‘季節’ カテゴリーアーカイブ

秋晴れの日とコンサート

投稿日 2014-10-20

10月19日 先週末は、きれいな“秋晴れ”で、アルテピアッツァ美唄にはたくさんの方が訪れていました。アルテを囲む山の木々の葉も鮮やかな赤や黄色に染まって、見頃を迎えており、熱心に写真を撮ったり、「本当にきれいねぇ…」とうっとり眺めている方も多くいらっしゃいました。

 18日の土曜日には、アルテピアッツァ美唄アートスペース(旧体育館)で、「アルテの森 チェンバロとよみかたりコンサート~竪琴の調べにのせて宮沢賢治の詩の世界へ~」が開催されました。このコンサートとアルテピアッツァ美唄を楽しむために、有志の方々により札幌からバスツアーも企画されていました。ツアーに参加したみなさんは開演時間より早くに到着して、アルテの空間を散策したり、カフェアルテでゆっくりコーヒーを飲んだりしたあと、コンサートへ。明楽みゆきさんのチェンバロと興膳津さんの朗読の世界を堪能されていました。
10月18日 「こんなお天気の良い日、こんな紅葉のきれいな時にコンサートをさせていただき、感謝しています」と明楽さん。曲と曲の合間には、チェンバロの歴史についてもお話されて、みなさん興味深く耳を傾けている様子でした。コンサートの後、みんなでチェンバロを囲んで記念撮影もされていましたよ。その場所にいる誰もが温かい気持ちになるようなコンサートでした。明楽さん、興膳さん、ツアーを企画されたみなさま、ありがとうございました。

はらり、はらり

投稿日 2014-10-02

 10月に入りました。紅葉も数日でぐっと進み、「水の広場」のカツラの木は、黄色や朱色に色づきはじめました。カツラの木が発する、独特のカラメルのような甘い香りが漂っています。訪れた方の中には、お醤油の香りのよう、と感じる方もいらっしゃるようです。
 一方、「音の広場」では、クルミの木や桜の木が、葉をはらはらと落としています。暖かい日には、大きなクルミの木の横にあるベンチに座って、落ち葉を横目に本を読んだり、景色をぼんやり眺めている方の姿をお見かけします。

 さて、アルテピアッツァ美唄では、毎年10月に、休館日を除く毎日朝8時半から10時の間、次の春を美しく迎えるために「落ち葉拾い」を行います。手を動かして、ちょっと疲れたら紅葉を見つつ、おしゃべりしながら一呼吸してみてください。朝の冷たい空気が美味しく感じられますよ。
 ご都合の良い時間でお手伝いいただける方、是非ご参加お願い致します!

■日 時    10月の毎日(火曜休館日除く) 8:30~10:00  ※予約不要、雨天中止    
■場 所    アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館)入り口
         (当日の作業場所を掲示しています)
■持ち物    帽子、軍手など。作業しやすい服装でお越しください。

 

第19回アルテの森語り

投稿日 2014-09-23

9月21日 いつも季節の節目にアルテピアッツァ美唄内カフェアルテにて開催しています朗読会「アルテの森語り」。9月21日(日)、今年は暦より少し遅くなりましたが、十五夜(中秋の名月)の時期に合わせて、開催しました。

 まずは、大島さゆりさんによるフルート演奏です。クラシック音楽だけでなく、誰もが一度は耳にしたことのある、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や映画「ティファニーで朝食を」の劇中歌なども披露してくださいました。陽が落ちて、だんだんと辺りが暗闇に包まれる頃に演奏されたのは「星に願いを」。客席では、音に身をゆだねるように目を閉じて聞かれている方も多かったです。大島さん自身もとても楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
 窓の外が真っ暗になった頃、磯田憲一さんによる、江戸を舞台にした物語・藤沢周平著「小ぬか雨」の朗読がスタート。場面転換の際には大島さんのフルートが日本の横笛のように鳴り、江戸の雰囲気を盛り上げます。「橋」を舞台にした、叶わぬ思いを描いた物語を磯田さんが読み終えると、一瞬静寂に包まれたのち、大きな拍手がおきていました。

9月21日

 朗読会終了後は会場となりのストゥディオアルテに場所を移して、交流会が行われました。今回は、「冷やし天ぷらそば」(新そばでした!)が振る舞われると、みなさんおいしそうに召し上がり、あちらこちらで話に花が咲いていました。「森語り」にご参加いただきましたみなさん、交流会の為に“差入れ”をお持ちくださったみなさん、そばを打って振る舞ってくださった美唄の「匠の会」のみなさん、ありがとうございました。また次回をお楽しみに。

紅葉は?

