を変えて、参加者が輪になって向かい合い、各問いの答えを付箋で貼りながら進めていきます。

6月29日なかでもQ2の問いでは、アルテの魅力からさまざまなアイディアが飛び出し、「スマホをかざすと安田侃さんの解説が月替わりで聴ける」といったユニークなものから、「アルテをツアーにくみこむ」という現実的なものまで付箋が次々と貼られました。最終的には、予定時間を超える、充実したワークショップとなりました。

 今回のポポロミーティングも、アルテ市民ポポロの方々とアルテスタッフやNPO関係者が、直接意見交換し、“アルテの未来”をみんなで考える貴重な機会となりました。ご参加いただきましたアルテ市民ポポロの皆さん、ありがとうございました。 

中西圭三コンサート「美しい唄 2014」

投稿日 2014-06-28

 ここ数日は、気持ちの良い初夏らしい青空が広がり、「水の広場」で涼むご家族連れの姿が多くなりました。

 さて、先日25日(水)、アルテピアッツァ美唄ストゥディオアルテ(体験工房)で中西圭三さんのコンサート「美しい唄 2014」が行われました。中西さんは、今回のコンサートを主催したギタリスト・岸孝志さん(美唄市出身、在住)とのご縁で2009年にアルテでコンサートをして以来、毎年のようにアルテピアッツァでコンサートを開催してくださっています。

 今回は、初めてストゥディオを会場にしての開催でしたが、地元の方など、定員いっぱいの方が集まりました。まずは中西圭三さん、ピアノ小西貴雄さんの息の合ったお二人で、代表曲「Women」などを披露されました。後半からは、ギタリスト・岸孝志さんも加わり、中西さんが美唄のために作った「美しい唄」や、「Choo Choo Train」で、手拍子も大きくなり、会場も一層盛り上がりました。途中、中西さんと岸さんが出会ったエピソードのお話や、「あれからもう5年も経ったんだね」と、アルテでの初めてのコンサートの事など、話は尽きない様子でした。

 アンコールでは、中西さんがアカペラで「星に願いを」を歌い、静寂に包まれたアルテの夜に、最後まで“美しい唄”が響き渡っていました。

夕暮れ時

投稿日 2014-05-25

5月25日 日曜日の今日は天気も良く、アルテピアッツァ美唄には北海道内外からお客さまが訪れていました。「あら、こんなところで(会うなんて)!」「毎年この時期に来ているんですよ」とアルテでばったり知り合いに出会って、会話が弾んでいた方もいらっしゃいました。

 日曜日と言っても、陽が傾く頃には静かな時間が流れます。夕日を浴びながら、1日の終わりを惜しむかのように、ひとりのんびり散歩する方や彫刻に腰掛けながらお話しているご夫婦など…閉館時間を過ぎてから、広場で写真を撮り始めた方も(屋外の彫刻はいつでもご覧いただけます)。
 陽の傾きで、刻々と変わる風景がみられるのもこの時間。これからの時期、夕暮れ時のアルテもおすすめです。

「アルテ文庫」スタートに向かって

投稿日 2014-05-22

5月22日 先月行われた、認定NPO記念集会でも発表いたしましたが、アルテピアッツァ美唄の新たな取り組み「アルテ文庫」が4月から、スタートに向かって動き始めました。アルテ文庫とは、安田侃さんが自らセレクトした書籍が並ぶ、ギャラリーとカフェアルテに今秋設置予定の小さな図書館のことです。
 置かれる本は、皆さまからの寄附でつくる「アルテ文庫貯金箱」から購入しますが、
4月のスタートから、お陰さまで、アルテ市民ポポロの方をはじめ、多くの皆さまからご寄附をいただき、5月22日現在で17万円が集まりました。ご寄附いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
 なかには、「どんな本が並ぶのか今から楽しみです」といった方や、「いつの日か、安田侃さんが選ばれた本を見に行くことがあるのだろうか」と、遠方からご寄附をしてくださった方もいらっしゃいます。

 2014年秋頃の完成を目指して、第一弾として9月末までに「アルテ文庫貯金箱」の目標金額を50万円に設定しています。引き続き、皆さまからのご寄附・ご協力お待ちしております。詳細や、現在の寄附総額などの最新情報を「アルテ文庫」ページで公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

 アルテピアッツァ美唄の空間が、さらに充実したものになるよう、「アルテ文庫」を一緒に作りましょう。

元気いっぱい

投稿日 2014-05-17

 今週は「晴れ」と「雨」が交互にあって、芝生も木々の緑もどんどんと濃くなっています。エゾハルゼミも鳴きはじめました。

 平日の午前中、アルテピアッツァ美唄内木造校舎1階美唄市立栄幼稚園の園児たちは芝生の上を走り回ったり、彫刻にのって遊んだりしています(彫刻にのる時、ちゃんと靴を脱いでいるんですよ)。
 私たちアルテのスタッフが朝の掃除をしているのを見て、園児たちは「お仕事がんばってね~!」「きれいにしてくれてありがとう~!」とみんなで大声援を送ってくれることもあります。
 子どもたちが元気いっぱいに遊んでいると、この空間が何だか一層イキイキと見えませんか?アルテピアッツァ美唄の空間は子どもたちの大きなエネルギーにも支えられています。

アルテがニューヨークデビュー!?

投稿日 2014-05-11

5月11日 この週末、アルテを訪れてくださった方のなかには、美唄市内の東明公園で行われた桜祭りに併せて、という方も多くいらっしゃいました。

 さて、左のアルテピアッツァ美唄の写真が飾られている場所はいったい・・・?実は、アメリカ・ニューヨークにある「イーキン・マクレーン・ギャラリー」というところです。現在、アメリカ初の安田侃さんの展覧会がこのギャラリーで開催され、20点以上の新作を含む作品が展示されています。なかにはアルテにある”妙夢”や”天秘”といった作品の新作も発表され、その作品について安田さんは「大きな作品のエネルギーや存在感を凝縮させたようなもの」と、語っています。そして、安田さんがいまなお創り続けるアルテピアッツァも紹介され、美唄から、遠く離れたニューヨークの方々の反応も良いようです!

 「Kanの彫刻は世界の他の国と同じように、ここアメリカでも人の心を強く揺さぶるでしょう。」と、ギャラリーのクリストファー・イーキン氏。こうして、安田侃さんの彫刻が、世界の人々を魅了していることは、アルテに関わる私たちにとっても嬉しいことです。

開催期間:5月6日(火)~6月27日(金) 
場所:イーキン・マクレーン・ギャラリー
住所:23 East 67th Street, New York, NY 10065 
連絡先:(+1212-772 9425;www.eykynmaclean.com).

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