投稿日 2014-09-21

9月21日

 この週末は暑すぎず、寒すぎず、ちょうどよい気候で、日曜日は朝早くから、お母さんと小さなお子さんが散歩しながら、クルミの実を拾っていました。

 アルテピアッツァ美唄内「天翔の丘」の脇にあるカツラの木は、秋の始まりを告げるようにきれいな橙色に変わってきました。「水の広場」近くの大きなプラタナスの葉も、ちらほらと落ち初めています。これから迎える紅葉の時期もアルテピアッツァ美唄はとてもきれいです。今年は気温が下がるのが急だったため、紅葉も早いように感じます。 例年ですと、見ごろはだいたい10月中旬~下旬ごろ。自然のことですから、わかりませんが、今年は少し早いかもしれません。徐々に深くなっていく秋のアルテの様子はブログなどでもお伝えします。「紅葉に包まれたアルテに行きたいな」という方も、「なかなか行けないから雰囲気だけでも・・・」という方も、アルテピアッツァ美唄からお届けします“秋の便り”をお楽しみに。

秋の気配

投稿日 2014-09-11

 今日は午前中は激しい雨でしたが、午後からは穏やかな日が差しています。雨上がりの青空と緑の木々に囲まれた白大理石の彫刻「真無」もいつもより明るく映えて見えます。

 さて、今年の美唄は、夏の間の天候が良かっためか、木の実類が例年より多く生っています。アルテピアッツァ美唄ストゥディオアルテ横にあるイチョウの木はまだまだ葉は青いものの、既にぎんなんがぽろぽろと落ちはじめています。先日、カフェアルテを訪れてくれた女の子は、笹の葉を使って自分で作った笹舟の中に、ヤマゴボウの実やまつぼっくり、スモモなどをいっぱい載せて「宝箱なの!」と見せてくれました。
 

 気がつけば、ナナカマドには赤い実がたわわに実り、カフェアルテの窓の外から見えるクルミの木からは、はらはらと落ち葉が舞っています。紅葉も徐々に始まりました。温かいコーヒーを飲みながら景色を眺めて、近づいてくる秋の気配を感じるのも、この時季の楽しみのひとつです。

第19回アルテの森語り

投稿日 2014-09-09

 昨夜は十五夜でした。こちら美唄でも、時折雲に隠れながらも大きな月が見えていました。
 さて、いつも季節の変わり目に開催しています朗読会「アルテの森語り」。次回は9月21日(日)に行います。
 朗読・磯田憲一さんとゲストにはフルート奏者・大島さゆりさんが出演されます。終演後の交流会では、美唄・匠の会のみなさまにより「新蕎麦」が振舞われる予定です。定員は40名ですので、どうぞお早めにお申し込みください。交流会への差し入れも大歓迎です!

■日時    2014年9月21日(日)17時半~    
        *終演後交流会があります、持ち込み大歓迎*       
■場所    アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ  
■出演    朗読・磯田憲一さん(藤沢周平作「小ぬか雨」)、フルート演奏・大島さゆりさん
■料金    1500円(手打ち蕎麦付)  
■定員    40名・予約制  
■交通    市民バス(行き) 16:00美唄駅発→16:23アルテピアッツァ美唄着
              (帰り) 19:25アルテピアッツァ美唄発→19:53美唄駅着
■ご予約・問合せ   認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

8月13日はアルテの盆踊り

投稿日 2014-08-09

8月9日 もうすぐお盆の時期ですね。ふるさとへ帰省される方も多いことと思います。
 さて、今年も8月13日、アルテピアッツァ美唄では「おかえりなさい」の気持ちを込めて、「アルテの盆踊り」を行います(昨年の様子はこちら)。この土地に生きた先人たちの霊を慰めその思いをつなぐとともに、人々の結びつきを深める盆踊り。かつて、美唄が炭鉱で栄えた頃、二重三重の輪を作りながら朝まで踊ったそうです。
 その記憶を大切にしながら、今年も往時と同じ「北海盆唄」を太鼓の音頭で踊ります。夕暮れ時には、「水の広場」にみんなで手作りした“ころころキャンドル”を灯し、年に1度の特別な夜を演出します。

 「アルテの盆踊り」はどなたでもご参加いただけます。みんなで一緒に踊りましょう。

■日時  2014年8月13日(水) 
       ※雨天の場合、14日(木)
       こども盆踊り 17:30~ 大人盆踊り 18:30~

■場所  アルテピアッツァ美唄 トリフォリオの広場(木造校舎横。上写真の広場)
■お問合せ先  認定NPO法人アルテピアッツァびばい (0126)63-3137

 また、毎週火曜は休館日ですが、8月12日(火)はお盆期間中につき開館しております。

「sapporo55夏祭り」に行ってきました

投稿日 2014-08-03

8月2日 8月2日の土曜日、札幌駅近くで開催された「sapporo55夏祭り」というイベントに行ってきました。今回も、sapporo55夏祭り実行委員会の方からの「札幌でアルテを紹介しませんか?」というお声かけに「ぜひ!」と参加させていただきました。
 夏祭りらしい「射的」や「わたあめ」といった出店の他、札幌のベーグル屋さんや西洋菓子屋さん、オーガニック食品のお店、フラワーショップなど、華やかなお店に交じって、「アルテピアッツァ美唄」も場所を作っていただき、紹介をしてきました。
  「あ!安田侃さんの彫刻があるとこね」「美唄ってどのへんにあるの?」と、興味を持って言葉をかけてくださる方々にリーフレットや写真でアルテをご紹介し、その魅力をPR。アルテピアッツァ美唄の“トートバッグ”や“Tシャツ”も好評でした!「今日はアルテまで行けないから、こっちに来たよ」と訪ねてくださったのはアルテ市民ポポロの方。ありがとうございました。8月2日また、出店者の方からも「行ったことありますよ」「今度行ってみたいです」と声をかけていただいたりと、札幌で広がるアルテの輪を実感し、美唄に戻りました。お立ち寄りくださいましたみなさま、sapporo55夏祭り実行委員会のみなさま、本当にありがとうございました!今度は美唄でお会いしましょう。

ハスカップ摘み

投稿日 2014-07-30

 カフェアルテですっかり定番となった、「ベリージャムソフトクリーム」。ソフトクリームの上に、美唄産の季節のベリーを使った手作りジャムをかけた、夏期限定のデザートです。
 先日、スタッフがジャムに使う美唄特産の「ハスカップ」を摘みに、いつもお世話になっている農家さんの畑にお邪魔しました。「毎日とってあげないと、熟してどんどん落ちちゃうから・・・」と農家さんはてきぱきと実を収穫。私たちスタッフも実をつぶさないように慎重に収穫作業を行いました。丸かったり細長かったり、甘みが強いものや、渋味を感じるもの・・・、ハスカップも種類で色々な味や形があり、「実際に収穫してみることで新たな発見があるんじゃないかしら」という農家さんの言葉に、うなずくばかりでした。
 農家さんの愛情がこもったハスカップを使ったベリージャムソフトクリーム。是非一度ご賞味ください。

夕暮れ時

投稿日 2014-05-25

5月25日 日曜日の今日は天気も良く、アルテピアッツァ美唄には北海道内外からお客さまが訪れていました。「あら、こんなところで(会うなんて)!」「毎年この時期に来ているんですよ」とアルテでばったり知り合いに出会って、会話が弾んでいた方もいらっしゃいました。

 日曜日と言っても、陽が傾く頃には静かな時間が流れます。夕日を浴びながら、1日の終わりを惜しむかのように、ひとりのんびり散歩する方や彫刻に腰掛けながらお話しているご夫婦など…閉館時間を過ぎてから、広場で写真を撮り始めた方も(屋外の彫刻はいつでもご覧いただけます)。
 陽の傾きで、刻々と変わる風景がみられるのもこの時間。これからの時期、夕暮れ時のアルテもおすすめです。

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